私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ウンカ4種まとめて

2021-09-15 17:06:47 | セミ・ヨコバイ・ウンカなどの仲間
2021年9月15日(水)

キボシマルウンカ 5mmほど

20210915

数日おきの山道散歩、今日もクヌギやコナラを観察しながらだったんだけど
さすがに雨が続いてたせいか、なんちゃおらん!

と、コナラの下の笹の葉に2匹、コイツがいて・・・
「テントウムシ? ハムシ? きれいじゃね~」と、かみさん。


「うんにゃ! コイツはマルウンカの仲間っぽいなっ!」と、私。


釣りやイベント参加なんかをほぼ中断して1年半、だてに『生き物探し散歩』を重ねてたわけじゃないんぞ。
帰宅後、調べて大当たり!

キボシマルウンカと判明!
ただし、まだコイツの人生(虫生)についてはほとんど知らない。


マルウンカ 6mmほど

20210506

最初みつけたのは5月。
そんときは「どっひゃ~っ! トンボの頭が落ちとるわっ!」だったのである。
しかも、ピョ~ンと跳ねる。
「わっちゃ~っ! 頭が跳ねた~っ!」みたいな低レベルな感覚だった。

どうだ? 少しは成長したろ?
んでもって、体色変異もいろいろだとわかった。

20210519


20210528


ミドリグンバイウンカ 6mmほど

20210809

台風明けの強風が収まる頃、桜の幹に何匹もしがみついてた。


まさに、命がけで風雨を凌いでたんやろなあ・・・


シマウンカ 3mmほど

20210913

一昨日のゴミ捨て散歩の帰り道、電柱横のマツヨイグサ系?の葉に・・・


『ウンカ』というと、昨年は田んぼの被害がすごかった。
たしか、トビイロウンカの大量発生だっただろうか?

だから、ついつい『ウンカ=作物の被害』とイメージしてしまいがちだけど・・・
ウンカの仲間もいろいろおるんやなあ。

てなことで、本日閉店!
そう!
『シマウンカ』にて「仕舞うんか~!」
コメント (4)
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キベリクビボソハムシ黄色型かなあ?:新ハムシリーズ第17弾

2021-09-14 17:31:30 | ハムシの仲間
2021年9月14日(火)

キベリクビボソハムシ黄色型かなあ? 4mmほど

20210823

近くのため池周りを散歩中、黄色い虫が数匹プンプン飛んで・・・

葉にとまった1匹をとりあえず撮影して・・・


いつもポケットに入れてる生ごみ水切りネットでそっと掴まえてからの撮影


どうみてもクビボソハムシの仲間だよね~。


あかん! 飛ぼうとするわ!


初物のハムシかも?
と、帰宅してからずっと調べても、あてはまるハムシはいない。

「ひょっとしたら上翅の色彩変異かも?」と、頭を少しやわらかくして・・・
「お~っ! キベリクビボソハムシかもしれんぞっ!」と・・・

去年撮影したヤツ(上翅大きな2紋・脚下部黒タイプ)とか


今春撮影したヤツ(上翅大きな2紋・脚黄色タイプ)とか

20210528

ネット上で、上翅4紋タイプとかチェックしてたら
『上翅全体黄色タイプ』もおることがわかった!

ならば、『キベリクビボソハムシ黄色型』ということにしておこうか。

『幸せの黄色いハムシ』
幸せをはこんできてくれるにちがいない!
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『ギュッと!四国』俳句道場 兼題【栗】:9月の俳句結果①

2021-09-13 17:02:36 | 俳句
2021年9月13日(月)

NHK松山放送局のローカル番組「ギュッと四国」
その中に「夏井いつきの俳句道場」というコーナーが月に1回。
夏井さんが、落選・佳作・秀作・特選に選句してくれる。

もちろん無料、全国津々浦々から誰でもPCやスマホから投句は簡単。
結果もその日にネット上でみれる。

今回、なぜか8月分の番組がないまま、2ヶ月分同じ兼題【栗】
番組と選句結果は、9/11(土)に発表。

2ヶ月分だから投句人数も投句数(制限なし)も増えてるに違いない。
投句を始めて4回目、過去3回とも「佳作」だからね、落選の確率は高いぞおっ!
ま、凡人だもん、素人だもん! 楽しめればいいのだ!

投句したのはこの1句
栗の毬触らぬように触れる嘘
くりのいが さわらぬように ふれるうそ

20210823(写真はヘボかろうといつも自前!)

