長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

そうだいのざっくりすぎるアイドルグループ史 最終回 『夜空に星のあるように』

2011年08月11日 15時34分46秒 | ざっくりすぎるアイドルグループ史
 はひ~、ひへ~……どうもこんにちは、そうだいでございます。どうにもキッツい炎天が続きますなぁ! みなさんお元気? 大丈夫? 生きてる?

 たぶんこの『長岡京エイリアン』を1年間続けていたからだと思うんですけど、今週に入ってからgooブログさんにいただいた期間限定のお試しサービスを見るのがちょっと楽しくなっています。
 10日間の限定なんですが、私のブログの閲覧者数やアクセス数が時間帯ごとに表示されたり、いちばんアクセスの多かったブログの記事がどれなのか、とかが分析できる「アクセス解析」というものを見ることができるんです。これは本来ならば有料サービスのものなので、お察しのとおりにビンボくさい私は「タダじゃないんだったら、いらないや。」と遠慮していたのですが、それが今だけのサービスで見られるようになってるんですね。じゃあ拝見させていただきましょう! というわけです。

 で、見てみたんですけど。おもしろいねぇ-。いろんな部分で思っていたものとはちがった状況なのよねぇ、実際に見てみると。

 まずはね、日が出ているあいだも閲覧している方がけっこういらっしゃる。私てっきり、こんな内容のブログとも言えないブログだから、夜中に見る人ばっかりなのかと思っていたのですが、わが『長岡京エイリアン』は、朝7~8時ごろ、昼0~1時ごろ、夕方5~6時ごろ、そして夜中の0~1時ごろにアクセス数の山ができています。その4つの中ではやっぱり夜中がいちばん多いことは多いのですが、さほどの差はありません。
 へぇ~、朝からこんな重たい文章をご覧になられるとは。なかなかにスタミナのある方々かとお見受けしました。ありがとうございます!
 うれしいといえば、時間ごとに見てみて、いちおう閲覧者数0の時間帯がまったくないこともうれしいね~。ありがてぇこってす。

 あとビックラこいたのは、必ずしも更新したての最新記事が最もアクセス数の多い記事であるわけではない、ということ。
 今回の解析サービスは9日からはじまったのですが、

9日のアクセス数最多記事は、「ドリヤス工場の同人誌について」
10日のアクセス数最多記事は、「マンガ『アゴなしゲンとオレ物語』について」
11日のアクセス数最多記事は、「小島聖のヘアヌード写真集について」

 え……あの、「ざっくりすぎるアイドルグループ史」は……いずこ?

 まぁまぁまぁ! これはいささか誇張した言い方でして、確かにトップはそれらなんですが、だいたいそれに続く2~5位の記事はアイドルグループ史のバラバラの記事がのきなみ名をつらねている状況なので、総合1位はやっぱり今やってる「アイドルグループ史」なんですよ。
 でも、やっぱりこっちも興味深いですね。私なんかはてっきり、現在のTVの世界を独占している「AKB48関連」が、そのままアクセス数でもガツンと上位にくるんじゃないかとふんでいたのですが、実はそうじゃないんですね。やっぱりネットの世界とそれ以外のメディアとでは、同じ情報でも需要度がちょっと違うんだろうな。勉強になります。

 ここまでいじっておいてなんなんですが、私はやっぱりこのへんの有料サービスはいらないかな、と思っているので、このお試し期間が終わっても解析の継続をお願いすることはないんですが、楽しませていただきました。ちょっと、お金を払ってまでして、そのへんのことを毎日調べ上げるのはいいや。
 ふだんから、無料でその日の「アクセス数」と「閲覧者数」は見ることができるんですよ。それだけで充分でしょ!

 ちなみに、おかげさまで今のところ、わが『長岡京エイリアン』は「アクセス数」「閲覧者数」ともに増加する状況になっているのですが、恥ずかしいのでそれらの実数を報告するのはやめておくものの、その2つの対比はちょっとおもしろいものになっております。
 よそさまのブログはどうなってらしゃるのかわからないのですが、ここでは基本的に「アクセス数」が「閲覧者数」の約3倍になってるんですよ。
 これって、やっぱ異常? だって閲覧される方が、「1日に平均して3回はこの『長岡京エイリアン』をおとずれている」、ってことになりますからね。

 あの……ありがとうございま~す!! とにかく感謝ですよね。このあっついさかりに、ねえ!! ガリガリ君の1本でもさしあげたいところなのですが、私がほしいくらいなので、あげられません! フォーギヴミ~。


