配信 によると、17日に実施される内閣と自民党による故中曽根康弘元首相の合同葬に合わせ、文部科学省が全国の国立大などに、弔旗の掲揚や黙とうをして弔意を表明するよう求める通知を出したことが14日、分かった。13日付。政府は2日、合同葬当日に各府省が弔旗を掲揚するとともに、午後2時10分に黙とうすることを閣議了解。同様の方法で哀悼の意を表するよう関係機関に協力を要望することも決めた。
とのことです。
ジャーナリスト石渡嶺司 氏によると、1988年には故三木武夫元首相の衆院・内閣合同葬の日、弔旗掲揚と黙とうなど弔意を表すよう求める通知を文部省が事務次官名で出しています。1995年の故福田赳夫元首相、2000年の小渕恵三前首相（どち...もっと見るらも内閣・自民党合同葬）について、弔意表明は葬儀の趣旨に沿って取り計らうよう、やはり通知を出しています（1995年は文部事務次官通知、2000年は官房長官通知）。今回の中曽根康弘元首相の合同葬についても、過去の前例を踏襲したにすぎません。
というのですが、これこそ悪しき前例というべきです。そもそも国費が過去最多の9600万円も使われることが気に入らない。国民がコロナで苦しんでいるときに、大金を使って葬儀？？ 倣うなら竹下元総理に倣えばよい。それに自民党との合同葬という事も良くない。国民皆が追悼するためには自民党は余計です。それどころか、学校にまで弔意を要求するのではまるであべこべ。
殉葬をやめさせた『日本書紀』垂仁天皇紀の記事は史実かどうか疑問もあるが、事実として殉葬は無くなった。悪例は止めればよい。簡素にすればよい。誰の迷惑にもならず、国費は節減できる。こんな簡単なことがなぜできないか？ 不思議ですね。
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