オセンタルカの太陽帝国

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信州がドラゴンパスで
柏崎辺りが聖ファラオの国と思ってます

家康楽市。

2014年04月26日 17時40分06秒 |   神君家康

<2014年3月26日に竣工したばかりの浜松城天守門>

足のケガが完治しました。もうどこも痛くありません。
浜松城公園で2日間にかけて「家康楽市」というのをやるというので見に行ってきました。
今回で第5回目だそうです。



浜松に越してきたばかりのころ「浜松人は誰も歴史に興味が無い」「徳川家康が浜松にいたことすら知らない人の方が多いと思う(みんなどうでも良いと思っている)」と独りでプンプンしていたことを懐かしく思い出します。一体、こんなに「家康、家康」「出世、出世」とばかり言う町になってしまうだなんて、どこの私が予想したでしょうか。昨年の出世大名家康くんの茶番は関心が無かった私ですら背中が痒くなりましたが、まあ、終わってみれば良かった出来事だったと思います。

「浜松産 食のイベント 家康楽市 In 浜松出世城」は「春の陣」と「秋の陣」が行われるそうで、つまり第5回目の今年は3年目だということです。
すべては「浜松福市長 うなぎイヌ」が政変により失脚し、「出世大名家康くん」が出世を果たした2011年以降のブームですよね。家康くんはゆるキャラとしてはけっこう遅出だったイメージがありますけど、ゆるキャラブームってまだ継続してるんですか?







10時ぐらいに会場に着きますとやってましたのが武将隊のショー。
浜松には武将隊がいませんで、この方々は岡崎市の武将隊。「グレート家康公「葵」武将隊」といって、はるばる武将の名産地の岡崎からやってきてくださったそうです。とは言っても肝心のグレート家康公は来ておられませんで、今日いた3人は、左から服部半蔵、酒井忠次、赤い人がわれらが浜松出身の人斬り兵部だとか。まぁ、井伊直政公が来てれば浜松的には万事良い気がしますけど、榊原康政も本多忠勝も岡崎よりも浜松の方でより活躍したのにね、プリプリ、とか思ってましたら、HP見たら井伊直政も酒井忠次も14時に岡崎城の公演に出演することになってる。13時ぐらいまで浜松にいたような気がするんですけど、四天王も大変ね。(※よく見たら、わかりづらいところに3人は浜松にいると書いてありました)
これはどうも、浜松にも自前の武将隊が欲しいですよねえ。井伊直政(※浜松出身者)は必須として、井伊谷三人衆(※浜松出身者ではない)と大沢基胤(※浜松出身者)と飯尾連龍(※浜松出身者)とその妻・椿姫(※フランス人)と叶坊光幡(※浜松出身者ではない)あたりを入れて。(←地味ね)。朝比奈とか小原とかもいいですねえ。



岡崎の井伊直政はかっこいい。



2日目(4/27)の武将隊は、酒井忠次が抜けて、井伊直政、服部半蔵、榊原康政(=右のヒゲ男)の3人が来てくれていました。改めて、武将隊はすごいです。こんなに動きにくそうな衣装なのに、歌って踊って飛び跳ねられる訓練を存分にしていることが見て取れました。更に全員がそれぞれ交代で司会ができる話術も身につけているみたい。おっかけらしき人もたくさんいて、本当に彼らはアイドルなんだなと思った。




面白いと思ったのは、会場に何人も家康公がいたことで、



この人(真ん中の黒い歯朶具足の人)は何かの重鎮らしくて、ずっと会場を威厳を保って歩き続けていた。何の人なんだろ?



