びわますのこけら寿司
びわますのなれずしを、こけら寿司と呼んでいる。冬場の正月や祝い事に使い、本漬けは10~3月までに漬ける(温度を15℃以下に保つ)。
① びわます10kgの鱗・えら・内臓を取り除き、洗い、三枚におろし皮を取る。卵は別に取り置く。
② 樽の底に塩を敷き、①の切り身を並べ、塩をかけ、何層にも交互に漬けこむ、最後に取り置いた卵を置き、重石をして2~6ケ月漬けこむ。塩は全体で5kg。)
③ ②の漬けこんだ魚を水洗いして、水気を取り、厚さ4~5mm位のこけら状に切る。
④ ご飯6升と麹800mℓを混ぜ、一部を樽の底に敷き、③の魚の切り身を敷き、ご飯を乗せ・針生姜150g位・②の卵・実山椒(冷凍保存品)等をちらし、この様に交互に敷きつめ、上にはご飯を敷き重石をして、水が上がれば、時々上水を綺麗な水と変える。40日ほどすれば出来上がり。
*漬けこむ時は焼酎で手を洗う。
*塩漬け期間・・・・・・2~6カ月間 卵の多く含む物を選ぶ。
*本漬けの時期・・・・・・・・・・・10月下旬~3月(漬けこむ温度は15℃以下)。
*食べられる時期・・・・漬け込みから40日位。
漬けこみが終われば発酵がそれ以上進まないように、ご飯で包んで冷凍保存。
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