私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ。タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!さらに地元の生き物探しへ!

圓吻鯝(和訳 マルクチワタカ)を苦心惨憺釣る(釣査172種目) : アヂアヂ台湾お魚旅②

2018-08-15 06:03:33 | 夏の台湾の魚たち
2018年8月15日(水)

台湾北東部初日、暑さに配慮してくれた隊長はダム湖の排水路へ。


釣りをさせてくれようとしてるのである。

「釣りしかせんけんね!」と宣言し、日本から胴長を持ってこなかったのである。
鉄板入り安全長ぐつと速乾性の長パンツとタモ網2本は積み込んだケド・・・(楽してガサする気なのだ)

水路にはいろんな魚がウヨウヨ・・・

すぐさま私がティラピア類を立て続けに釣る。




さらに私が粗首馬口鱲(タカサゴオイカワ Opsariichthys pachycephalus )を釣り上げた。


ちなみに台湾にはオイカワの仲間が3種類生息しているが、割と数多く分布してるのがコイツ。

隊長は釣ったことのないヘミクルターや壁面の藻類をはむ得体の知れぬコイ科魚類をねらってる。
ねらってはいるがティラピアたちが邪魔をする。
ティラピアが釣れないようピッピッ、ピッピッと早合わせ。

「そんなんで釣れるんかいな?」と思いつつ、撮影を済ませた頃・・・

「やった~っ!」という隊長の声が聞こえた。

な、なんと、得体の知れぬコイ科魚類を釣っとるではないか!


釣った証拠写真も撮らずに、すぐ撮影ケースへ入れ、丁寧に丁寧に何枚も記録撮影を始めておられる。

後々調べると、初物の圓吻鯝(和訳 マルクチワタカ Distoechodon tumirostris )172種目。

昨年の夏もそうだった。
一人ナギナタナマズを2尾釣り、私は釣れぬまま。
心の中で、ねたみ・そねみ・ひがみ3姉妹が目を覚ましたぞ。

もうコイツの通り道に一点集中しましたよ。
そして、釣りましたよ! 

できれば自力で釣った魚増やしたいもんね。



何ともユーモラスな顔つきである。
オス馬がフレーメンしとるような上唇のたるみがカワイイ。


この口で付着藻類こすり取って食ってるんだなあ・・・

口と目以外は日本のワタカによく似てる。
中国大陸と台湾に生息するクルター類の親戚筋なのである。

さらに怪しい・・・

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