ここ最近の記事で「取引を止める」とした会社の件とは別で、大きな決断をした事があります。
これも「取引停止」と言えば同じなのですが、正確には「業務提携の停止」になります。
不信、不満ではなく、当店の対応力の限界を感じての判断、決断です。
この会社(以降A社)とは、私が独立した直後からのお付き合いです。
提携は、A社が作る家具を、当店が販売、取付を行うというものです。
A社に来たお客様(一般客)を当店に紹介いただく形なので、家具販売以外に、建具交換やリフォーム工事の受注があった場合、そのまま当店の売上になるという形なので、件数は少ないながらも、顧客単価が高いお客様が多く、営業のやりがいを感じる提携でした。
が、だんだんとA社から紹介されるお客様への対応が、当店の営業の負担になってきました。
というのが、当初は一般客を中心に紹介いただいていたのですが、だんだんと専門業者(ハウスメーカーや設計屋など)の紹介が増えてきた為です。
A社にすれば、販売先は専門業者であっても一般客であっても同じ利益。専門業者のほうが「今後の追加(別現場)もある」と見込めるので、力を入れていきたいところだと思います。
が、当店にすると、一般客の数倍の時間、労力をかけないとならず、それでも100%契約になるワケではありませんので、一生懸命やった結果、全く売り上げにならないという事もありました。
さらに、せっかく紹介いただいたのに契約できない→A社に迷惑を掛けているという心的ストレスも大きくなっていきました。
決定的だったのが、お客様→当店→A社とのやり取りの中で、A社が「そんな細かい質問をされても困る」となった事です。
私としては、お客様の質問をそのままぶつけただけなのですが、A社にすれば「それを解決するのがアナタの仕事でしょ」と答えたワケです。
ご尤もなのですが、「私のせいで契約できない」と考えていた時でしたので、なるべくお客様の質問には丁寧に対応しようと配慮した結果、さらに迷惑、負担をかけてしまったと、かなり考え込みました。
そんな事もあり、悩む時間が増えるにつれ「このまま続けていくと、大きな事故(クレームなど)になる」と考えるようになりました。
振り返ると、提携初期の一般客メインだった時は、商談も短く、契約率が高かったのですが、ここ数年は、契約率も下がり、労働時間との対比を考えると、必ずしも利益が高いと言えない状況になっていました。
初期に儲けが大きかったので「また大きな儲けがあるのでは」と考えていた、パチンコのビギナーズラックで「また儲かる」とハマってしまうのに似ているかもしれません(例えがオカシイですかね)
ただ、家具という部門をA社に依存していましたので、A社と提携を切る=家具の取り扱いを無くすという程、大きな決断になります。
悩みました。
続きます。
これも「取引停止」と言えば同じなのですが、正確には「業務提携の停止」になります。
不信、不満ではなく、当店の対応力の限界を感じての判断、決断です。
この会社(以降A社)とは、私が独立した直後からのお付き合いです。
提携は、A社が作る家具を、当店が販売、取付を行うというものです。
A社に来たお客様(一般客)を当店に紹介いただく形なので、家具販売以外に、建具交換やリフォーム工事の受注があった場合、そのまま当店の売上になるという形なので、件数は少ないながらも、顧客単価が高いお客様が多く、営業のやりがいを感じる提携でした。
が、だんだんとA社から紹介されるお客様への対応が、当店の営業の負担になってきました。
というのが、当初は一般客を中心に紹介いただいていたのですが、だんだんと専門業者(ハウスメーカーや設計屋など)の紹介が増えてきた為です。
A社にすれば、販売先は専門業者であっても一般客であっても同じ利益。専門業者のほうが「今後の追加(別現場)もある」と見込めるので、力を入れていきたいところだと思います。
が、当店にすると、一般客の数倍の時間、労力をかけないとならず、それでも100%契約になるワケではありませんので、一生懸命やった結果、全く売り上げにならないという事もありました。
さらに、せっかく紹介いただいたのに契約できない→A社に迷惑を掛けているという心的ストレスも大きくなっていきました。
決定的だったのが、お客様→当店→A社とのやり取りの中で、A社が「そんな細かい質問をされても困る」となった事です。
私としては、お客様の質問をそのままぶつけただけなのですが、A社にすれば「それを解決するのがアナタの仕事でしょ」と答えたワケです。
ご尤もなのですが、「私のせいで契約できない」と考えていた時でしたので、なるべくお客様の質問には丁寧に対応しようと配慮した結果、さらに迷惑、負担をかけてしまったと、かなり考え込みました。
そんな事もあり、悩む時間が増えるにつれ「このまま続けていくと、大きな事故(クレームなど)になる」と考えるようになりました。
振り返ると、提携初期の一般客メインだった時は、商談も短く、契約率が高かったのですが、ここ数年は、契約率も下がり、労働時間との対比を考えると、必ずしも利益が高いと言えない状況になっていました。
初期に儲けが大きかったので「また大きな儲けがあるのでは」と考えていた、パチンコのビギナーズラックで「また儲かる」とハマってしまうのに似ているかもしれません(例えがオカシイですかね)
ただ、家具という部門をA社に依存していましたので、A社と提携を切る=家具の取り扱いを無くすという程、大きな決断になります。
悩みました。
続きます。