政治家の会見をみて苛立ちつつ風呂へ入り、浮かんだ句。
『栗』と『嘘」の取り合わせというやつなのかな?

句意は、友人・職場・家族などの関係や世相など、それぞれ好きに思い浮かべてくだされば・・・
いわゆる「読み手にまかせる」と、夏井いつきさんがよく言うセリフ。

く~っ! これを一度言ってみたかったんだわ~っ!
(ど素人の分際で申し訳ござらぬ)

さて、結果は、初めて『秀作』!

ワハハハハハ・・・!
今年度初めてど素人がかみさんに勝ったどお~っ!
コメント (2)
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ミンミンゼミ:夏の終わりの準決勝

2021-09-12 16:34:11 | セミ・ヨコバイ・ウンカなどの仲間
2021年9月12日(日)

ミンミンゼミ オス 35mmほど

20210909

ほら、オスだよね。


小川沿いの山道散歩中に草むらに落ちてて・・・


拾って撮影して、木の幹に戻したものの・・・
もう鳴く力もなく、寿命もつきかけてるのかもしれん。


オス 2匹目


同日、木の幹の低い所で「ミーンミーン」鳴いてて・・・
撮影に気付かれ、飛び立った!と思ったら、落ちた!

拾って、木の幹に


と、左の翅がボロボロやんっ!


私の暮らす町では、ほんの少し小高い丘や山で鳴いてて・・・
普段手の届く高さではなかなか見ることができないんだよね。

オス 3匹目


もっと翅がボロボロ
手にしようとすると「ジジィ ジジジ~ッ!」と、失礼なヤツだ。
そのまんまにしておこう。

と、木の幹のミンミンゼミは私が、足元のはかみさんが見つけて
あいも変らず、自分の足元を見ない男だよなあ・・・

9月になり、セミの鳴き声もすっかり減ってきた。

夏の終わりの準決勝』というタイトルはね・・・
ま、『夏の終わりのセミファイナル』とちょっと英語になおしたら・・・

やかましわいっ!
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ハイイロチョッキリ:口吻のるつぼたち⑤

2021-09-11 18:09:08 | オトシブミ・チョッキリ・ゾウムシの仲間
2021年9月11日(土)

ハイイロチョッキリのメス 8mmほど(吻を除く)

20210824

近くの公園周りのコナラ・クヌギを観察しながらの散歩が楽しい。

図鑑で見るだけで、会えるとは思えなかったクヌギシギゾウムシにも会えた👇
クヌギシギゾウムシかな?

となると、コナラシギゾウムシなど、他のシギゾウムシにも会えるかも?
そう想像するからわくわくするのだ。

この日の前日、明らかにクヌギシギゾウムシよりも小さくて薄い色をしたヤツがコナラの若実にとまってて・・・
慎重にデジカメ近づけてたら、飛んでった・・・ぐやじいっ!

「コナラシギゾウムシに違いないっ!」と、かみさんに延々と語り
この日、リベンジ散歩中、かみさんが見つけた!(トホホホホホ・・・)

何枚か撮影した後、枝をそっとたわめて


撮ってるうちに「ん?」


「シギゾウムシちゃうやんっ!」
「触角が折れんとまっすぐやし、毛むくじゃらやんっ!」


なんかムーミン谷の住民か、ニュージーランドの国鳥キウイのできそこないフィギュアみたいだ。

「あ~っ! ハイイロチョッキリやんっ!」


撮影し終える頃にようやく気付く。

ま、それはそれでいいのだ。
初めて会った生き物だから。

うれし楽しの散歩帰り道、ようやく気付いたのは足元にちらばる小枝たち。


よくよく見ると、あっちにもこっちにも・・・


そう、このチョッキリたちはどんぐりに産卵した後、枝をチョッキリするのだ。(という図鑑の知識)

ならば、始めっから「コナラシギゾウムシ」ではなく「ハイイロチョッキリ」だと考えて散歩するようじゃないとなあ・・・
足元を見ないという性分を逆手にとられ、足元をみられたなあ~っ!(なんのこっちゃ?)

その後、オスが見たいんである。
肩(?)のあたりに1対のトゲがあるのを見てみたいと思いつつ、会えてもメスばかり。

もちろん、他のシギゾウムシたちも大歓迎!
同じ、コナラ・クヌギ・アベマキ・クリなどを産卵床として同所的に利用してんのに
なぜ、コイツらがさまざまに種分化してるのか? 気になっちゃって・・・

この頃の散歩がコナラ・クヌギをメインとしてるのはそういうわけ。
なお、クリは泥棒に間違えられても困るからね。
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