「徳川三姫」と一緒に。



浜松ではまだ家康くんは大人気。家康くんふわふわ、おこさま200円。



金陀美鎧の家康公はなんと神谷昌志氏と歴史講座をやっておられた。
神谷昌志という方は浜松歴史界のスーパースター。昭和4年生まれですから今年85歳になられるのですが、話は明晰でとても力強く、つくづく元気だ。わたくし、ほっとして泣きそうになってしまいましたよ。実物を拝見するのは初めてですけど。



最後に『井伊直政誕生物語』という劇(劇団砂喰社)という劇があり、そこに出てきた徳川家康。この役者さんがすごく良かった。声がとっても良い。でもこの役者さんはメインイベントである『三方原合戦』では武田方の指揮官をやってました。かっこよかった。3週間前に行った細江の姫様道中でも井伊直政の劇をやってましたので、同じ劇団の方かと思ったら違った。一つの町で違う劇団がそれぞれ井伊家の物語を語り伝えているとは、とても頼もしいことだと思いました。それぞれの劇団は全然別の語り口と描写でありましたよ。今回の砂喰社は井伊直虎の誕生(1550年頃)から関ヶ原の戦い(1600年)までをわずか40分で描写していて、こんなごちゃごちゃした時代を40分で収めるのは凄い、と思いました。細江の劇では井伊谷三人衆と悪家老の小野但馬守に光を当ててましたが、こっちのそこの部分をバッサリと斬ってました。それも良かったと思います。今川氏真役の役者さんがとても愛らしい方でした。

ゆるキャラと、そんなにゆるくないマスコットキャラクターもいっぱいいました。



一番頑張っていたように見えたのが地元・遠州信用金庫の福理事長・えんちゃん。
おなかにポケットがあるので有袋類かと思われますが、公式サイトを見ても「秘密にしてね」としか書かれていないので謎のキャラクターであります。ただ、サイトのイラストを見る限り(このグルミの見た目からは想像できないんですけど)この子は羊ですね。「なんで浜松に羊?」と思うし有袋類に羊はいないんですけど、ほら、浜松の工業力の源は明治期の繊維業にありましたから、それと関係していると思われます。お腹の袋は遠信の勢力圏の東限が「袋井」であることを示しているのかしら。キャラは本当は蚕の方が良かったんでしょうけど虫はグロいですからね。意外と天竜の方ではジンギスカンも名産ですよ。



浜松と言ったらやっぱり鰻で、丸塚町にあるという「鰻菜詩」の福店長・うなしー。
横のこのお姉様は私がカメラを構えて待機してましたら撮って撮ってと強要してくださった。やたらと知らない他人に対してアグレッシブなのも浜松風であります。



この祭りは「三方ヶ原の合戦を食の文化の上で再現する」ということを掲げておりまして、山梨県のキャラクターもたくさん来ておったのです。甲府のB級グルメ「鳥もつ」のキャラクター、“縁をとりもつ”くん。



山梨名物ほうとうのキャラクターはフーリン(風林)ちゃんとカザーン(火山)ちゃんですって。



御殿場市からは、「富士山樹空の森」のじゅくうちゃんと「御殿場みくりやそば」の“みくりやんがすきー犬”。「ミクリヤンがスキー」とは「シベリアンハスキー」にちなんでいるんですって。ガスキーが手に持っているのは釘を打った棍棒ではなく山芋だそうです。御殿場は世紀末都市なのかと思っちゃいましたよ。どうして浜松と御殿場市が? という点についてはなんか説明してくださっていたんですけど、失念してしまいました。樹空の森というのも聞いたことの無い施設ですけど、3年ぐらい前に誕生した場所だそうで、御殿場の自衛隊が絡んだ公園のようですから、軍事繋がりの話なのかも知れない。「みくりやそば」のPRのために御殿場の役場の方々が有志で来ているのだそうです。大変だ。



これは「ポッカレモン」の忍者キャラ“レモンじゃ”ですね。最近毎晩の私のお供「二階堂の檸檬コーラ割」にポッカレモンは欠かせませんから、レモンじゃには抱きつきたい気分だ。でも、そのとなりにいたこの子は何者なんでしょう? 浜松ってなんかレモンと関係ありましたっけ?





