読書感想文。

メインは読んだ本の記録です。

「マジシャン」を読んで。

2008-10-23 08:20:43 | 作家さん/ま行
松岡圭祐さんの「マジシャン-完全版」を読了しました。

旧作の記憶は何となくあるのですが、どこが違っているのかは思い出せませんでした(汗)
それにしても今月は彼の作品を読みまくっている気がします。
今作の満足度は65%です。

・・・来週入院するなんて実感がありません。
今年はこれで2回目になりますが、本当につくづく思うのはちゃんとした医療保険に入っておけば良かったなぁ、と。
あまり手厚い保障が付いている保険には入っていないので、病院代がバカになりません・・・。
あーあ、ボーナスは多分病院代で消えちゃいそうです(泣)

それでは、また。

「穂足のチカラ」を読んで。

2008-10-22 08:10:21 | 作家さん/か行
梶尾真治さんの「穂足のチカラ」を読了しました。

冒頭がもろSFっぽかったので、そっち方面かと思ってしまいました。
でもそれほどSF色が強く感じられなかったし、読んでいる最中は幸せな気持ちになれました。
満足度は75%です。

『幸福の握手』、私にも伝わってきてほしいです。

それでは、また。

金銭面の不安。

2008-10-21 23:59:59 | 網膜剥離
本当なら今日は2回目の永久脱毛の日でした。
こんなことになる前に予約をしていたので、もちろんキャンセルです・・・。

今まではお金を好きなように使ってきましたが、今後のことを考えると金銭面が不安です。

後悔しても遅いのですが、ちゃんとした医療保険に入ってなかったのが痛いです。

入院する前に病室の希望などを聞かれ、個室がもちろん理想だったのですが、金銭面で諦めて2人部屋にしてみました。
何日入院することになるのか分からないので、知らない人と過ごす日数のことを考えるとゲンナリします。

「目薬αで殺菌します」を読んで。

2008-10-21 07:59:37 | 作家さん/ま行
森博嗣さんの「目薬αで殺菌します」を読了しました。

いまいちストーリーの世界に入り込めなくて、満足度は65%です。

「信じられるものなんてなかった。なにしろ自分が信じられないのだから、他人を信用するなんてどだい無理な話なのだ。」

「どうして、生きているのか、という疑問に私はしっかりと答えられない。答えられないのに、こうして毎日生きていけるのは、単に人間の躰という生きものが、そういう仕組みにできているとしか思えない。考えなくても生きていけるように、理由がなくても生きていけるように、躰はできている。躰だけは動物や植物と同じなのだ。」

共感できたので記録しておこうと思います。

それでは、また。

「病欠メール」送信で。

2008-10-20 23:59:59 | 網膜剥離
すでに仕事の関係者には長期休暇を取るとメールしていたのですが、それは当初の直腸周囲膿瘍の日程で2週間と連絡していました。

その訂正をしなければいけないし、復帰のメドが全く分からなかったので、多少事情を打ち明けようと思いました。

日程の訂正と、病欠である旨、復帰明けの期日をぼかしてメールしました。

変に同情されたり、病名を突っ込まれたりしたらどうしよう・・・と懸念していましたが、それほどでもなかったのでちょっと安心しました。

昨日は甥っ子の運動会があり、本人からもお誘いがあったのですが、行けませんでした・・・。
肉体・精神両方からの疲労がピークで外に出る気力がなくて・・・。

姉が義兄に私の網膜剥離のことを知らせたそうです。
義兄は心配してくれて、念のためにセカンドオピニオンを受けたらどうか、と。

確かに通院している眼科に不信感がないとは言い切れないのですが、評判が良い病院だというのがあります・・・。
眼科で有名な病院だし、新しい眼科に行くという積極的な気持ちにもなれないのです。

全てが億劫で、「諦め」が全身を支配しているような感じが抜けません。

「カウンセラー」を読んで。

2008-10-20 08:20:17 | 作家さん/ま行
松岡圭祐さんの「カウンセラー-完全版」を読了しました。

ラストは私にはすっきりしませんでしたが、満足度は70%です。

週末は甥っ子から運動会へのお誘いが直々にあったのですが、肉体的・精神的にボロボロで行かれませんでした。
無理してでも行けば、それなりに甥っ子から元気をもらえるとは思ったんですが・・・。

お医者さんからは「眼を使わないようにしても、症状は好転しない」と言われているので、歪む視界でいつもどおりの生活をしています。
ゲームも読書もPCも気晴らしにはならなくて、アルコールを飲みたいところです・・・。

でもアルコールはドクターストップがかかってるし、どうせ一時しのぎにしかならないからなぁ。

最近は夢見も悪くて、寝るのもちょっと苦痛です。

それでは、また。

エイズ検査。

2008-10-19 23:59:59 | 網膜剥離
そう言えば入院前の血液検査で、項目の中にエイズ検査がありました。
エイズ検査が必要なんてビックリしましたが、今まで検査したことなかったので良い機会かも・・・と思い受けてみました。
血液感染してるかもしれないし、その結果が出るまでは微妙に落ち着かない感じです。

