飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

チームのために2

2006年09月04日 00時39分01秒 | バスケットボール
子どもたちにチームとは何か、学級とは何かを話す。
それは集団が同じ価値観をもり、同一の方向性をもつためには不可欠なことだ。

TEAMにはIという文字は存在しない。
極論かもしれないがチームに私は存在しない。
あるのは我々だ。

よくチームワークと言うが、具体的にどんな意味をもつのか。
チームワークを二つに分けて考える。
チームとは、自己犠牲の上に成り立っている。
ただし、この自己犠牲はただ単に自我を押し込め、我慢するという意味だけではない。
自分のもてる力を最大限発揮し、チームのために、全体のためにベストを尽くす。
その結果がチームの勝利、チームの成長につながるという自己犠牲だ。
ある場面においては、シュートを選択するよりもパスの方を多く選択しなければならないこともある。
また、ある時は恐怖心に打ち克ち、前進しなければならないこともある。

ワークとは、誠心誠意みんなのために働くと言うことである。
リレーの選手のように目立つところで活躍する選手ばかりではない。
裏方で、声を出しみんなを励ます選手。
練習道具を準備する選手。
練習で汚れた場所をきちんと片付ける選手。
どれも大切な役割である。
一生懸命働くと言うことは、仲間によい影響を与える。
チームを前向きにするのである。
堅いチームスピリットは強い集団の不可欠の要素である。

では、このチームのために、チームスピリットをもって戦っている状態とはどういう態度を言うのだろう。

(saitani)
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