2日間にかけて行われた「ゆるキャラ城落とし合戦」では、出世大名家康くんと公益社団法人やまなし観光推進機構の武田菱丸くんと彦根のひこにゃんが。
この祭りは「食の三方ヶ原合戦」を謳っているので、毎年2回欠かさず武田菱丸君は浜松まで来てくれているそうです。さすが行動力に溢れる武田氏!
祭りは2日間にかけて行われるので「城落とし合戦」も1日目と2日目の2回行われ、今年は第5回のお祭りなので、城落とし合戦は通算第9回戦と第10回戦だったそうです。家康くんと菱丸くんはとても仲が悪く(という設定で)ゆるキャラとしては大先輩であるひこにゃんが仲裁役をつとめるという変な展開。三方ヶ原合戦のとき井伊直政って9歳だったんですけどね。というか、ひこにゃんって井伊直政の息子の井伊直孝がモチーフじゃなかったでしたっけ。

そこに、さらに岐阜市の織田信長キャラの「のぶさま。」と彦根市の「石田三成」(右)と「島左近」が応援にかけつけるという、不思議な不思議な三方原合戦。







「城落とし合戦」というのは浜松でだけ昔から見られる風習で、小学校の運動会で騎馬戦&玉入れのかわりにおこなわれるものだそうです。「浜松で」とはいっても隣市の旧浜北市では見たことも聞いたことも無いものでしたよ。でも、記録では最古の記録は雄踏小学校の昭和15年だそうです。ボールを投げてお城の模型に当て(※中に火薬が仕込んである)相手よりも先にそれを爆発させた方が勝ちなのだそうです。「浜松楽市」では徳川軍と武田軍に分かれて過去8回城落とし合戦をしたのですが、これまで徳川方が1勝7敗なのだそうです。武田軍は圧倒的に強い。で、今回行われた2回戦でも、両日とも武田軍の勝ち(笑)。浜松は累計1勝9敗。なんと、ここまで史実に忠実なお祭りなんですね、岐阜の信長様も満足だと思います。
決して作為的に武田軍が勝つようになっているわけではなく、実は合戦に参加している子供達はみんな浜松の子供たちなので、無邪気に城攻めをしてるんですけど、徳川軍(白軍)の子供たちもちゃんと頑張ってるのに、どうしても武田(赤軍)の方が勝ってしまうというのが、見ていてほほえましいものでした。このまま今後も毎年武田が勝ち続けて欲しい、そう思います。

武田軍の子供たちもみんな「家康くん」の帽子をかぶっているのがなかなか。



歴史的に実際に爆破戦のあった城郭は湖西市の宇津山城攻防戦(1568年)。
三方ヶ原合戦(1573年)は城の取り合いの戦いではありませんでした。それに先立つ宇津山城の戦いの故事こそが三河及び遠州での手筒花火文化の起源の一端を担っていると私は考えています。いづれ闘将浜松市が現・湖西市を倒し(合併して)さらなる出世を果たしたあかつきには、是非とも宇津山戦の爆破の史実を再現してもらいたいものですよね。



「徳川三姫」というのは、お城の近くの貸衣装屋さんが毎回選定しているものだそうです。この着物はとっても高価な物だとのことです。中のモデルさんは近くの芸術系の学校の学生さんだとか。右から、長女・亀姫(母は築山御前)、次女・督姫(母は西郡の局)、三女・振姫(母はお竹の方)ですって。家康には娘が5人いたんですけど、3人しか選ばれないのは、家康の浜松城時代に誕生していたのがこの3人だけだったからだと思われます。というか家康ってすごいです。長女・亀姫は駿府で、次女・督姫は岡崎城で、三女・振姫は浜松城で、四女・松姫は伏見城で、五女・市姫は駿府城で、ちゃんと産み分けている。(市姫が江戸城で生まれていれば完璧だったのに)。亀姫と振姫の姉妹は15歳の年齢差があったそうです。長女亀姫と末妹市姫は47歳差。天下人の娘も大変だ。





三女の振姫のみが浜松ゆかりの姫ってことですね。
でも振姫の母の竹の方は武田家に縁のある女性。(穴山氏の傍系の娘)。神谷昌志氏の御本によりますとお竹の方が家康の側室となる2年前(1580年←天目山の戦いの2年前)に振姫は生誕したそうであります。どうなってるんだ?