 さ☆て☆と。

 いよいよこの時が来た、とかなんとか言っちゃってはいたのですが、なんとも締まりの悪い「ざっくりすぎるアイドルグループ史」の最終回でございます。
 なにが締まりがわるいってあぁた、「今現在のアイドルグループ戦国時代」の趨勢がまだまだこれから盛り上がるところだっていうのに、おしまいになっちゃうんですからねぇ!
 AKB48の天下がどこまで続くのかも見ものですし、名門ハロー!プロジェクトの「生足ルーキー」スマイレージや、第10期メンバーをむかえての新生モーニング娘。の反撃ののろしもこれからというところ。
 ももいろクローバーZやぱすぽ☆といった「2010年代グループ」の快進撃もどこまで行けるか気になりますし、

「私たち、終わってなんかないよね。」
「コラッ! まだはじまってもいないんだゾ。」

 というやりとりがリアルに聞こえてきそうなアイドリング!!!、Berryz工房、℃-ute といった古豪グループもまだまだ意気軒昂です。とにかくアイドルとしてはベテランではあっても、みなさん実年齢はほんとに若いんだから!

 ひとまず、この2011年の夏はおもてむきAKB48の天下ということで過ぎ去っていきそうなのですが……はたして来年の夏はどうなっているのか、いやさ、今年の後半の勢力地図さえもがどうなるのか読めない状況にあることは間違いないでしょう。当然、こういった危機感の中から「王者」AKB48が思い切った手をうってくることだって想像にかたくはありません。おもしろくなってきてるってことですよ!

 ただ、お話が2011年の7月まできてしまいましたので、「ざっくりすぎるアイドルグループ史」はいったんここまで、ということとなります。

 いや~。5月に「まぁ、気楽にメモ程度の感覚で始めましょうよ!」と言いながら始まったこの企画だったのですが、1950年代の「かしまし娘」からスタートしまして、70年代の「キャンディーズ」に入ったあたりからどうにもこうにもヒートアップ。 
 「ピンク・レディー」や「おニャン子クラブ」、「プリンセス・プリンセス」に「Wink」に「SUPER MONKEY'S」ときて、「PUFFY」、「SPEED」、そして「モーニング娘。」。

 メモで終わるわけ、なかった!! これらのお名前をながめながら「はい次、はい次」と事務的にやれるわけがなかったんだよォ刑事さん。

 結果、この企画は45回にわたることとあいなってしまいました。まぁ、夏の終わりには間に合ったんだからよしとしようか。

 今、私の手元には20枚ほどの裏表びっしりと字の書き込まれたルーズリーフが残されています。
 言わずと知れた「アイドルグループ史」メモ。調べた情報を走り書きでひかえておき、ブログにうちこんだ段階でその情報の書かれていた部分をペンで横線をひいて消しているため、全体的におどろおどろしい雰囲気の黒っぽい書類になっています。愛着がわいたから捨てずにいるんですけど、これ、いろんな意味で門外不出ですね。人に見つけられたらベロかんで死ぬかもしれません。

「新垣仁絵 ヨガにも精通」
「永作博美の演技力がケタ違い 最年長なのにいちばん若い」
「t.A.T.u 同性愛みたいなイメージ(本人たちはイヤ)」
「夢のマジョリカ・セニョリータ カラオケになかった」

 とかって真剣に書いてあるんだぜ。ふつうじゃないよね~。こわいね~。

 ま、ま、そんなことはさておきまして。


 アイドルグループとは、なんなのか。

 ここで早急に結論を出すつもりも、そもそもそんな権利も私にはないわけなのですが、ファンと一緒にしろうと並のつたなさからから成長のよろこびを分かちあっていく「キャンディーズ型」だとか、観る者をあっと言わせるアメイジングなパフォーマンスで世間をグイグイと引き込んでいく「ピンク・レディー型」だということを私はいろいろとくっちゃべってきました。そして、時代時代によって「アイドルであること」の肯定からはじまるのか、否定からはじまるのか。そういったグループのスタンスもだいぶ違っていたということも知ることができました。
 また、アイドルグループがその時どきの娯楽メディアの中心に位置し続けるものであること、また各時代の「空気」を体現するものであることもわかってきましたね。

 1970年代のキャンディーズやピンク・レディーの人気は、老いも若きも、家族が1つの集まりとなってお茶の間で楽しむ「TV」。その最有力のコンテンツである『ザ・ベストテン』のような歌謡番組の重要なマスコットとしてブレイクしました。
 しかし、80年代のおニャン子クラブのブレイクは、依然としてTV界を活動の核においてはいたものの、それまでの家族という単位を分解した若者に照準をしぼった戦略を展開することとなり、それがのちにレコードをへてCDという(比較的)個人的な娯楽の全盛、ひいては「オリコンヒットチャート」をにぎわせてこそのアイドルという時代を形づくっていくこととなりました。ミリオンヒットがバカスカ出た90年代は、まさにその華だったといえるでしょう。

