怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ある午後の食べ物

2015年06月24日 | 交友関係
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在独4ヶ月で難民申請中の男性が目の前でインジェラを食べていた。知り合って一週間、大して親しくもない私に一皿に盛られた食べ物を勧めるのだから、おそらく母国ではそうした習慣なのだろう。手前の黄色とオレンジ色をしているレンズ豆の煮物は塩味。他の二種は辛く味付けされていた。彼は「辛いほうがおいしい」とどんどんそちらを食べ、自分の気に入らないほうはほとんど残していた。それを私に食べろってことだったのか?残ったレンズ豆はゴミになったのだろうな。外国の援助が入るような国々は、食べ物や物資を平気で捨てる人が多い印象だ。年齢が若くなるとその傾向は特に顕著になる。

夕方からは女性たちの持ち寄り集会だった。
手作り、買った菓子、買ったパンに自分でバターを塗ったもの、など。

余った食べ物は持参した本人が持ち帰る。こちらで時々経験するのだが、訪問した先に持参した手作りケーキなども、余った場合持って帰ることがある。不思議な習慣だと思ったものだ。
友人の子5歳。
数字や文字を書いて楽しんでいた。集まりの常連年金生活女性に「この筆記具はここの施設の所有物でなく、個人のものだから使ってはいけない」と私が言われた。この子のお母さん(ドイツ人)はあまり子供に対して厳しくないことを知っているから私に言ったのか?さっそく、私は彼に「私の紙とペンで遊びなさい」とその場から引き離した。
いまだにどこに行っても人々のやること、言うことにどきどきする日々なんだ。