三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

住宅会社ショールーム

2010年05月07日 06時33分57秒 | Weblog




きのうは連休明け初日の会社で
いろいろな業務の片付け、段取り仕事、座談会企画進行など、
久しぶりに北海道での仕事でした。
インターネットとパソコンで、
どんな場所にいても仕事をすることはできますが、
やはり、落ち着いた環境は、整理整頓が付いて
不可欠なものだと痛感させられます。
それ以上に、座談会では北海道の住宅情報レベルの高さを再認識。
暖房と冷房についての座談会だったのですが、
さすがに日本最先端の話題、テーマだと思われる展開。

帰社後、今度は取材住宅についての選定作業。
実にいろいろな住宅があって、選択もなかなか難しい次第です。
それにつけても、やはり北海道は家づくりの条件がいいというか、
環境条件が恵まれていると感じます。
なんといっても、敷地にまだまだ「ゆとり」がある。
面積的な問題もさることながら、
周辺環境的な部分で、建築が利用可能なさまざまなファクターが存在する。
端的に言えば、家の外部とのコミュニケーションが
住環境の中に取り込むことが可能だという点。
実に魅力的な家づくりの実像がそこに生き生きと展開している。
建て主さんの暮らしが、確かに魅力的に創造されていることが実感できる。

ひるがえって、首都圏での家づくり取材も
平行しているわけですが、
ちょっと違うなぁと実感させられたのが、
ショールーム、という存在です。
通常、住宅の相談って、その建て主さんの家に行くのが普通と考えていたのですが
最近は、「訪問販売」法の趣旨から、
基本的に訪問せず、建て主が建てる会社を訪問して
家づくりを打ち合わせるというのが一般的なようなのです。
そのためにこういう施設を作って打ち合わせることになる。
こういうショールームでは、実際に使う建材などを確認できるように
展示構成されています。
まぁ、合理的な考え方とも言えるのですが、
ややもすれば、建材の確認だけで家づくりが進行していくような
そんな危惧も若干、覚えるような気もいたします。
ある会社のショールームの風景ですが、
きのうも触れた防犯シャッター実機の様子であります。

さて、本日から再び出張です。
今回は短期で、全開積み残しの分の取材。
どうしても土日が取材というケースが多く、
しばらくは休日がこうやってつぶれて行かざるを得ませんね。
まぁ頑張るぞ、というところであります。






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