 そして、時は21世紀。「ネット上の口コミ」と「ライヴ会場でのであい」。
 一見するとヴァーチャルとリアルということでまったく違う娯楽のように見えるものの、実は楽しむ単位が共通して「1人ずつ」。1人で楽しむにしろ他のファンたちと連れだって応援するにしろ、最終的にどのアイドルグループを選択するのかは「1人ずつ」の判断にゆだねられている、そしてその「どれにしようかナ~?」感までもが娯楽のひとつになっているあり方は、AKB48のブレイクによってアイドルグループの世界全体に波及していくこととなりました。

 かつて、あの映画界を「娯楽の王様」の王座から駆逐してしまったTVの世界。さらにそれさえもが絶対なものではなくなってしまった今現在。「あの歌番組に出演できたら全国区!」などというのんきな「芸能界ブレイクすごろく」は存在しえなくなってしまいました。日本人なら誰もが知っている国民的アイドルグループ、という概念は、もしかしたらこれからはなくなってしまうのかもしれません。そのブレイクの指標となるものが、人それぞれの価値観によってまったく違う時代が始まってしまったからです。衛星チャンネルやケーブルTVやネット配信番組に地デジ化などなど、コンテンツが無数になるということは「最大公約数ができにくくなる」ということですからねぇ。

 かくいう私も、そもそもTV自体を家におかない生活を始めてからはや1年になろうかとしています。
 そしてその生活をへての実感は、「TV、べつに無くても生きていけるわ。」
 あの番組を観ていなければ知り合いとの世間話もおぼつかない、というものはホントにないのよ、今。
 あっ、でも私、「あしだまなちゃん」の顔、知らない!! 声はラジオで聴いたことあるけど。これってめずらしいですかね?

 まぁそんなこんなで、「TV」も「ヒットチャート」もかつての影響力を持ちえない時代はもう始まってしまいました。オリコンチャートの1位を獲得するということが、必ずしも「日本一多くの人々が、純粋に曲のよさに惚れてCDを購入した」ということの証拠になるわけではない、ということはもう常識ですよねぇ!? 特にアイドルグループの世界はそうですよ。握手券だとか投票券だとか。
 こんな時代だからこそ、個人個人の「価値観」や「ものを見る眼」というものに直接うったえかける魅力が必要となってこなければならないのです。そうなるべき。

 そういった中で、地道なライヴ、コンサート活動を続けていくことが最近のアイドルグループの共通項となっていることは非常に意味深いものがあるのではないでしょうか。

 つまりは、本当に同じ会場にいてステージで汗水たらして輝いているグループに人々は「おれたちのアイドル!」を見いだして熱狂し、その温度を感じてグループは「あっ、わたしたち、アイドルだ!」という実感と明日もアイドルであることへの自信を持つという、きわーめて!! 芸能の形態としてまっとうでストレートな関係に立ち戻ろうとしているんじゃなかろうかと思うんですね。世界が複雑になる一方だからこそ、人は生身の他人がいることを確かめたくなるのでしょうか。


 TV中継もされ、結果がスポーツ新聞の号外となったりもして全国的な大イベントとなった今年6月の「第3回 AKB48次期シングル選抜総選挙」でしたが、2度目のトップ当選を果たした前田敦子さんが叫んだ、

「私のことが嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください。」

 や、2位に輝いた大島優子さんの、

「色々言われますが、私たちにとって票数というのは皆さんの愛です。」

 という発言は、間違いなく会場の日本武道館にいる人たちに向けられたものであって、TVの向こうから好奇の視線を投げかけている人たちまでをもフォローしたものではなかったはずです。特に大島さんの「色々」という部分には、非常にストレートに「投票してくれた人」と「そうでない人」とを区別する意志が込められていますよね。これは、AKB48が組織としてどんなに巨大化しても、「ファンでない人にこびを売る」戦術をとらず、「自分たちのために大事な身銭を切ってくれたファンだけに最高のサービスを提供する」というスタイルを結成時から変えていないということを強く象徴しています。前田さんの発言も、よく考えてみれば「AKB48が好き」という前提のある人たちだけに向けて発せられたものであるのだから、それ以外の人の反応がどうであろうとまったく関係のない話なのです。そういう意味では、AKB48ほど「TV的でないアイドルグループ」も今まで存在していなかったのではないでしょうか。


 まぁまぁ、ここまでいかなくとも、最近のアイドルグループが「ファン至上主義」を信条としていることは間違いないでしょう。
 つまり、アイドルグループの魅力は、それについて書かれた文章やファンの意見などという「2次情報」ではわからない! 現場である会場に行って、じかに自分自身の眼でもってその魅力のあるなしをジャッジするしかないのです。


