怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ドイツ人に日本食を広める方法

2016年06月17日 | ドイツ生活の外国
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これ、日本のアニメや漫画が好きな若者向けの料理本。

表紙の写真が、もう、怪しさいっぱいの天ぷらだもの、期待はできないのを承知で覗いてみた。
「MANGA」とあるので、漫画で作りかたを解説しているのかと思ったら、極普通の文字だけの解説だった。
こちらのレシピは日本のように、作る過程それぞれを写真入で解説しているものは少ない。
期待していたとおり(!)変なレシピもあった。
「甘い寿司」だ。
米を牛乳と砂糖で炊飯。小麦粉、牛乳、たまご、砂糖、ココアを混ぜて薄焼き卵のように焼き、その上に牛乳飯を載せ、細く切ったバナナを具にして巻く。
友人二名に「いつか、甘い味の寿司を作りましょう」と誘われて避け続けていたが、日本人以外のほとんどの人々が甘い寿司が普通に普及するのを望んでいるのかもしれない。
それはすでに寿司と呼べないものなのだけれど!

本の内容を撮影して公開するわけにいかないので、裏表紙だけ。



気遣い無用ドイツ生活

2016年06月17日 | 分けるの面倒になってきた
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先日火曜日、夫が私に言った。
「今週末にまた航空ショーがあります。りすのスペイン人友だちにチケットをもらってくれませんか?」
四年前に、その会社の「家族公開日」に行ったことをブログ記事にしている。「夫孝行」
あの時は彼女のほうから「私の勤務先でこうした催し物があります。一緒に行きませんか」と私を誘ったものだ。
今回は、私から頼まなくてはならないのだが、かなり躊躇した。なぜなら、数ヶ月前に彼女から日本での買い物を頼まれて、断ったからだ! 2016年5月2日記事 
断った時点では全く問題を感じなかった。まさか、こういう展開になるとは想像が及ばなかったもの。
夫に彼女とのこういういきさつを説明して頼めないことを言うと「あ、では、いらないです」と、全身をがっかりオーラで満ち溢れさせていた。家族の一員として、なんとかそのオーラを取り除かなければいけない。スペイン人に嫌われるのを覚悟で、メッセージを送ってみた。
「今週末の催し物のチケットをいただけないですか?」
しばらくして返ってきた返事は「一人分ならあるけれど、二人で行くんでしょ?少し待ってね、手配してみるから!」
と、見事にあっさりと承諾してくれた。
ああ、私が24時間思い悩んだのは何だったのだろう!

彼女の帰宅を待って家に受取りに行った。これがチケット。腕に巻きつけておくんだ。

ペラペラの紙だ。描かれているのはみんなが大好きなユーロファイターかしら??


夫が狂喜しているのは書くまでも無い。

先週末に行われた空軍の航空ショーに続き、再び近隣の街で同じような催し物が行われるのはどういうわけなのだろう?
ドイツの航空産業、いや、軍用機産業好調でウハウハ??
このショーを見る男児(うん、女児も)がパイロットや設計、技術関係の仕事を夢見るようになるのは簡単だ。