しまったーー。
今日中に可児才蔵を読み終えて感想を書く、と決めていたのに、まだ半分ぐらいです。本を読むのが遅い自分がうらめしい。しかし、急いで先を読み進めるのが惜しい気分も。
可児才蔵の感想を書いたら、しばらくまた更新をお休みしようと思います。
さすがに疲れました。置き去りにした記事も多すぎますし。
フランスのお洒落な作曲家、フランシス・プーランク。
吉松隆の言った「世の中の音楽界の流れに逆行して、ただ美しくて派手で小細工だらけの楽しい音楽を書きたかった」という言葉は、プーランクのようなお茶目な人のためにあるのだと思います。
今日みたいに台風の日に聴くのがいちばんいいんだと思いますよ。
冒頭の一部分だけ、映画『タイタニック』で人々が沈んでいく船と共に海の底へとひきづりこまれていくときの音楽に似ているんですが、続いてすぐキラキラと上昇していく音に包まれるので、沈んでいきながら花火で打ち上げられるような感覚に襲われるんですよ。