飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

大きく成長できる教師とは

2024年04月14日 05時09分57秒 | 教師論
基本的に成長できる教師とはどんな教師だろう。
単純なことだが、小さなことが積み重ねられる教師が伸びていくことができる。
小さな事とは、誰もが分かっている当たり前のことだ。
この当たり前を頑張る、それが成長の秘訣なのだと思う。
こんなことが大事なのではないだろうか。

1 自分の頭で考える
・自分の考えをもつ
・多くの知識は役にたつが、そこから自分らしさを見つけること大事
・ハウツー本と言われるものが本屋にはならんでいる。
・ハウツー本は良い面もたくさんある。
・優れた先行実践を追試して、うまくいったときなぜうまくいったのかを自分の頭で考える
・追試をかたっぱしからする これも大事
・時には本や資料を閉じて自分でまず考えることも大事

2 臆病にならずに挑戦する
・人間が所詮失敗からしか学べないと考える
・失敗するということは危機管理能力が高まる
・大きな挑戦ではなく、ちょっとした工夫程度でもよい
・引き出しがふえる
・コンフォートゾーンから抜け出す

3 自ら助言をつかみに行く
・先輩教師に自ら聞きに行く
・自分の実感では10%程度しか自ら質問する教師はいない
・実践ノートをみせてもらう
・教材研究ノートを見せてもらう
・先輩先生の助言は、その先生の知識と労力、お金、時間をつかって得た叡智なので感謝の気持ちを忘れない
・有効な助言は、本10冊分に相当する
・基本待ちの教師に成長はない

4 進んで厳しい環境に飛び込む
・研究会に参加する
・指定研究校に赴任する
・教育サークルに参加する
・アクティブな活動は運も引き寄せる

5 批判で燃える
・出る杭は打たれる これが成長のきっかけとなる
・仲間の授業をみたときに基本的に褒めあわない
・批判で落ち込まない
・気持ちが落ちたところから、さらに飛躍する
・落ち込むんじゃなく、悩むことが大事
・批判をエネルギーにする

saitani
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