ロイス ジャズ タンノイ

タンノイによるホイジンガ的ジャズの考察でございます。

モーツアルト K.626

2007年06月11日 | 巡礼者の記帳
40年前の学友の訪問があった。
記憶によればチョーまじめな男であったので、国税庁に就職するとの風の便りに、同じ東京に暮らすのはちょっと..と思ったネと当人を前に言ったら、優しい眼で紳士は笑った。
彼に一度、N響のコンサートに招待されたことがあった。
夜勤明けをおして行ってみたら、一番前の中央の席である。
たまらず演奏の最中コックリした。
気が付くと、眼の前のバイオリニストの女性と視線が合った。
演奏陣の一角がザワついていた。申しわけない。
そのてんタンノイのまえでの居眠りは心安い。
紳士はタンノイの鳴らすレクイエムに感心して「今のキミがあるのは、ボクの影響だ、ということにしておいて」と、言った。
あれからも変わらず音楽を楽しまれているそうである。


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