私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

モンキゴミムシダマシ Diaperis lewisi :桜のカワウソタケに

2023-07-22 07:13:23 | ゴミムシダマシ・ツチハンミョウの仲間
2023年7月22日(土)

モンキゴミムシダマシ Diaperis lewisi



20230719   7mmほど

赤と黒のマーブル(大理石)のような光り輝く美しい甲虫だ。

近くの里山公園を散歩してて
桜の立ち枯れのウロに茶黒まだらの甲虫の死骸を見つけ


「ならば近くに生きたヤツがいるだろう」と
一斉に植樹され、そろそろ寿命を迎えてるソメイヨシノたちを見て回ると
オレンジ色の胞子で包まれたカワウソタケ(桜の老木でみられるキノコ)が生えてる枯れ木は2本。
そのうちの1本には、ニジゴミムシダマシやナガニジゴミムシダマシがわらわらといて・・・

もう1本のカワウソタ・・・「いたっ!」


そっとカワウソタケをはがし、明るい場所で撮影。
何となくわかってきたのは動きがとろいこと。

ゴミムシの仲間は基本肉食性ですばやく動くから「ゴミムシ」という名はふさわしくない気がする。
さらにゴミムシダマシ科という大きなグループは、基本キノコ・カビなどの菌食性で速く動く必要はないし
ゴミムシとは全く異なる生活環だから「ゴミムシダマシ」という名も的を得てない気がする。

さておき、脚をのばすのもゆっくり


色調を変えて撮影しようとデジカメセッティングした頃、ようやく棍棒のような触角を出し


「テントウムシではないですよ」と教えてくださるのであった。
テントウムシのように翅が柔らかく、死ぬと体色がひどくくすむ連中よりも
翅がそこそこ硬く、死んでも輝きを失わないゴミムシダマシたちの方が美しいと思うのはおかしいのだろうか?

ちなみに、コイツの学名も lewisi だ。

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コメント
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