 そういえば、先月のいつだったか、ラジオ番組でゲストとして出演したプロインタヴュアーの吉田豪さんが、いつになく取り乱した口調でももいろクローバーZのインタヴューをした時の彼女たちのかわいさをまくしたて、手ばなしで絶賛していたのですが、パーソナリティの小島慶子さんとピエール瀧さんにまったくその魅力が伝わらなかった、という事件がありました。
 私も実は、一連のももクロちゃんフィーバーにはまだピンときていないたちで、その放送を聴いていても、他の名だたる芸能人がいくら彼女たちのライヴがおもしろいと絶賛していても、ラジオや有線放送から流れる彼女たちの楽曲を聴いても、今ひとつその価値は実感できていない状態です。いや、元気なのはわかるんだけどさ……

 でも。たぶんね、ももクロちゃんのステージを観たらわかると思うんだなぁ、彼女たちの真の魅力が。

 つまりはそういうこと。

「いっくらアイドルグループ史だなんだと言っていても、直接この眼で確かめて感じた情報にはまったくかなわない!!」


 ギャ~、出た! 伝家の宝刀、「最終回で全否定」~。
 いいんだ、いいんだ、この3ヶ月で得られた収穫なんだから。

 やっぱりね、アイドルグループは「生の人間」、しかもその中でも、「青春の輝かしい一瞬」をとらえた奇跡のような自然の芸術品なんですよ。
 自然の芸術品は、録画されたもの、保存されたものからはその本質は伝わるはずがありません。そのうち消え去り、そのうちなくなるという前提にこそ美があるんですからね。

 生ガキをプラスチックコーティングしてリビングにかざってど~なる!? 喰わなきゃ! つるっと! 「R」のついてる月のうちに。
 え!? 今は「August」? じゃあフライにしよう。

 ということでね、これからはちょっと、本格的に今現在活動しているアイドルグループのライヴやコンサートにも足を運んでみたいと、本気で思っているんですね、わたくし。

 どのグループからいきましょうかねぇ。前々から言っているように、ぜひともモーニング娘。であるうちに高橋愛さんの勇姿だけは生でこの眼に焼きつけておきたいんですが……行けるかな!?


 そうやってアイドルグループのことに想いを馳せている今この瞬間にも、あるグループはコンサートで唄い踊っており、あるグループはデビューに向けての血のにじむようなレッスンを続けており、またあるグループでは「卒業まであと何日……」という時間をいやおうなく感じているメンバーと、彼女を見つめ彼女を励まし、そして先に旅立つ彼女から何かを学びとろうとしているまわりの仲間たちがいる。

 この「ざっくりすぎるアイドルグループ史」に名をつらねたみなさんは、多くの日本人の心にその姿を残しているごく一部の「輝ける星」たちでした。

 4~50年ほどになろうかという時をへて、すでに今はステージの上に立つ姿を観ることがかなわなくなっているグループも多くあります。

 そんな中でも、手に届きそうな距離の近さで、自分たちの一生に一度しかないその時の生の輝きを見せてくれる人たちが今もちゃんといてくれているんですよ。そこにまだ間にあう。これ以上のよろこびとたのしみがあるかしら、ということなんですね。


 世間の風景はめまぐるしく変わり、それは一見、かつてあったはずの世界が次の時代にはすべて消え去ってしまったかのように感じてしまうほどのせちがらい豹変ぶりなのかもしれません。
 しかし、目の前に広がる光景や社会の流行、こまかなルールは変わっても、人の中身はそう簡単には変わらないはずです。

 生のよろこびもあり、成長することによって輝き、成長することによって失われていくものもある。
 だからこそ、これからどんなことが、どんな変化が巻き起ころうとも、輝いて生き抜こうとする人がいるかぎり、そしてそんな人の生の瞬間を目の当たりにして感動する人がいるかぎり、アイドルの歴史にも終わりは来ないはずなのです。


 そう。地上でなにが起ころうとも、夜空に星のあるように。












                                                         ……きまった?


 ハイハイ、もういい! きまっててもきまってなくてもどっちでもいいから終わりにしようよ、もう!!
 しゅーりょー、しゅーりょー。
 温泉いこう、温泉! もうこのさいスーパー銭湯でもいいから! サウナ入って水風呂でフルーツ牛乳。

 あ~……疲れた。
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そうだいのざっくりすぎるアイドルグループ史 第44回 『覇道!AKB48 2010年以降 どうするどうなる』

2011年08月09日 14時26分50秒 | ざっくりすぎるアイドルグループ史
 あぢいっす~。どもども、そうだいでございます~。みんなさま、バテずにお元気でいらしゃいますでしょ~か?
 いよいよ夏本番ですか。まぁ、しのいでいくしかありませんわな。がんばって生きていきましょう!

