やはりココアは役立たずだ

デイリースポーツ　2020年　8/15(土) 17:20配信　によると、吉本興業は１５日、ココリコ・遠藤章造（４９）と、お笑いタレント・じゃぴょん桑折（４７）が新型コロナウイルスに感染したと公表した。吉本関係者によると、１３日に感染が判明した極楽とんぼ・山本圭壱（５２）と、１４日に判明した品川庄司・庄司智春（４４）を合わせた計４人は、今月８日にユーチューブでライブ配信を行っていた。当該動画は現在削除されている。

とのことです。このユーチューブ・ライブの様子はテレビで放送されましたが、それによるとマスク無し、飲食ありという状態で、ここで感染したと推定されます。しかし最初に症状が出たのは山本圭壱さんの8月11日で、ライブは8日です。これでいうと感染した3人とも、濃厚接触者に当たらないことになるそうです。濃厚接触者は発症の2日前から隔離されるまでの間に、適切な感染予防措置 (マスクなど) なしで1m以内・15分以上の接触をした人です。8日は3日前ですから、対象外です。

これで行くと、みんなが厚労省のココア・アプリをセットしていても、山本さんが感染をしっかり入力しても、警告は届きません。ココアの警告は濃厚接触の基準にセットされているからです。ココア・アプリが役に立たないことをまさに証明した事例です。基準が厳しすぎて実用的ではありません。警告が多く出ると対応が大変だ、ということなのでしょうか。再検討が必要です。