ケネデイの名古屋移籍

ターゲットマンとしてケネデイが名古屋に移籍してきた。ダヴィの個人技に頼った攻撃だけの名古屋にとって攻撃の幅が広がるのかどうか見ものである。

ケネデイはオーストラリア代表としては日本で有名になっているが、所属クラブではいまいち活躍できていない。名古屋がなんと９番目のクラブとなる。１９９９年からキャリアをスタートし、今年で２７才。この１０年で１－２年の周期で移籍を繰り返したわけだ。

ケネデイがいたブンデスリーグでは１９０ｃｍくらいの選手はざらにいるし、DFも屈強である。それほど器用に動くタイプではないので、ポストプレーだけでは勝負にならなかったのだろう。

Jリーグではポストプレーがこなせればそこそこ活躍できるだろう。特に両サイドからのクロスをケネデイの頭に合わせるという単純な攻撃を特化すれば、かなり脅威になるはずだ。

そのこぼれ玉をダヴィと玉田が拾えばさらによし。名古屋の両サイドは守備に難があるが、攻撃的といえば攻撃的なので、面白いかも知れない。

ケネデイの加入が成功すれば名古屋の快進撃があるかも知れない。