 前回にもふれたんですが、おとといね、芝居を2本観てきたんですよ、東京に行って。
 まずはお昼から、赤坂RED/THEATER でTHE REDCARPETS の第3回公演『ドールハウス』(作・演出 金房実加)を。それが3時半ごろに終わったので、そこから下北沢まで徒歩で行って夜7時からシアター711で上演していたプロデュース企画「おおのの」の第6回公演『東京モダンガールズ』(演出・大野裕明)を観ました。
 歩いていく途中、渋谷にさしかかったあたりでけっこうな雷鳴と雨量の夕立にあいましたよ。夏だね~、ゲリラだね~! かみなり、外で聴くとけっこうこわいですよねぇ。まぁ、東京には無数に立ち並ぶ高層ビルがあるので、よもや神の怒りが私にクリーンヒットして、日本人男子なら誰もがあこがれる「一瞬だけ全身がガイコツになるエフェクト」を経験することはないだろう、と安心はできるのですが……やっぱこえぇわ。

 お芝居はどちらも2時間前後の適度なヴォリュームで、日曜日ということもあってか、レッドシアターは定員約180席、シアター711は通路もパイプ椅子でうめて定員90席がしっかり埋まる盛況ぶりだったので、今回はおなかいっぱいの充実した2本立てとなりました。
 『ドールハウス』は統合失調症をテーマにした医者と患者の物語、『東京モダンガールズ』は大正時代の女性誌の先駆『青鞜』をめぐる群像劇ということでまるっきり違った内容だったのですが、偶然っちゅうかなんちゅうか、どちらも共通して、出演されている役者さんの良さがきわだつものになっていましたね。

 まぁそうよね……かたや、わずらった者にしかわからない苦しみのある難病、かたや、大正とはいえすでに実感のわかない歴史の一部になっている世界の数十年間を描く時代劇。どちらも2時間前後にまとめきるためには、作家の力量もさることながら、そこでおぎないきれない時間の跳躍やディティールのはしょりを個人の魅力や力ワザでフォローしてくれる役者さんの実力が必要となるわけなんですな。さすが! どちらでも、役者のみなさんの見事なアンサンブルを楽しませてもらいました。

 ほんとに魅力的な方々ばかりだったのですが、個人的には『ドールハウス』で複雑な設定の主役を繊細に演じきっていた村上東奈(はるな)さんのたたずまいが実に印象深かったな。
 なんと言いますか、200名も入らないような小劇場での上演だったわけなのですが、その空間ギリギリでお客さんにとどくミニマムな演技に徹しておられたんですねぇ。それが他者との接触に倦みはてている主人公のあり方にバチコーンとフィットしているように感じられてすごく良かったんですよ。
 声質も口から発せられたとたんに空間に消えていくかのような淡さで、それでしっかりセリフの内容が頭に入ってくるからね。もうちょっとでも大きな劇場になったら聞こえなくなってアウト!っていう絶妙なラインを常にたゆたっているんですよ。うまい!

 と思ってたら、村上さんは10歳ぐらいから子役としてTVドラマなどに出演されているキャリアがあったんですね。納得。クライマックスの感情の爆発にも非常な真摯さが込められていました。ちょっと、次の彼女のお芝居も観てみたいですねぇ。
 ちなみに、村上さんは「あの」アップフロントエージェンシーに所属していらっしゃいますが、ハロー!プロジェクトではありません、念のため。でもまぁ、容姿は言わずもがな、ですよねェ~!


 せったば、今回もいってみましょうかね、「ざっくりすぎるアイドルグループ史」!!
 もうすげぇんだよ、だってあなた、「AKB48の2010年以降」ったら、もうおしまいなんですよ、3ヶ月の長きにわたって続いたこのシリーズの! うひょお~。

 いろいろあった。いろいろあったんだが……今はもう、さっさとおしまいにしたい。

 それで本題のAKB48に入るわけなのですが、実は今回も、正直な話、あまりにも現在進行形で「これから始まる予定」のAKB48関係の新展開が目白押しであるため、今回をもってAKB48についてというくくりをおしまいにするのはど~にも尻切れトンボな感じになっちゃうんですよねぇ。
 これは前の「モーニング娘。」に関しても同じでしたね。あちらも高橋リーダーの卒業ときたるべき「第10期メンバー」の加入によってひとつの歴史の区切りを迎えるはずなんですよ。

 ただ、まぁ、この『長岡京エイリアン』も「日記」ですからねぇ。今の時点でのAKB48にたいしての雑感をつづっておくということもそれなりに意味があることなんじゃあなかろうか、と。
 どうもすみませんねぇ、こんな中途半端な段階でのまとめになっちゃって、ねぇ! ど~にも歴史の教科書のようにはスパッといかないのよねぇ。まぁ、だからこそ先の読めないおもしろさがあるとも言えるんですが。


