飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

チームのために3

2006年09月06日 23時33分11秒 | 授業論
チームスピリットを態度で示すとはどういうことか。

一つめは、ミスや失敗したときに、顔を伏せない。
常にルックアップである。
通常失敗すると落胆し、次の行動を起こそうとしない。
愚かなミスをした上に、そのミスを取り戻そうとしない怠け者のミスを繰り返すのである。
二重のミスを普通、人間はおかす。
行動とは常にミスをおかすものである。
ミスは、行動したことの証しでもある。
意味ある行動をした代償なのだ。
問題は、ミスを取り戻す努力をすることと、ミスを最大限に抑えることである。

二つめは、チームメイトを励まし続けること。
リーダーは時に意図的に叱ることもある。
しかし、チームメイトはミスした選手を励まし、次のプレーへつなげるような気持ちの切り替えをさせるような声かけが必要だ。

三つめは、自分がうまくいったとき、仲間に感謝の気持ちをきちんと伝えること。
どんなに活躍する選手でも、感謝の気持ちを忘れたら誰も仲間とは認めない。
それはチームを第一に考えていないことにもなるからだ。
自分が良いプレーができたのは多くの仲間の励ましや助けがあったからである。
そのことは一流であればあるほど痛感する事実である。

運動会の練習も来週1週間が勝負である。
子どもたちのモチベーションをあげ、保ち続けることはリーダーの役割である。

(saitani)


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