怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

引き寄せたもの

2016年06月22日 | 何カテゴリーにしようかぁ
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今年の帰省時、楽器屋の楽譜売り場で悩んだ。
一冊の楽譜を買って持ってドイツへ行くべきかどうか。ドイツを出発するときは買う気満々だったのに、実物をみたらその気が薄れてしまったんだ。
まず、価格。確か2000円近かったと思う。日本の物価の上がり方は激しい。
もう一点は、期待していたほど印刷の質が良くなかったんだ。(日本の出版社のものだ)何度も再販するとそうなるのだろうか。にじんだようになっていて気に入らなかった。
もっと深刻な問題は、その一冊の楽譜でさえ、スーツケースの場所と重量を取るものだということだった。
そういうわけで、泣く泣く諦めた。別にピアノを習っているわけでもなく「ちょいと欲しいな」と思っただけだし。いや、そうしたちょっとしたものが、娯楽の少ないドイツ生活には大切なんだけれど!

それから一ヶ月を過ぎた先日、訪問先のハンガリー人にいただいたもの。
彼女が何気に出してきたとき、私の表情が変わったのを彼女は見落とさなかったのだろう。
私が尋ねる前に「必要なら、差し上げます」と言ってくれた。
『まさにその品』ではない。ハンガリーで出版されたものだし。でも、印刷されている曲は欲しかったものだし、紙質も印刷の質も非常によい。
家で、しげしげと眺めて喜びを味わっている。楽譜そのものではなく、欲しいと思っていたものがこういったいきさつで手に入ったことに対してだ。
願望に対して、ちょいと気分を引いてみるのも効果的なのかもしれない。

では、最近諦めている別居は近々現実になる、という論理だぞっ、うほっ、楽しみだぞっ






きのこ収穫

2016年06月22日 | カテゴリー分けするのに飽き
義父に呼ばれて庭に出た。

これで三回目の収穫だそう。自然の状態のきのこって、ちょっと不気味な感じ。スーパーなどではそんな風に思わないのに。
 
日光のよく当たる芝生に生えるものと、このように樹木の根元を好む種類がウチにはあるのだそう。
 
丁寧にナイフで切り取り、台所で細かく処理して冷凍保存する。

自宅で食べ物が収穫できる楽しさをだんだんわかってきた私。

と、書いてみたものの、この野いちごにはあまり喜ばなくなった。
 
数年前までは喜んで食べまくっていたのにねぇ。義両親たちが「ほら、りす、野いちご食べなさい」と自分たちは全然興味を示さない気持ちがわかるようになってきた。野いちごの収穫はどういうわけかつまらないんだ!