先生に日常生活における注意点を聞いたのですが、特にありませんと言われ拍子抜けしました。
眼を使い過ぎないように・・・とか言われるのかと思いましたが、眼を大事にしても酷使したとしても剥がれるときは剥がれます、と。

どうやら『運』らしいです(泣)
『運』ですか・・・、それならゲームしちゃえ!と開き直って、ゲームをしてました。

周囲の人間は眼を休めた方が良いんじゃない?と言いますが、現実逃避でもしなきゃやってられない感じでした。
さすがにDSはディスプレイが小さいのでかなり辛いのですが、TV画面でやるPS2ならフォントも大きいのでさほど苦痛ではなかったし。

ただ読書は辛い感じです・・・。
本を近づけても遠ざけても変視には関係ないので、異常な右目が正常な左目の邪魔をします。
思いついて眼帯で右目を塞いでみたりしたのですが、それはそれで煩わしさを感じたりして上手く行きませんでした。

入院承諾書って・・・。

2008-10-18 23:59:59 | 網膜剥離
ひとまず眼科への入院・手術のメドがたったのは良いのですが、現在かかっている病院からの「入院承諾書」が必要だそうです・・・。

2つの病院に通っているのですが、事前にどちらの先生にも事情を説明していて、網膜剥離について入院することで支障は無い、と口頭でOKをもらっていたのです。
ただ処方されている薬があるので、責任が持てないとのことで「入院承諾書」を各主治医に書いてもらって欲しいと言われました。

1ヶ所は地元の内科なので早速もらいに行くことにしました。
肝臓の薬でゴクミシンを処方してもらっているのですが、書類はすぐ書いてくれて持ち帰ることが出来ました。

問題は直腸周囲膿瘍でかかっている病院です・・・。
この病院は交通の便が悪く、車で1時間以上かかる場所にあります。
平日に行くことは難しいし、書類の作成に日数がかかるであろうことも考慮して、ダメモトで電話をしてみました。

すると代理の者でも大丈夫で、病院の混み具合にもよるが持ち帰ることが出来るかもしれない・・・とのことでした。
そこで事情を知っている姉に頼んで、代理でお願いすることにしました。

姉の半日を奪ってしまうことになりそうですが、こちらも無事に手配することが出来そうで安心しました。

当初は11月7日から直腸周囲膿瘍の入院をすることになっていましたが、こちらも12月以降の仮予約がOKでほっとしました。

「催眠」を読んで。

2008-10-18 08:17:49 | 作家さん/ま行
松岡圭祐さんの「催眠-完全版」を読了しました。

ラストは予想がつかない展開で、満足度は75%です。

リアルに今後のことを考えると、不安と緊張と恐怖で頭痛はするし胃の調子もおかしいです・・・。

思考はカオスのままなのに確認をとらなきゃいけないことが多すぎて、ヒステリーを起こしそうです。

それでは、また。

入院の相談。

2008-10-17 23:59:59 | 網膜剥離
この日もいつもと同じように出社し仕事をしていたのですが、急に眼が見え辛くなったような気がしました。
天気が良くて眩しかったせいなのかもしれませんが、恐くなってしまい早退して病院に行くことにしました。

心配して同行してくれた姉に相談し、やはり直腸の方は小康状態なんだし、網膜剥離を後延ばしにして失明でもしたら・・・と思い直しました。
会社の方へは既に11月に直腸周囲膿瘍の根治手術で2週間の病欠を取ることで根回ししていました。
なので上手いこと病院の都合がつけば、そのスケジュールに合わせて眼科の入院・手術をしてもらうようにお願いをすることにしました。

そこで先生に相談したところ、まず「レーザー光凝固術をしているため、1ヶ月くらい間をあけた方がベター」とのことでした。
網膜に穴が何箇所か開いていたので、そこにレーザーをあてて穴を瘢痕化(はんこんか・・・火傷状態にして穴を固める)させたいのだ、と。

瘢痕化するには1ヶ月くらいかかるので、それまで待つことを勧める・・・と。
瘢痕化する前にいじってしまうと、弱くなっている網膜がその衝撃に耐えられずにもっと剥がれる可能性がある、とのことでした。

網膜剥離のことだけを考えるならば11月半ばまで待てれば問題有りません。
ところが私には直腸の入院・手術との調整もあります・・・。
どちらを先にするにしても、その間は1ヶ月以上開ける必要があるとのことでした。

会社の有休もギリギリになりそうなので、冬休みを病欠にあてるためには11月半ばまで待てそうにありませんでした。
逆算すると10月中に眼科の入院が出来れば業務への支障は最低限で済みそうだったので、先生に無理を承知で意向を伝えました。

するとレーザー光凝固術による瘢痕化は、2~3週間くらいでOKな人もいる。
経過を見ないと何とも言えないが、それならとりあえず入院・手術の予約をとりましょう・・・と。

