司会者:では翼様、佐渡経済活性化に繋がる施策のご提案はございますか?
翼氏:現在自衛隊の駐屯地が妙見山の手前にあるが、国仲平野にも大規模な基地を誘致する計画を持っている。さすれば、北朝鮮の脅威に対する本土防衛の拠点になりうるし、自衛隊員が佐渡島内の商業施設に落すお金は莫大な額なので、地域経済の活性化に繋がる。佐渡空港の滑走路を延伸し、ジェット機や自衛隊機の離発着を可能にする、官民共用空港として整備する。更に大型ヘリコプター用のヘリポートも併設する。カーフェリーの欠航時に、このヘリで物資輸送を行えば、欠航時にコンビニから弁当が消えたり、病院への医療物資の供給が途絶えるなどと言う離島ゆえのハンデイから救われる。ジェット機の就航により、佐渡羽田線の開設が可能になるのでアクセスがよくなり、首都圏からの観光客の集客効果が高まる。つまり、自衛隊基地誘致と佐渡空港の整備をセットで行えば一石三鳥である。
観光関連業者:ジェット機や自衛隊機の離発着に伴う騒音が朱鷺の生息環境に悪影響を与えるのではと言う指摘がありますが。
翼氏:それらの騒音が羽茂の山奥まで届くと言うのかね?それに、朱鷺の雛誕生と巣立ち効果で島民の暮らしが豊かになったとでも言えるのかね?もっと現実を直視したまえ。基地を誘致し、佐渡経済が活性化すれば、税収が増え、その結果島民への行政サービスが向上し、生活にゆとりが生まれるだろう。朱鷺の保護も大事だが、それ以上に島民の生活レベルの向上の方がもっと大事だ!文句あるか。
とある佐渡市民:高齢者と少子化対策に関する公約は?
翼氏:75歳以上の高齢者の医療費を無料化します。そんな事をすれば、佐渡病院が老人で溢れ返ってしまうではないかと反論する人がいるだろうが、選挙で勝つためにはこの程度の飴も必要なんだよ。少子化対策としては、中学生以下の子供がいる子育て世帯に、その所得額に関わらず、毎月一万円のときめき共通商品券を配布する。使用期限のある商品券ならば貯蓄には回せないので、地域に必ず金が落ち、地域起こしに繋がる。
市役所関係者:翼様、現在、市長の給与は翼様の半額でしかありませんし、奥様(正確には奥様候補)が冬の佐渡を嫌がっておられるやに聞いておりますが、このハードルは越えられますか?
翼氏:条例を改正して、市長の給与を今の倍にすればいいし、ジェットフォイルとグリーン車使用で、出張名目で、毎週東京へ行かせてやれば奥方になりたがる人も文句は言うまい。
市役所関係者:翼様が市長になられますと、自分の気に入らない部課長達を閑職に追いやり、周りをイエスマン達だけで固めるだけだとの懸念を漏らし、戦々恐々となっている幹部連中がいますが。
翼氏:当たり前だろう!市長がやり易い環境を整備し、強いリーダーシップを発揮してもらわなければいつまでたっても佐渡はよくならんよ。
とある佐渡市民:翼様の公約が実現不可能となった場合はどう言い訳するお積りでしょうか?
翼氏:民主党政権の時と同じように、「その時々の経済状況により、実現不可能なマニフェストもあった。お詫び申し上げる」と言えばいいだけの話さ。
画像は、2012年1月1日の相川やまきのロビーの飾り付けである。なお、この新春放談は架空の笑い話です。真面目に受け取らないようお願い申し上げます。