写真は11月3日の東京都町田市のホテルからの写真。
今回の関東取材中は結構、寒い日が多かったのですが、
って、あとで聞いたら、11月でこんなに寒かったのは記録的とか。
まぁ、こちらは北海道から、なのでそれほどとは感じなかったのですが、
厳しい冷え込みだったことは間違いがないそうです。
で、町田というのは神奈川県と隣接する地域で
周囲にはごらんのような山が迫っていますが、
よく見たら、山の頂には白いものがあったのですね。
へえ~、って、札幌から30日に出てきたのですが、
その時点では札幌近郊の手稲山にも雪はなかったのですね。
なので、今シーズン、一番最初に見た雪が町田だったわけです(笑)。
寒いじゃん、関東だって。
っていうのが、率直な感想であります。
住宅性能に着目しての取材だったので、注意深く、
関東圏の気候条件、地域風土というような部分に注目していたのですが、
取材させていただいたみなさんから、
独特な関東の「底冷え」について、お話しを聞くことができました。
晴天率がきわめて高い、というのは良く理解できましたが、
「温暖だ」というのは、そういう太陽日射からの輻射が大きい部分。
気温条件はまぁ、そこそこの状況で、
広い平野部で、日中の太陽光輻射で暖められる地面が
夜間には放射冷却で冷え上がり、その上、
山が少なく、遮るもののない乾いた寒風が吹き付ける。
そういう結果、断熱の配慮のない住宅では
床面から輻射的に冷気が伝わってくる寒さが襲ってくる。
基本的には、そのような気候条件、寒さの体感状況なのだと思いました。
家の中の方が、外よりも寒い。
変な話ですが、関東の冬場の日中であれば、
このような体感が理解できるなぁ、っていう印象を持つことができました。
逆に言うと、断熱気密の住宅性能が大変重要である、
ということを表してもいると思います。
さて、きのう、長期にわたった取材を終えて
札幌に帰って参りました。
晴天が続く関東から帰ってくると、こちらの曇天がうらめしい。
まぁ、それでも家に帰れば暖かい(笑)。
家族の笑顔がいちばんの暖房装置だと再認識できますね(笑)。
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