我輩は凛太郎である/そしてその母紗夢猫(しゃむねこ)である+ワン!

凛太郎♂(18歳)ミニチュアダックスとハク♂(13歳)和犬雑種+その飼い主ニンゲンの皮を被ったネコ婆♀が繰り広げる日常

草抜きの日々到来

2005-04-27 23:57:28 | 里山暮らし
 昨日の夜はストーブをつけていたのに、今日は、一挙に半袖でOK。暖かいと草もよく伸びる。事情があって、2、3日室内の掃除に精を出していたら、泣きたいような庭と畑になっていた。
 最初にご近所に迷惑にならないように、外回りの石垣の草抜きから手をつけた。距離にしたら15メートルくらいだろうか。休みの日、1日かかって、半分しかできなかった。相変わらず、ドクダミとスギナのパラダイス。加えてナズナ、ハコベ、オオイヌノフグリ、ヨモギにノビル、自生のニラ、あとは名を知らぬ草、草、草。
 早くも種をつけている草、穂を出している草、綿毛になった花。ホントに泣きたいようなありさまだ。ただ、ハコベやオオイヌノフグリなんかは、べちゃーっと地に這って、どれだけ生えているのかと思われるが、根元の1ヵ所を切ると、気持ちいいほどあっさりと全部取れる。そんな時は快感。
 庭のスギナもお陽様に照らされていると、それはそれで美しいけど、あまりに生えすぎているのは、やはり哀しい気持ちに誘われる。あれは中途半端に切れると、地面のすぐ上で枝分かれしたように、格好も見た目も悪く、また生えてくるのだ。
 草抜きの最後に、ノビルの根っこを掘りだし、ヨモギの新芽を摘み、今夜は天麩羅にしようと少しルンルン。いただいたコゴミも天麩羅にしようと気分は少し明るくなった。

 のんびりと草抜きをするのは好きなのだが、こうあっちもこっちも草だらけになると、せきたてられるような気持ちになり、ちっとも楽しくない。畑にいたっては、見た目は一面草、その合間からトウの立ったミブナやナバナの黄色い花が咲いているという有様。世話をしていないというのが一目瞭然。3月には、ジャガイモを植える予定地の土を起こし、春分の日にはジャガイモを植えて、見た目は美しかったのだが、ジャガイモの芽が出る前にスギナがいっぱい育ってしまっていた。この景色もああ哀しい。
 大根の種や小松菜などの葉物の種を蒔いたところにもスギナ、スギナ、スギナ。そういえば、去年はタマネギの傍に山ほどスギナが出ていて、タマネギはちいとも大きく育たず、やはり哀しかった。今年はタマネギにはマルチ(黒いビニールで覆い、穴を開けて苗を植える)をして、育ちが良かったのだけど、大半を猿に食われて、こちらも嗚呼哀しい。

 嘆いてばかりはいられない。早く草を一掃して、一息だけつきたい。こちらが終われば、またあちらと冬になるまでは草抜きの毎日が続くのだけど、それはそれで結構好きなんだけど。
 ちょっとだけ一面草の風景を変えたい今日この頃。今日は出勤前の草抜きで、爽やかな汗をかいて、それそれで爽快だったが、畑の草を抜き始めたら、「区の道」と呼ばれる道の草が気になって、そちらを刈ることを初めてしまったものだから、畑の草はまだ少ししか抜けていない。

 しばらくは草抜きの日々になりそうだ。