私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

納竿の儀 : X'mas Day 決戦!

2018-12-26 18:07:50 | 海釣り
2018年12月26日(水)

昨日はクリスマスの日。
子もとうに独立し、キリスト教徒でもない私たちにはほぼほぼ縁なし。
余ったイソゴカイや冷蔵エビ(といっても200円分もないケド)を手に
近場の漁港へと釣り納め。

よくよく思い返してみると、この1年かみさんに負けっぱなし。
最終決戦じゃっ! 
私たちの釣りは、初めて釣れた魚か、たくさんの種類を釣った方が勝ち。

アカオビシマハゼは1匹ずつで引き分け。


タケノコメバルも数匹ずつ。


シロメバルは私が2匹、かみさん1匹。ワーイワーイ!


カサゴは私だけ。ワーイワーイワーイ!


オウゴンムラソイのまあまあサイズも私だけ。ワーイワーイワーイワーイ!


どんなもんでいっ!
私だってね、やるときはやるんぞっ!
気持ちよく竿納めができるではないかっ!

でもなあ・・・余りに釣れなくて・・・まだエサが余ってるんだよなあ。

冷えてくる15時頃には店じまい。
この日たまたま知り合った電気屋さん(さぼって釣りに来てた)が教えてくれた
高倉健主演映画の舞台となった風景を野次馬的見物に行くことに。


高台から落日前の夕日を眺めつつ・・・
西日本豪雨以来、トンと根付き魚の姿が見られなくなった年だったなあ。
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サンタが来ようぞ! ○○ドジョウ!

2018-12-25 18:27:54 | 魚全般
2018年12月25日(火)

クリスマスイブの昨日、久しぶりに友とガサ。
ここ数年、タナゴ類・スジシマドジョウ類の姿もめっきり減ってしまってた川へ。
7月の西日本豪雨によってどんな影響が出てるのか気になったからだ。
行く途中の道路もまだ通行止めのまま、反対側から回り込む。
魚類相の変化を知りたいと思いつつ・・・魚たちがいなくなってる気がしてとっても怖い。

川は堰も埋まり早瀬も消え、すっかり平たく浅くなってた。
踏み込んでみる。
河床は運搬・堆積した土砂でふんわりと軟らかい。

さて、50mほどの流域での2人あわせたタモ網採集の結果は・・・

フナ類 幼魚が数匹


コウライニゴイ 若魚が数匹


ヤリタナゴ 1匹


カネヒラ 1匹


タイリクバラタナゴ 幼魚が数匹


アブラボテ 若魚が数匹


オイカワ 数匹


ヌマムツ 幼魚が1匹


モツゴ 1匹


イトモロコ 若魚が数匹


カマツカ 数匹


ギギ 若魚が1匹


ミナミメダカ 数匹


ドンコ 数匹


シマヒレヨシノボリ 数匹


やはり豪雨とその後の河床の変化は魚たちにずいぶん厳しい仕打ちとなったみたいだ。
とりわけタナゴ類にはかなりなダメージを与えた気がする。
トンガリササノハガイ・イシガイの貝殻が砂底に累々と並んでたしね。
産卵する二枚貝がなくなっちゃったわけだからね。

ドジョウの仲間は、マドジョウ 1匹


チュウガタスジシマドジョウ 1匹


ところがである。
3月には汗をかきかき、固くしまった河床からやっと2匹だけだった
絶滅危惧種1A類であり、局所的にしか生息確認できてなかった
サンヨウコガタスジシマドジョウが・・・

成魚も


若魚も




幼魚も


至る所でかなりな数いた。

推論にすぎないが、ドジョウ類は氾濫原に産卵をする。
豪雨での多量の流水を繁殖のスイッチにし、その後軟らかく堆積した土砂へ産卵したのかもしれない。
人間や他の魚たちにとっては大きな被害を与えた自然災害が
皮肉なことにサンヨウコガタスジシマドジョウにとっては好環境をもたらしたんだろうね。

何か複雑な気分なのである。

サンヨウコガタにだけ、クリスマスイブに「サンタが来た」状態だったのは想像だにしてなかったわ。

ん? タイトルの「サンタが来ようぞ!」をもう一度確かめようじゃないか!
サンタガコヨウぞ? サンヨウコガタぞ?

