長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

仮面ライダーOMAKE桜島2号  ~決定!! 完全無欠の女ライダー(終)~

2011年04月18日 13時00分48秒 | 特撮あたり
 どうもこんにちは~。そうだいです。今日はちょっと肌寒くなって、雲行きもあやしいですねぇ。これからひと雨くるとかなんとか。
 今日は午後から仕事に出る予定なんですが、午前中からなんやかんやあって外を走り回っていました。
 まずは郵便局に行って手続きをしたんですが、そのあと書店に行って注文していたマンガ『レッド』の最新第5巻を購入。いろいろとバタバタしているので、たぶんあさってぐらいに読むことになりそうです。
 もうひとつの予定ってのが意外とやっかいで、私が持っているプリンタの新しいインクジェットを買おうとしたんですけど、これがなかなか店先で売ってなくて難儀したんだ。急いで印刷する必要があったので2~3店まわってやっと手に入れたんですけど……なかなか置いてないもんだなぁ、ヒューレット・パッカードのインクって。でも大好き!


 さあさあ、もういい加減に終わりにしちゃいましょうよ、「仮面ライダー企画」! もう「仮面ライダー」ってキーボードでうつのも飽きてきました。普通の一般人が一生のうちに「仮面ライダー」とうつ平均回数を、この4月だけでゆうに超えちゃってる気がします……もうしばらくはこの話題はいいです。
 悔いのないようにまいりましょ~、「女性の仮面ライダーは果たして何人いるのか?」後半戦で~す。


8、仮面ライダーラルク(映画『仮面ライダーブレイド ミッシング・エース』2009年9月に登場)

 仮面ライダーラルクこと三輪夏美さんも、第4候補の仮面ライダーファムと同じく映画オリジナルの仮面ライダーで、これまたファムと同じく「正義の味方」とは言いがたい性格をしたお人です。
 もともと彼女はさえないOLだったのですが、仮面ライダーグレイブ(演・今話題のハイパーメディアフリーター黒田勇樹)にスカウトされて以降、ボウガン状の専用武器を持った仮面ライダーラルクに変身してアンデッドを討伐する日々に邁進します。
 しかし、世界平和のためというよりも、選ばれたエリート戦士である仮面ライダーになることで味わえる優越感が好きで変身していた彼女は、次第に他のライダーたちの活躍にあせりを感じていき、おりあしく悪の本性をあらわしてしまったボスの仮面ライダーグレイブに殺されてしまいます。
 特にコレといった目的もなく闘っていた仮面ライダーラルク。残念ながら仮面ライダーになってもOL時代の空虚感はぬぐい去れなかったようです。あわれな!
 あわれといえば、せっかくの女性ライダーなのに変身後のデザインがまるで女性っぽくないのもあわれでしたね。『仮面ライダーディケイド』2009年7~8月放送の「ディエンドの世界編」にゲスト出演した時に、正義の心に目ざめた「三輪春香」さんにマイナーチェンジしていたのが、せめてもの救いでしょうか。

 仮面ライダーラルク、史上2人目の女性仮面ライダーとしては、合格!
 ただ、やっぱり「正義の味方」としての自覚は、足りない。


9、仮面ライダー朱鬼(『仮面ライダー響鬼』2005年10月放送の第36・37話に登場・しゅきと読む)

 仮面ライダー朱鬼は、『響鬼』のレギュラーキャラである仮面ライダー斬鬼(ざんき)の師匠だった品川栞さんが変身しているということで、戦闘力はおそらく今回の候補の皆さんの中でも1、2を争うものがあるのではないでしょうか。
 ハープ型の音撃武器「鬼太楽(きたら)」を駆使する朱鬼は『響鬼』本編の時期にはある事情のために仮面ライダーを引退して生け花教室の先生をしていました。