お子様に井伊の赤備えを100円で貸し出すコーナーもあり、また大人でも和服で会場を訪れれば各店舗でいろいろと特典が受けられるというイベントもやっていたそうで、全体的にコスプレ祭りのような雰囲気でした。



わたしが子供の頃にこんな祭りが近くであったら、狂喜乱舞して泣いて喜んだでしょうにねえ。(無かった)。さすがにこの歳になると感激も小さくなってしまっているのが悲しいところであります。



武田の菱丸くんはタヌキキャラかと思ったら、甲斐犬をモチーフにしているとのことでした。そりゃそうですよね、狸といったら徳川家康の専売特許ですし信玄公が狸になる理由がありませんものね。



岐阜ののぶさま。は頭の後ろに名札がつけてあって、ご当地キャラ初心者の私に優しかった。実はのぶさま。は犬や猫科のキャラではなくて、「狼」キャラなのだそうです。



武将姿の太鼓隊がいて、この方々はこの祭りの為に結成された浜松の方々で、今回が初お披露目だったそうですが、説明を聞いたら浜松の自衛隊の方々だそうでした。なんだよー、自衛隊は大嫌いだ。(←憲法に違反した存在だから)


こんな説明書きもありました。本当ですか?






さて、「食の祭典」なので、がんばっていろいろと食べて見ましたよ。



まず、憎っくき武田軍が誇るグルメ的万能栄養食、ほうとうから。300円。
う、うまい。私が毎日家で作っている鍋料理と同じ感じがしますが、家の鍋ではカボチャなんて入れはしませんからねえ。家の近くでほうとう麺売ってるところ無いかなー。(捜してないだけで静岡では普通に売ってる気もします)。豚は「甲州信玄豚」という銘柄だそうです。とりもっちゃんはいたのに、甲府名物・鳥もつを売っている店はありませんでした。痛風の私は鳥もつなんて食えないがなー。



われらが浜松を代表する食材といったら「うなぎ」。ロシア料理サモワァールの出店で、「うなぎピロシキ」(500円)を買ってみました。名前の通り、うなぎの入ったピロシキです。(鰻の入ってない普通のピロシキは250円で売られていた)。つまりうなぎ部分だけで250円ってことだ。



食べかけ写真でごめんあそばせ。ピロシキって旨いなぁ~。揚げた皮のところが信じられないくらい旨い。そして、ロシア料理ですらウナギを入れるだけで浜松料理となってしまうのですから、鰻とは偉大な食材です。サモワァールとは浜松駅のすぐ近くにあるお店で、小学生ぐらいのときよく連れて行ってもらった記憶がある。苺ジャムをたっぷり入れるロシア紅茶が大好きでした。大人になってからは一度も行ったことがありませんけど、少なくとも40年以上の歴史のあるお店ってことですよね。懐かしくなって「つぼやきキノコ」(600円)も注文してみました。



おおぅ、これこれ。小学生の頃、これが大好きだったなあ。中にはグラタン状のシチューが入っています。大人になってから(男のやもめなので)シチューやグラタンなんて何十年も食ったことないなあ。これは家庭科が醸す味だ。ほろりと悲しくなりました。これに鰻が入っていたらもっといいですネ。



続いて食べてみましたのが、サゴー浪漫館の「家康公の長寿めし」(400円)



食べ方を説明されずに渡されたのですけど、実は容器は二重になってまして、下の段には熱々のあんかけが入ってる。上の御飯をあんかけの中に投入して食べろ、ということなのかしら。いや「あんかけ」というのは上からかけるから「あんかけ」なのであって、これに逆に何かを入れられる場合はなんていうのかしら。あんかけられ? これが「家康めし」たる由縁は、家康公は常々長寿の秘訣を「麦と味噌」(あるいは具だくさんの味噌汁)だと語っていたからだそうです。麦、、、 五穀米?赤米?に見えますけどこれは麦飯なのでしょうか。味噌が焼き味噌だったらもっと家康っぽかったのになぁ。家康はあんかけは好きだったのかなあ。かけられあんの中には鰯のつみれがごろごろ入ってまして、とても美味しうございました。