前回の施術時に月に一度外来で来る専門医の診察予約を取っていたので、その先生のOKが出たらそのまま入院・手術することになりました。
それが10月30日なので、瘢痕化しているかは不安です・・・。

その後は入院する前の手続きや検査をして帰りました。

「東京島」を読んで。

2008-10-17 08:00:09 | 作家さん/か行
桐野夏生さんの「東京島」を読了しました。

無人島がテーマで、満足度は70%です。

私は「自然」が苦手なので、発狂しちゃいそうです。
無菌室に閉じ込められる方がまだマシな気がします。

・・・普段なら現実逃避をさせてくれる読書も、視界が歪むせいか集中できません(泣)
近いうちに眼科に行って外科手術の相談をしてこようと思うのですが・・・。

それでは、また。

網膜剥離の症状。

2008-10-15 23:59:59 | 網膜剥離
レーザー光凝固術の翌日は念のため有休をとり、今後のことを考えていました。

一般的な網膜剥離の場合は早期の治療・手術が必要らしいのですが、私の場合は剥離するタイミングが非常にゆっくりのペースで進んで行くだろう・・・と。
異変を感じたのは9月末でしたが、すでにその前から剥離が始まっていた兆候があるそうで・・・。

通常の網膜剥離の初期症状は視野欠損で、その段階で自覚症状が出るらしいのですが、私の場合は先天性の視野欠損がありました。
生まれつき右目の視野が狭いせいと、利き目が逆の左目だったせいか、視野欠損の症状が出ていたのになかなか気付けませんでした。

気付けたのは視力低下と変視が出たからです。
最初は漠然と視力が落ちたのかなぁ・・・と言う感じでしたが、ふとそれが右目だけなことに気付きました。
何となく左目を閉じて右目だけで物を見てみたら、真っ直ぐなはずの直線の中心が歪んで見えるのです。

さすがに異常に気付き、それで網膜剥離の診断を受けることになるのですが・・・。

先生の診断では網膜の中心にある黄斑部が剥がれているので、変視はそのせいでしょう、と。
変視の他に視力低下も感じているので、眼鏡の度数を上げたらどうかと聞くと、無意味ですね、と。
網膜が剥がれているためなので、眼鏡での矯正が効かない、と。

本格的な外科手術をすることになりそうですが、その手術をしても回復するかは分からないそうです・・・。
先天的な異常が絡んでいるからやってみないと分からないし、手術が成功したとしても普通に見えるようになるには半年くらいみてくれ、と。

・・・実は来月の11月に直腸周囲膿瘍の根治手術の入院・手術予定があるのです。

そのためどちらの入院・手術を優先させるべきなのか悩んでいるのですが、なかなか決められません。

レーザー光凝固術。

2008-10-14 23:59:59 | 網膜剥離
手術への緊張感から気持ちが悪くて吐きそうでしたが、耐えて眼科に行って来ました。

手術とは言っても外来で処置出来るレベルらしいので、大したことはないと言い聞かせつつも恐怖は消えませんでした・・・。

予約時間は13時だったのに前の患者さんの処置が遅れていたため、レーザー室に入ったのは14時近くでした。
普段の精神状態ならまだしも、精神的に落ち着かない状態で1時間近く放置されたので辛かったです。

そしてようやく私の番になり、レーザーを何発打つことになるのか数えようと思いました。
・・・35発までは数えられたのですが、途中で痛みから断念しちゃいました(泣)

ということで真剣には数えられなかったのですが、その後気を取り直して数え直しましたが100発は超えていた感じです。

事前に点眼による麻酔をされていたのか、レーザーを照射される時の痛みは激痛ではありませんでした。
でも鈍痛はあったし、その後もしばらく引きずりました。

今回のレーザー光凝固術では現状維持が目的なので、視力が回復するわけではありません。
それどころか本格的な外科手術を勧められています・・・。

ネットで経験者の話を読めば読むほど恐怖感は増しますが、なかなか踏ん切りがつきません。

痛みに弱い方だし、仕事のことを考えるとどうしたら良いか分からなくなります。

網膜剥離に自然治癒はありえないし、放置すればするほど取り返しがつかなくなる気がするし・・・。

考えがまとまりません。

「千里眼」を読んで。

2008-10-14 08:01:18 | 作家さん/ま行
松岡圭祐さんの「千里眼-クラシックシリーズ1」を読了しました。

旧作を読んだのがかなり前なので、純粋に楽しめると良いなと思いながら読みました。
あらすじを把握していたので驚きはあまりありませんでしたが、満足度は75%です。

それにしても片目があまり見えないせいか、平衡感覚がちょっと狂って気分が悪いです・・・(泣)

今日は「レーザー光凝固術」をやる予定です・・・。
眼にレーザーを照射するのってどんな感じなんだろう。
痛さはないらしいのですが、不安感から気持ちが悪いです・・・。

それでは、また。