文字並べ替えなんぞして遊ぶような話じゃないのにね。

ちなみに希少種であること、採集して販売する人もいることから
場所を特定する画像は一切載せないのであしからず。

もちろん私たちは確認さえできればいいので、元の場所へ逃がしておいたよ。
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2018年 MY流行魚大賞 ①

2018-12-23 22:00:16 | 魚全般
2018年12月24日(月)

タナゴ竿片手に、この1年もアレコレ釣ってきた。
新しく釣れたのは
純淡水魚   5種
通し回遊魚  7種(亜種・型?を含む)
周縁魚    6種
海水魚   28種(亜種・型?を含む)
国外での魚 18種
魚以外の生物 9種 の計73種(まだ紹介してない魚も含む)であった。

見ただけで川より海に行ってるな。
もう近くの川で目新しいのん、釣れんもんな。


さて、その年に釣った中から『2018年MY流行魚大賞』を選定するのが昨年来の恒例。(まだ2年目やんけ)。
選考委員は、私とかみさん。
選定は一魚一会である出会いを優先することにして
この釣りメンバーの兄貴や弟、友、知人、中国のOさん(私もですかっ?)に四の五の言わせはしないのだ。

まずは各部門からノミネート。

純淡水魚部門より
イチモンジタナゴ


国内移入された地域で、初めて釣った。
本来の生息域ではないので外来魚扱い。(本来の生息域では激減してるという)
だから絶滅が危惧されるタナゴ類といっても、かなり気楽な気持ちだ。

でもね、コイツだけが釣れる訳じゃないんだよな。
絶滅危惧指定種のヤリタナゴ・アブラボテ・シロヒレタビラなんかが釣れる中で数少なくコイツ。
だから、今後この場所へコイツを狙って釣りに行く気はほぼない。

婚姻色、とってもきれいだけどね。
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猪にちなむ魚考

2018-12-23 10:18:37 | アート・カルチャー
2018年12月23日(日)

来年の年賀状の干支をもとにデザイン模索中。

このブログは魚三昧と銘打ってるために魚にからむ話題ですすめんと・・・

まず、魚へんに亥(猪)の漢字を探す。


残念だケド、日本にも中国にもこの漢字見つけられず。

仕方がない。
名前に猪とつく魚を探そうじゃないか。

あった!
イサキの幼魚をウリボウ(瓜坊)と
コトヒキの幼魚をイノコ(猪子)と呼ぶらしい。
コトヒキなら釣ってるし、丁度いい。


でもなあ・・・縞模様が猪の子に似てるから、という理由だけではパッとせんような・・・

そこで中国の漢字を探すと
ベラ科のイラを猪歯魚と
同科のキュウセンを海猪魚と呼ぶらしい。
キュウセンなら釣ってるし、丁度いい。



でもなあ・・・どうやら口や歯の形が猪に似てる(と書いてある)だけではなあ・・・ピンとこない。

どっちも一部の特徴をもとに名前をつけてるから物足りないと思うんだよね。

それなら「猪突猛進」的に泳ぐことから・・・マグロとか
くわえて「何でも食べる雑食食欲旺盛急成長生物」ということで・・・コイ(鯉)とかでもいいじゃんか。

それらの性質を網羅できる魚を探してみた。

近い魚があったのである。
それがコイツ。


下手なイラストで申し訳ないケド・・・ハガツオ。

① ウリボウのような縞模様がある。
② 口先や歯並びもベラ科に負けず劣らず。
③ 猪突猛進的な泳ぎもする。
④ 残念ながら雑食ではないケド・・・どんな料理にしても「雑食食欲旺盛生物」である人間が喜ぶ。

ということで、今のところ、私の中では一番イノシシに似た魚として年賀状の候補の1つ。
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私の今年の漢字

2018-12-22 09:32:36 | アート・カルチャー
2018年12月21日(金)

毎年、日本漢字能力検定協会のキャンペーンである「今年の漢字」が発表されてる。
昨年は「北」、今年は「災」。

どちらもなんか露骨で無粋な感じがしてすんなりと受けとめられないなあ。
そこで対抗して私なりの「今年の漢字」を選ぶことに。

昨年は「然」。(詳しくは昨年の12月21日を見てね)

今年は


・北海道の地震、西日本豪雨、大型台風などの自然災害で、多くの命やパイプラインや自然が失われたこと。
・首相や大統領などトップである政治家たちのあるまじき言動によって、信頼がどんどん失われたこと。
・カープも丸選手を失ったこと。
・大好きな羽生善治さんもタイトルを全部失ったこと。

そして、私も知人や先輩を何人か失い
メカネや釣り竿を2,3個なくし
毎回のように「何をやろうとしてたのか」記憶を失い・・・たたずむ日々が多くなったもんな。

ただ、この「失」という漢字。
ちょっぴりひっかかってる突起物をとっちゃうと・・・

に代わるのである。

「矢」は、まっすぐとか正しさとかを意味する漢字なのである。

別のとこをとっちゃうと・・・

に代わるのである。

「夫」は、立派な男子なんかを意味する漢字なのである。

ちょっとした工夫や努力で明るい未来が見えてくる。

そう、『「矢」でも「夫」でも持って来い!』ちゅうことやね。(ダジャレかいっ!)
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