A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記503 「ビオトープの場」

2011-05-20 23:11:58 | 書物
タイトル:篠原猛史―ビオトープの場―
発行:美濃加茂市民ミュージアム
発行日:2006年9月
内容:
岐阜県・美濃加茂市民ミュージアムで開催された「篠原猛史―ビオトープの場―」展(2006年9月16日~10月22日)のリーフレット。
1枚(おもに図版) ; 60×42cm(折りたたみ29×21cm)

「ビオトープの場」篠原猛史
「篠原猛史―生命としての二次元」拝戸雅彦(美術史家)
「美術が問いかけるもの」永見隆幸(著述業・音楽家)
図版
作家略歴

頂いた日:2011年5月5日
場所:ギャラリエアンドウ

 東京・ギャラリエアンドウにて開催された「篠原猛史:ヘルシンキの芽」展(2011年5月3日~5月21日)に行った際に、ギャラリーの方より頂いた1冊。どうもありがとうございます。
 岐阜で開催された本展は見れていないが、美術館展示だけにスケールが多きい。とはいえ、毎年5月に開催されるギャラリエアンドウでの個展がスケールが小さいわけではない。作品は小さくとも、内包しているものがとてつもなく大きいのだ。影のようにそこにありながら、気づかないように篠原作品は謎がそばにある。その謎はすぐには解けないが、何年も見つづけていると、その大きさに気づいて愕然とする。気配を消したり、現したりできる篠原作品は、存在のスケールの大きさを感じる。