 前回にも長々とあげたように、2010年から今年2011年6月に盛大に挙行された「第3回選抜総選挙」あたりまで、AKB48はまさしくアイドル界の覇道を突き進み、日本全国の注目をあび、「欠けたることもなし」とうらやまれる国民的アイドルグループに拡大していきました。2005~09年前半の、世間から「アキバ系~?」という白眼視をうけていた雌伏の時代がウソのように感じられる「黄金期」の現出であります。

 しかし! 感動的な前田敦子さんのトップ当選返り咲きがあったあの「第3回総選挙」の余韻も消えつつある今現在、時代の空気はかすかに、それでいて確実にAKB48にたいする温度を変えつつあるように思えるんですね。

 簡単に言ってしまうとそれは、コアなファンでない多くの「世間」と呼ばれる人々の、

「AKB48があることはわかった。だいたい誰がいるのかもわかってきたんだけど……それで?」

 という視線をうける時期が始まってきたんじゃなかろうかと思うんですね。
 つまり、まず最初にわいた「AKB48って、なに?」という興味が、ファンから観たらどんなにあさいものであったとしても、少なくとも世間のおおかたが不安にならないくらい、世間話のお題としてイジれるくらいの情報を手に入れて満足するようになったのが「第3回選抜総選挙」の過剰すぎる報道のあたりだったんじゃないかと思うんですね。まぁ~すばらしいフィーバーっぷりだったでしょ?

 いや~、「……それで?」っていう視線って、こわいですよね。あどけない表情でアリの巣に水をそそぎこむ子どもくらいこわいよね。

 なにがこわいのかというと、それは2009年の秋頃からの一連の旭日のごときブレイク劇をながめてきて、TVや雑誌などからくる膨大な情報をあびたために世間がAKB48のことをだいたい知ったような感覚におちいり、それによってたいていの新展開では驚かない免疫を持つようになってきていることだと思うんですね。

 端的なところで今特に目立つのは、やっぱり2度目の「トップ当選」をへてすっかり「AKB48の顔」となった前田敦子さんの女優としての展開への反応じゃないかと思います。
 ソロ歌手デビューに加えて映画や連続ドラマへの主演という輝かしいキャリアを築いている彼女なのですが、必ずしも「現時点で日本一有名なアイドルグループの中心人物が出ています」という売り込み以上の効果は上げていないように見えるんですね。いや、その時点でもう充分じゃないかと言われればそうなんですが。
 つまり、前田さんは多くのPVや、あのAKB48メンバーを知るための格好のガイドブックとなった「メタドラマ」である『マジすか学園』シリーズで主役を張った経験をへて、今現在は、

「AKB48はわかったから、前田さんっていう人はどうなの?」

 という1人アウェー感満載の戦場におもむく段階に入っているわけなんですね。これはもう、ほぼソロアイドルのあつかいのような過剰すぎる期待を背中にしょわされている状態なんじゃないかと。それを乗り越えたなにかを提示するのは至難の業ですよ!
 あと、前田さん個人の問題……というほどでもないんですけど、前田さんの顔立ちって、いかにも「女優としての演技力がありそうな」つくりですよね……なーんか、「ヘタだけどゆっるしってね~ん☆」とウインクしながら逃げていくような身軽さを自分でよしとしない「硬派さ」というか、武士道精神が宿っているような居住まいがあるような気がするんですが……私の気のせい!?
 でも、気のせいでないのだとしたら、それは間違いなくAKB48で5年以上闘い続けてきた彼女がつちかってきたものであるはずなのですが、今はそのAKB48の影響力のうすい場所でがんばっているわけなんですね。王者の孤独、まさにここにあり。


 前田さんの話題はここまでにしまして、先ほど私は「世間がAKB48をある程度わかりきってしまったような感覚になっている」と言いました。
 これに疑問を感じる方もいらっしゃいますよね。だって、単純にAKB48だけでも今は50名以上メンバーがいるし、それに姉妹グループのSDN48だSKE48だNMB48だをあわせると200名ちかくのアイドルがひしめきあっていることになるんですよ!? 最新の第3回選抜総選挙に出馬した立候補者も150名いるし、定期的に研究生オーディションもおこなっているのだから、AKB48関連のことを知ろうとして「わかった気になる」ということは、ディープになればなるほどむずかしくなるはずです。

 しっかし! それなのに、な~んとなくこの夏、世間は「AKB48がTV画面や雑誌の表紙を独占している状況」に急速になれつつあるのです。
 もちろん、それだけの圧倒的な人気がある証拠なのですからそれに文句のつけようはありませんし、姉妹グループやグループ内ユニット、メンバーのソロ楽曲がのきなみヒットチャートのトップに輝いている活況に変わりはないのですが。

 何百人というかわいこちゃんがいるのに、それがAKB48独自の、それ以前のアイドルグループのスケールでは考えられなかった醍醐味であるのに、ど~してそういう実感がわかないんだろうか!?

