香川の評価はこれから

香川がドルトムントで順調な滑り出しをしている。しかし公式戦と呼べるのはドイツカップと昨日のヨーロッパリーグのプレーオフだけだ。えてしてカップ戦とELの最初のころは相手が弱い。

特に昨日のELの試合は相手のGKがあまりにもへぼかった。完全なるミスマッチ。しかしどんなに相手が弱くても試合に出してもらえて、かつ活躍することが重要であることは当然。今後リーグ戦が始まり、強い相手でも活躍できるかどうか、常に先発できるかどうかだ。

しかし香川には失礼だが、ブンデスの中位クラブであるドルトムントで香川が最高のスタートをできるとは予想外だった。フルシーズンを通じて香川がトップフォームでいられるかどうかも大切だ。

日本の若手がブンデスのビッグクラブではない、中位から下位のクラブでスタメンで活躍できるようであれば、Jリーグの活性化にもなるし、Jリーグで活躍できる選手はブンデスでも通用するということになる。

２０代前半で３－４年プレーするだけでもいいと思うし、その後日本に戻り、Jリーグのレベルアップにつながるのではないか。しかしドイツ人がすぐに日本人選手を寿司に形容するのはいただけない。