まぁた、クラシック音楽の記事かぃ。見て下さる人もうんざりでしょうけど、私も飽きっぽいんですよね。なんてクラシックばっかり聴いてるんだろう。でも仕方がないです、私はもう外には出かけないので。(暑いし)
ベートーヴェンの爆裂音楽として有名なのがこちら。
30代の時に交響曲『エロイカ』を書いて英雄ナポレオンの精神を称えたのもつかのま、ナポ公の皇帝就任に激怒してその楽譜(の表紙)を破り去り、その後一貫して(?)ベートーヴェンはナポレオンの最大の敵・英国を賛美するような曲を作り続けます。エロイカの10年後の作品がこれ。「欧州で唯一ナポレオンを打ち破れる男」として名を馳せていたウェリントン将軍(ウェリントン公アーサー・ウェルズリー)の勝利を称えた音楽です。もっとも有名なワーテルローの戦いはまだ起こっていませんので、その2年前のスペインのヴィットリアという場所で起こった局地戦での勝利を讃えてるんですよ。