サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

一家惨殺

2009-07-25 11:21:00 | Weblog
1週間ほど前にシドニーの郊外にて40代の両親、12才と9才の息子、親戚の大人の計5人が夜中に自宅で惨殺されるという事件が起こった。一家は1990年代後半に来た中国からの移民で、新聞や雑貨などを販売する小売店を経営していた。

子供まで殺されるという残忍さにオーストラリア中が震撼している。この家族の中で一人だけ15才の長女が生き残った。長女は旅行でニューカレドニアに滞在中だった。

さて残忍さもともかくとして、筆者をさらに震撼させたのはこの事件が発生した場所が筆者の自宅からせいぜい5KMしか離れておらず、車でせいぜい10分くらいにあるご近所だからだった。この家族の3人の通学する学校もよく知っており、中国系移民の一家で平凡な小売店主がどうして殺されたのか、しかも子供まで含めての惨殺。世田谷区の一家惨殺事件にも似ている。

警察の捜査は目撃証言もなく、初動捜査はうまくいっていない。ランダムな犯罪というよりも怨恨説が強いがそれでも12才と9才の子供まで殺すだろうか。

自分の周辺でこのような恐ろしい事件が発生するなんて本当に世の中怖い。

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