 その事情というのは、自分の両親を殺した魔化魍ノツゴへの復讐に執着したあまり、弟子の斬鬼を犠牲にしかねないやり方でノツゴを討伐しようとしたために仮面ライダーに変身する資格を剥奪されてしまった、というもの。
 さすがに仮面ライダーファムのように犯罪まではやらかしていないのですが、朱鬼もまた「復讐」を目的にした仮面ライダーになっていたのね。
 最終的には我が身と引きかえにノツゴを倒して死亡するわけなんですが、行動の根っこのところはファムに通じるもののあったお方でした。

 仮面ライダー朱鬼、史上3人目の女性仮面ライダーとして合格!
 変身する目的がまたしても「正義」から遠くなっているのが残念だなぁ。
 ただ特筆すべきなのは、彼女が史上初めて「TV本編に登場した」女性仮面ライダーであるということです。2話分だけのゲストライダーではあるのですが、映画だけの出演よりは1歩レギュラーの座に近づいたと言えるでしょう。やった!


10、仮面ライダー天鬼(『仮面ライダー響鬼』2005年11月)

 ここでの候補である天美あきらさんは、今まで見た何人かのセンパイがたとは違って「正義」の心は充分にあるんですけど、「仮面ライダー」としてはきついものがある!
 放送開始から約1年にわたる修行の甲斐もあって、シリーズ終盤での魔化魍コダマとの戦闘で見事! 師匠の仮面ライダー威吹鬼(イブキ)そっくりのに変身するのですが……
 無念、まだ半人前だったためか、強敵コダマに一蹴されてあえなく変身解除……仮面ライダーへの道はきびしい。他の作品ではわけのわからんベルトとかカードとかでけっこう簡単に変身できるんですけどね。『響鬼』の世界の仮面ライダーは、今までのシリーズの反動みたいに変身する難易度が高いんですよねぇ。

 ただ、『仮面ライダーディケイド』2009年5月放送の「響鬼編」に再登場した天鬼さんは、微妙な世界設定が違うのでどうやら『響鬼』本編の天美さんと同一人物ではないらしいんですが、4年前の無念を晴らすかのように立派な仮面ライダーに変身して、師匠の仮面ライダー威吹鬼から流派を任されるまでに成長していました。えらい! つながってはいないのですが、天美さんファンにとってはうれしい展開だったのではないでしょうか。
 でも、『ディケイド』の最終回近くにまた出てきた時には、違う世界の仮面ライダーにコテンパンにやられちゃった……ライダーの世界は厳しいなぁオイ!

 まぁこんな感じで、1人の15~6歳そこそこの少女が立派な正義の戦士に成長していくというストーリー性はバツグンにいい仮面ライダー天鬼なのですが……
 変身後の姿が師匠とおんなじなんだよなぁ~! 仮面ライダーとしてのオリジナリティに欠けるんです。あくまでも、あのスタイルは戦法までもふくめて仮面ライダー威吹鬼のものだからして。くうぅ~、

 仮面ライダー天鬼、惜しくも失格! 仮面ライダーは自分だけのスタイルを持ってこそ、1人のヒーローになれる。
 現時点ではまだまだ、ってだけですからね。師匠を超えるこれからのさらなる成長に期待……したい。


補欠、ブライトルーパー・高鳥蓮華(『仮面ライダーカブト』2006年9月~)

 すみません、強引に「補欠」としてねじこんだのは私なんですが、高鳥さんはやっぱシロアリ型の戦闘員だわ。仮面ライダーじゃあねぇなぁ。
 しかも訓練生だから……実戦に出たわけでもないし、たとえ実戦に出たとしてもとても仮面ライダーに並ぶ存在になれるとは思えないよ……要するに、昭和のネオショッカーの「アリコマンド」みたいなもんなんでしょ?