 賢明なみなさまならすでにおわかりのことでありましょう。それはね、「あまりにもカッチリ作られすぎてしまったAKB48のピラミッド構造」が原因だと思うの、わたし!

 前にもふれましたが、AKB48は2005年末の結成当初は20名に満たない1チーム制(旧チームA)だったのですが、メジャーデビューしたころにはすでに(旧)チームKがくわわり人数が倍増していたために、AKB48の「顔」となる楽曲のレコーディングやPV撮影には、歌唱・出演する人員をしぼるグループ独特の「選抜メンバー制度」が導入され、グループの中から選ばれたメンバーがそうでない人たちよりもひとつ飛び抜けた位置の扱いを受けるようになっていました。それは今現在でも引き継がれている重要なシステムになっていますね。

 最近はそれにくわえて、毎年恒例のように開催されるAKB48最大のイベント「次期シングル選抜総選挙」には正規メンバー以外の研究生にあわせて、違うアイドルグループであるはずのSKE48にNMB48までもが参加して「AKB48の新曲」に参加するために選挙活動にうちこむという大変な倍率になってしまっています。
 それだけのことはあって選抜総選挙の規模と効果は毎回やるごとにハンパないスケールに巨大化しており、第1回は有効票数約5万票だったものが第2回には約35万票、今年の第3回には約108万票になるというありさま。さすがに来年やるとしてもその倍……にはならないと思うんですけどねぇ。
 とにかく、年に1回のこのビッグイベントにAKB48の妹分にあたるSKE48やNMB48も参加している、しかも今年9月におこなわれる予定の「次期シングル選抜じゃんけん大会」にも彼女たちの選抜メンバーが参戦しているということは、とりもなおさず、一見独立しているように見受けられる全国各地の妹分グループも、AKB48のシングル選抜メンバーを頂点としたピラミッド構造の下層にあまんじている、ということになるんじゃないでしょうか。結局は「東京集権」なんでしょうかねぇ。
 ちなみに、第1回にはSKE48から2名、第2回にはSKE48から5名と研究生から3名、第3回にはSKE48から6名とNMB48から1名の当選者が出ています。

 んで、こういうことによってどういう事態になるのかといいますと、どんなにグループ全体の規模が大きくなったとしても、最終的にはAKB48のシングル曲を歌番組で歌唱したり雑誌のインタビューにこたえたりするほんの一部! 12名そこそこの「メディア選抜」メンバーだけが順ぐりで露出するだけとなり、そこで有名になったり実力をつけることとなったメンバーが次のシングルにも抜擢されるという、最上位のメンバーにとっては「正のスパイラル」、それ以外のほとんどのメンバーにとってはやるたんびにメディア露出への道が遠のいていく「負のスパイラル」という格差が拡大していく事態となるのです。
 第3回の選抜総選挙では「神7」の牙城に切り込んだということで柏木由紀さんが話題となりましたが、それも決して「ダークホース」というまで意外な躍進ではなかったはずです。グラビアにめっぽう強かったから。

 さっすがAKB48。こういうかたちで現代日本の格差社会問題を皮肉っている……わけじゃなくて、こりゃマジか。せちがらいよねぇ~!! 「夢みるアイドル」などというスウィートな幻想は、ここにはみじんも存在していません。そういうことは深田恭子さんにまかせておきましょう。

 決してAKB48のことを過小評価する意図はないのですが、私は今現在のAKB48の状況は、時あたかも1999前半、後藤真希さんが加入する直前の第1・2期メンバーしかいなかった時代のモーニング娘。の状況にきわめて似ているような気がします。
 当然ながらスケールはだいぶ違うわけなのですが、この時期は結成や最初のブレイクにこぎつけるまでの苦楽をともにしたメンバーだけで活動することにある程度の限界を感じるというアイドルグループ特有の時期なんじゃないかと私はふんでいます。そして、たいていのアイドルグループはここをもって解散する流れとなっており、唯一、ごっちんという希代の「グループの歴史にとらわれない風雲児」の出現という奇跡をえたモーニング娘。のみがこの時期を見事に乗り越えて現在にいたっているわけなのです。まぁ、なっち単独エースのモーニング娘。もシブくてよかったんですけど、それでは超えられない一線があったのです。

