ニワトリを殺すな

　ケビン・D・ワンという米国のコンサルタント会社に勤める筆者が書いたこの本の内容には、共鳴するところが多くありました。
　特に、ベンチャー企業の社長が銀行から出向してきた主人公に話した次の言葉が的を得ていると思いました。
「商品というものは、正直なものだ。人間は嘘をつくことができても、商品にはすべてあらわれてしまうんだよ。そして、言い訳もしないんだよ。いいかい、会社にとっては、その会社のあつかう商品のひとつひとつがその会社の全てになるんだよ。それによって世間様の評価を受けることになるんだ。いざというときには、誇大な宣伝も、言い訳めいた謝罪も、何の助けにもなりゃしない。うまくいったと思っていても結局はばれてしまう。」
　商品を成績（レースの結果）、会社をランナーと読み替えても通じる内容だと思います。
　今日も夕方１０kmを軽く走り、今月の走行距離を２1４kmに伸ばしました。