 ブライトルーパーれんげ(なんかクリーニング屋の名前みたい)、お呼びでない。
 しかし、なんかテグスみたいなものを使って相手をからめとる蓮華さんの個人的戦闘力はかなりのものです。バトルヒロインとしては充分なんですね。


11、何回か仮面ライダーイクサ(『仮面ライダーキバ』2008年9~11月)

 『仮面ライダーキバ』の物語は、敵であるファンガイアの集団が活動していた2つの時代、「1986年の物語」と「2008年の物語」とが交互に語られていく形式となっているのですが、麻生ゆりはその1986年のほうに登場する人物です。
 ゆりさんは1986年にファンガイアに対抗できるパワードスーツシステム「仮面ライダーイクサ」を開発した麻生茜の娘なのですが、男まさりのバイタリティをもってみずから仮面ライダーイクサとなり、ファンガイアと何度か闘っていました。
 ただ、開発当時のイクサシステムは装着者への体力的負担が重かったため、ゆりさんが正式なイクサ適応者にはなることはなく、あくまで仮面ライダーイクサのメイン担当は紅音也という男性でした。

 ゆりさんの場合、一緒にファンガイアと闘ってくれる紅音也や周囲の同志たちという理解者に恵まれていたため、仮面ライダーファムや朱鬼ほどの深刻な雰囲気はなかったのですが、やっぱり彼女も、自分の母を殺したライオンファンガイアに恨みを持っているキャラクターではありました。
 うーん、やっぱり「復讐の女」っていうのはバトルヒロインの典型なんですかね。

 仮面ライダーゆりイクサ、失格。
 1986年の仮面ライダーイクサはやっぱり男がメインで変身していましたから。「ライダー1種類にたいしてキャラは1人」というルールでお願いします!


12、特別に仮面ライダーイクサ(『仮面ライダーキバ』2008年9月)

 さて、いよいよラス前候補となったのは、先ほどの麻生ゆりさんの一人娘である麻生恵さんです。
 1986年のファンガイア鎮圧で活躍した麻生ゆりさんは、その後ふつうの男性と結婚して恵さんを産んでいるのですが、2008年の時点ではすでに物故されていました。その死にファンガイアは関係なさそうなんですが、惜しい……
 その変わりに現代編で活躍したのが恵さんなわけなのですが、その彼女が仮面ライダーに変身したのは1度だけ。
 自分の祖母である麻生茜を殺害したライオンファンガイアが現代に再び覚醒した時、他のライダーと闘ってヘロヘロになった彼にとどめを刺すために、彼女は一瞬だけイクサシステムを装着して必殺技をはなち、ライオンファンガイアを見事冥土おくりにしたのです。
 やっぱり復讐がらみなのねぇ~。結局、何回かイクサになって闘っていた母ちゃんとは違って、恵さんがTV本編で変身したのはこの1回だけでした。
 ちなみに、2008年の時代に仮面ライダーイクサのメイン担当になっていたのも、名護啓介という男性です。恵さんに着装させたのも彼。粋な小細工を!

 この恵さんと、特別に現代に召喚されたゆりさんは映画『仮面ライダーキバ 魔界城の王』2008年8月の中でも2人そろって仮面ライダーイクサになって闘っていたのですが、TVの本放送にタイミングをあわせたサプライズという要素が強かったですね。

 仮面ライダー恵イクサ、しっか~く。
 まぁ、記念みたいな感じで変身してましたしね。本業がファッションモデルらしいので、「仮面ライダーになる」という道は考えてもいなかったでしょう。


13、仮面ライダーキバーラ(映画『仮面ライダーW&ディケイド MOVIE大戦2010』2009年12月)

 いよいよ最後! 14番目に紹介するのは、なにかと不安定な要素が多かった『仮面ライダーディケイド』の中で不動の単独ヒロインの座をわがものとしていた「なつみかん」こと光夏海さんです。
 
