私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

『中部の河川魚類図鑑』+α:ご当地お魚図鑑めぐり㉘

2020-05-23 20:06:46 | 各地ローカル図鑑
2020年5月23日(土)

ご当地お魚図鑑めぐり、第28回は中部地方。


なお、中部地方の範囲は下記の図鑑にしたがった。
なので、「山梨県はどうなるのか問題」について、私は答えられないぞっ!

『中部の河川 魚類図鑑』(中部地方整備局 中部技術事務所 2006年)


B4版くらいの立派な図鑑。
紙質もよく、オールカラーで1種1ページ。
中部地方に流れる15の一級河川に生息する魚類を
上流域から河口域、水田水路にカテゴライズして記している。
1990年度から実施されてきた「河川水辺の国勢調査」の魚類調査をまとめた集大成みたい。
わかりやすいし、希少種もきっちり載ってるし。

あらためて目を通したけど、実にいい図鑑だねえ。
価格が記してないのは、国土交通省が豊かだった時代に配布用としてつくったからかなあ?
私は、古書のあらさがしで見つけたのだけれど。
こういう図鑑に出会えたときって、しばらく浮かれきっている。

欠点は、重くて寝っ転がって読めないところにある。
うたた寝したとき、顔への打撃は尋常ではないと、今日知った。

マツヨイグサなどで一休みして・・・


『天竜川の魚や虫たち』
(橋爪壽門:著 国土交通省中部地方整備局天竜川上流工事事務所 1889年)


B5版くらいの薄い白黒の本。
著者は、長野県の元高校理科の先生。

「語りつぐ天竜川」シリーズ全52冊の17冊目として発行されたもので
これまた価格表示なし。

天竜川で出会った21種の淡水魚とざざむし(ヘビトンボ・カワゲラ・トビケラ類)について
それぞれのスケッチと分類・特徴・性質などを記すとともに、思い出語りをしておられるのである。

これが、1950年代半ばまでのお話だからもうたまらない。
まったく記憶のない時代のお話なのである。

ゼニタナゴとの思い出なんて、それこそ語りつがねばならぬお話だな。

だから、きちんと透明ブックカバーをかけて保存しているのだけど
私も、そろそろ手元にあるお魚図鑑の行き先を準備しておかないと。

これにて、北海道以外の東日本のお魚図鑑紹介、終了!

ここで、一区切りとしておこう。
なんせ奈良県とか香川県とか西日本のお魚図鑑は見当たらなくて、けっこう厳しいからなあ。

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