怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

イチゴ100パーセントジャム

2015年06月19日 | おいしいもの
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晴れた夏の日々は大忙しだ。義父は家の修繕、いや義母も。木々の剪定作業も同時進行。

矢印の茂みには鳥の巣があるんだ。台所の窓から親鳥がえさを持ってくる様子を観察している私たち。
完全に巣立つまでこんな仕事は後回しにしてやったらいいのにねぇ。
私が撮影したあと、何気に振り向くと、親鳥らしきそいつがピピピッと警戒に満ちた叫びを挙げて飛んで行ったぞ。
 
山のようにできる葉っぱゴミは回収を待つことなく、自家用車で専用のゴミ捨て場に運び込む。同じように庭仕事に勤しんでいるおじさん・おばさんがたくさん来ている。(20歳代位の若い世代を見ることはまれ、まぁ、平日だし)
「将来は軽トラックが必要だな」とふと考えて、自分の思考に唖然とした。ここは日本じゃあないし、私と夫がこの作業をやってのけることができるかさえ疑問だっ

さらに同時にイチゴの収穫作業。この日の収穫は私のリクエストに答えて、義母はイチゴだけのジャムを作ることにした。
 
いつも義母はイチゴと他の果実やベリー類を混ぜてジャムにする。イチゴだけだと甘すぎることとジャムの粘力がなくゆるいものが出来上がるからだそうだ。
洗ってゴミやへたを取り(これらが混ざると保存力が落ちるそう)イチゴを潰す。
 
三キロのイチゴに三キロのペクチン入り砂糖を混ぜ、数時間放置したあと沸騰させて4分。

 
なるほど、仕上がった全イチゴジャムはパンに塗るには少し緩い。甘さは・・・義母の甘いお菓子に長く馴染んでいるのですでに何が甘くてそうじゃあないのかわからなくなっている私の舌。とほほ・・・私の要望に応じて作られたジャムだ。私が一生懸命に食べることを期待されているだろう、ぎゃー。
この日の昼食は「カイザーシュマルン」。パンケーキを焼く途中にぐちゃぐちゃに混ぜてしまうもの、と解説する。

これは野いちご。普段、見向きもされず、私がときどき庭に出て両手でもいで直接口に入れている。リスになった気分になれるんだぁ。