 彼女が、てんやわんやの『ディケイド』の実質的最終回となる映画『仮面ライダーW&ディケイド MOVIE大戦2010』の中で、暴走するディケイドを止めるために満を持してキバーラの能力を借りて変身したヴァンパイア型の仮面ライダーこそが「仮面ライダーキバーラ」だったわけなのですが。
 ……なんか、そのへんの「最後の救世主」みたいな彼女の存在感は、クライマックスの大混戦に巻き込まれてうやむやになっちゃってたみたいな。
 結局、ディケイドが世界の破壊者になるとかなんとか盛り上がっておきながら、そうとうわかりやすい悪の組織が終盤にしゃしゃり出てきちゃったから、ディケイド自身の危険性みたいなところがうすくなっちゃったのね。

 ともあれ、この仮面ライダーキバーラが変身した理由はただひとつ。愛するディケイドを正義の道に引き戻すこと。なので、はっきり言っちゃうと夏海さん自身が世界平和のために直接がんばるというわけなんじゃないんだな。
 仮面ライダーキバーラ自身はちゃんとしたオリジナルデザインを持ったキャラクターなんですが、臨時イベント的な印象はぬぐえませんね。第一、変身するために必要なツールっていうのが、この場合「キバーラ」っていう自分の意志を持って飛び回るコウモリっぽいモンスターなんですからね。キバーラさんの気分がのらないと変身できないから。再登場する可能性はそうとう低いんじゃないかしら。

 ただまあ、光夏海さんは『仮面ライダーディケイド』2009年4月放送の第14話でも仮面ライダー電王に変身したことがありますから。その時はムリヤリ取り憑かれて変身してしまったわけですけど、ライダーとの相性はよさそうです。
 あと、「ご陽気さん」とは言わないまでも夏海さんはカラッとした明るいキャラクターなので、仮面ライダーに変身する女性の中でもめずらしい陽性な雰囲気もいいですね。

 仮面ライダーキバーラ、4人目の女性仮面ライダーとして合格!
 しかし、正義の味方を任せられる器かどうかは、未知数。なんてったって、必殺技がいかなる者も爆笑させる「笑いのツボおし」なんですからね……『ドラクエ』の遊び人か、お前は。


 ついに答えが出ました……
 40年間におよぶ『仮面ライダー』の歴史の中で、正式なオリジナルの女性仮面ライダーと呼ばれる資格を有しているのは、
 「ファム」、「ラルク」、「朱鬼」、「キバーラ」の4人だっ!! 次点は「天鬼」。

 でもねぇ、みんな映画だけの出演だったりゲスト出演だったり、犯罪者だったり憂鬱なOLだったり復讐の鬼だったり……もうすでに死んじゃってる人も少なくないし。
 まず、「正義の味方」という感じの雰囲気がうすいんだよな~。
 やっぱり、偉大なるあの「タックルねえさん」を超える後輩はいまだ現れず、ってことなんでしょうか。
 少なくとも、昭和の意味での「女性仮面ライダー」はまだ誕生していないんですねぇ。自由に活動するのはいいんですけど、ちょっとだけでいいから、たまには世界平和のことにも目を配っていただきたい!

 そろそろ、「TVシリーズ本編にレギュラーで出演する」「正義の」女性仮面ライダーが出てきてもいいころあいなんじゃないですか、東映さ~ん!?
 以上! おまけ企画でした~。私は大満足。
 あ、そだ、せっかくですから……


独断だけ!! ミス女性仮面ライダー

5位 三津谷葉子(ラルク)
4位 森カンナ(キバーラ)
3位 片岡礼子(朱鬼)
2位 加藤夏希(ファム)

 そして、はえある1位に輝いたのは……

1位 和香(ロブスターちょっとだけカイザ)


 女性仮面ライダーじゃねぇ!! ただ演じた女優さんがタイプなだけなんじゃ……
 いやいや、やっぱ最後は悪の組織ばんじゃ~い、ということで。

 あ~満足!! もうたくさん。仮面ライダーこわい~。次は、アツアツの『快傑ズバット』がこわい。
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