続きまして、割烹みその(千歳町)の出店より、浜名湖名物・ふぐの唐揚げ(500円)。
サバフグですって。甘ーい甘酢がたっぷり絡めてあります。タコのげそ揚げもおまけして入れてくれました。ふぐは美味いですね。部位によってとても噛み応えのある箇所がある。3切れぐらい入っていました。



そのあとは、鰻料理店・鰻菜詩の出店から、うなぎコロッケ(150円)と鰻さつま揚げ(2枚100円)と鰻エキス入りスティックパイ(100円)と三色ウナギおにぎり(200円)を。
もう、ウナギと名前が付いていれば何でもいいと思っていますね。

コロッケはどこに鰻が入っているかわからなかった。



スティックはうなぎパイと共通するような風味。



さつま揚げめちゃくちゃおいしい。



このおにぎり(団子)も完成度が高かった。




“浜松新名物”弁天福まんじゅう。
(300円だったのですが、終わり近かったので200円にしてくれました)
実はこれが「食の三方原合戦」において甲斐の宝刀に対する浜松軍の今回の主力だったそうです。
「春野紅茶で煮た遠州夢ポークを、三方原のじゃがいもで包んだご当地グルメ」。
地元の食材ばかりを使った一品ってことですね。
浜名湖の要素がありませんが、どうして名前に「弁天島」が付いているのかといいますと
形が「弁天島の鳥居に沈む夕日を見立てました」
とのことです。
これを作ってるのが弁天島の有名な料理店「太助」であるからでもあります。

まんじゅうはほとんどジャガイモでして、箸で割ると中に豚の角煮が入っています。
うまい。あんの部分がうまい。
ごちそうさま。


・・・さすがにもう食べられません。
(※これらを2日にわたって食べました)
甲州と遠州の料理対決の勝敗がどうやってつけられるのか知りませんが、総じて美味しかった。
つくづく「浜松は食材の可能性に満ちている」と思いました。
似たようなイベントがあったら、ぜひまた行ってみましょう。





そうそう、浜松商工会の展示物がこれでした。
新しく、浜松五社神社(=徳川秀忠の産土神)と浜松八幡宮(=浜松全体の鎮守)の絵馬をスクエアエニックス社の『戦国ixa』の図柄にしたんだそうです(笑)。わざわざ公式の人に頼んで絵馬にしてもらったんですって。なお、ゲームでの徳川家康の図柄はすでに新型第三バージョン(駿府人質時代の家康公)に変更になっておりますよ。この絵馬の家康公は第二バージョン。

商工会では来年の「徳川家康公顕彰四百年祭」に向けて「浜松 闘将・家康プロジェクト~天下取り挑戦伝説~」というのをやっておるそうでして、興味深く見ていましたら商工会の若い人が熱く説明してくれました。曰く、浜松で家康が過ごした苦難の17年間が、その後泰平の300年を生み出したエネルギーの源である。商工会は壮年期の家康の闘気を浜松人にアピールすることで、今後の商工業の発展に繋げるつもりである、と。まるで昔のどこぞの私が考えていたようなことを・・・ こんな若い人がたくさんいるのなら浜松も安泰だ。浜松城天守閣も早く新しいのに建て替えて欲しいですね。

でもこの新型絵馬(ではなくて「出世手形」と書いてある)、1つ戰圓ですって。一般の絵馬に較べて倍ぐらい高い。



関係無いですが、今回のこのお祭りでわたくしの一番の収穫というのが、前からほしくてほしくてたまらなかった『伊豆の頼朝 史蹟と伝説』という本を、近くの古本屋で1000円で見付けたことでありました。この本、静岡県の図書館だったらどこでも置いてありますけど、静岡県田方地区文化財保護審議委員等連絡協議会の編纂で、要は非売の本だったんですよ。なんでこんな店にこんな美本が。この本は昭和54年のものですが、未だに伊豆の頼朝本の中で一番の集大成であります。これは次の伊豆行きがはかどりますぞ。
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