先日、娘と食事に出かけたモエレ沼公園・ガラスのピラミッド。
満腹した後に、腹ごなしに公園を散歩しておりました。
で、ごらんのような光景を見ておりました。
イサムノグチさんのデザインによる公園施設として知られていますが、
行ってきた土曜日、10月17日にはごらんの隣接する噴水も
まだまだ気持ちよく噴き上がっておりました。
HPにはこんなような案内が書かれています。
「自然と一体化できる、美しきガラスの建築物」
ガラスのピラミッドは公園の文化活動の拠点となる施設で、
公園を象徴するモニュメントでもあります。屋外の環境を直接に反映し、
夏には美しい芝生で切り取られた青空を、冬には一面の雪原の美しさを、
公園の風景と一体になったかのような感覚を味わうことができます。
ガラスで構成されたアトリウムは、「ピラミッド」と聞いたときに
思い浮かべる四角錐状ではなく、一辺が51.2mの三角面と四角錐、
立方体が組み合わされた複雑な形態となっています。
形状は違えども、設計当時建設していたノグチの若き友人である
建築家I.M.ペイによるルーブル美術館のガラスのピラミッド(パリ、1989)への
オマージュとも言えるでしょう。
館内にはレストランやギャラリー、ショップ、公園管理事務所が入っており、
週末には音楽やダンス、美術の展覧会なども開かれます。
また、環境負荷配慮のために館内の冷房システムに「雪冷房」を導入している
ことでも注目を集めています。
っていうようなことなのですが、
やはり単純形態の惹き付ける魅力は、さすがであります。
札幌はドライな暑さの夏を持っていますが、
欧米と似通った気候風土であり、こういった幾何形体も似合っている。
北海道らしい景観の中に、単純な幾何形体を持ってきた構想力はすばらしい。
まぁ寒風吹きすさぶ真冬には、あんまり来たことはないのですが、
そういうブリザード感も悪くはないのかも知れません。
一方で、札幌で誰かを食事に案内するときに、
ここのフレンチレストランは、やはり鉄板的な存在。
北海道の素材を使った楽しいメニューは
どれもこれもが、まったく美味しく美しい。
まさに「たまに行くならこんな店」でして、今回もたっぷり楽しめました。
自分でも料理が大好きなわたしとしては、
毎回、食べる度にいろいろと刺激を受けるお店であります。