怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

台湾人とトルコ料理のビュレックを半分にして食べる。

2018年05月04日 | ドイツ生活の外国
台湾人友人の一人とトルコ食堂に行った。
その店のおじさんと仲良しの台湾人彼女だ。(っていうか、街中の彼女と同じ位の年代の男性と知り合いのような印象)
ビュレックをひとつ、紅茶をひとつ頼んだ。
実を言うと、私たち二人とも充分飲み食いした後だったんだ。

ビュレックというと、確かセルビア人友人宅でごちそうになった記憶がある。
トルコのさまざまな文化は、かつて支配していた地域に広がっていることを思い知らされる物事のひとつだ。
割ってみるとこのように。

この店の品は全部奥さんが作るのだそうだ。奥さん、毎日何時間働いているのだろう!
大変だよな。義両親と同居とどちらが大変か、と妙な比較をしてしまった。

さて、この店の主の男性は料理について話し始めた。
「この店の料理はほとんど妻が作っているので詳しいことはわからない」
とはいえ、尋ねると、ピザとビュレックと、その他の生地の違いを説明してくれた。
「トルコ料理は油分を多く使うからね。中国料理や日本料理はそうでもないだろう」
と、私たち二人を気遣っているのか、そんなテーマに。
「日本料理はほとんど油を使わないらしいではないか。とても健康によい」
ここで接するトルコ人たちはほとんど日本のことなど興味のない人ばかりだ。
トルコは親日であるということは本当らしいが、その親日のトルコ人はドイツにはいない様子。
そんな経験を多くしているので、このおじさんのちょいとでも日本についての知識があることに感激してしまった。

おしゃべり好きなこの台湾人にちょいと嫌気がさすこともあるのだけれど、こうして、わたし一人だったら絶対にしゃべらない人物と話すことができることに感謝することにした。

うん、台湾人を通じてトルコの親日を知ったと。
どちらも親日国ね。