 要するに、「定期的にオーディションをやってるんだからいいじゃない?」という問題とはまったく別の次元で、ピラミッドの下からこつこつとはい上がってきて念願のメディア選抜を獲得するというまっとうな形でなく、ファンや世間をあっと言わせるセンセーショナルな飛び出し方でセンターにおどりでる革命的な人材を、今のAKB48、ていうか秋元さんは渇望しているのではないでしょうか。
 HKT48だ乃木坂46だ、アジア進出だと話題満載のAKB48軍団なのですが、スケールは拡大する一方であるものの、結局は求心力のコアとなるAKB48本体の人気がなければどうにもならない体制となっているからなのです。
 わかりやすくいえば、今現在のAKB48軍団は、AKB48本隊4チームの人数に研究生、各地のグループなど多くの戦力をしたがえていながら、本陣の選抜メンバーに「なにか」が起こってしまったら瞬く間に軍隊としての統率をうしなって潰走してしまう「桶狭間合戦」時の今川義元軍に似ているんじゃないかと思うんだなぁ。あやういあやうい。

 そして、それを誰よりも痛感しているのがAKB48のみなさん本人であり運営側であり秋元康さんであり、そのあせりのあらわれとなったのが、かの強運(とちょっぴりのテクニック)だけで選抜メンバーを決める前代未聞の「じゃんけん大会」であり、第3回選抜総選挙の直後に降って湧いたようにもちあがった「江口愛実ちゃん」騒動だったんじゃないでしょうか。あの子は単なるおふざけではなく、AKB48全体のガチでの「こういう新人ほしい!!」という願望の具現だったんですね。

 アイドルグループ史でも最大規模のスケールとそれに見あった全国的なブレイク、そしてそれゆえにゆっくりと、しかし確実に近づきつつある「行き詰まり感」。

 現在、AKB48のオフィシャルブログのタイトルは「Official Blog ~TOKYO DOME への奇跡~」となっていまして、これは2006年にAKB48がメジャーデビューしたころから続いているものになっています。
 だが、しかし。当初は「東京ドームでコンサートをひらく」という言葉が実に現実的な最終目標となっていたのでしょうが、すでに2011年の夏の実感としては、多くの人が、

「やったらいいじゃん?」

 と軽く思ってしまうのではないでしょうか。いかに日ノ本広しといえども、今のAKB48にとって公演できないコンサート会場は国内には存在しないはずです。
 しかし、AKB48は今でも目標にかかげた「東京ドーム」コンサートに踏み切れないでいるように見受けられます。
 なぜか。それは、東京ドームの「次の最終目標」が今のところ見当たらないからなのではないでしょうか。

 こりゃあ大問題ですよ……今やAKB48は、「東京ドーム公演を盛大に挙行して華々しく解散! じゃあね~。」ではすまないスケールに巨大化していますからね。

 AKB48。ここが正念場です。

 まずは最新シングルの『フライングゲット』と「第2回じゃんけん大会」の動向が気になるところなのですが、HKT48や乃木坂46への世間の反応もどうなることか。刮目してAKB48関連の新展開に注目したいですね。


 忘れてならないのは、AKB48がここまでの人気と実力を得ることとなる最初のエネルギーとなったものが、決して大きくないライヴ会場に「会いにいけるアイドル」であるということです。
 そこはちゃんと今でも守ってはいるものの、誰もが知っている「神7」のようなみなさんは、本人の意思がどうかは別として、スターならではのハードスケジュールによって劇場とのあいだには埋めがたい距離ができています。かといって、彼女たちが劇場に出たら出たで新人たちの出番がなくなっちゃうし。ど~すりゃいいの!?ってなもんですよねぇ。


 前に確か、私は「AKB48のあり方よりもモーニング娘。のあり方のほうが好き。」という言い方をしたかと思います。

 それは、やっぱり「競争社会を積極的に取り入れた活動」といったあたりが、それ自体はあっておおいにけっこうなのですが、人員の急増にしたがってさっき言ったようなどうにも融通のきかないピラミッド構造になってしまい、「アイドルの世界」にあってほしいと私がねがっている非現実性、ファンタジー性がだいぶ消えてしまっているような気がするからなんですねぇ。
 こつこつ努力をして実力をつけて成長していくというアイドルグループならではのドラマに「メンバー同士の競争」は大事なのかも知れませんが、人はアイドルに、自分たちの身のまわりでは滅多にみられない飛び抜けた才能や浮き世の煩雑さを忘れさせてくれるスター性も見せてほしいとねがうものなのではないでしょうか。その「現実」と「非現実」のバランス感覚こそがアイドルグループの要諦かと思うのですが、まるでそれ自体が「ひとつのリアルな社会」であるかのように、AKB48とその周辺は現実よりの要素でかためられすぎてしまいました。

 そうなると、私はちょっと、ねぇ。「大変だねぇ……」という感情こそわき上がるものの、競争社会のシビアさをほんのちょっとであれ現実の世界で痛感している身としては、その上さらにAKB48の競争社会を見て楽しみたいな、という気にはならないんですよねぇ。
 そりゃまぁ、かわいいアイドルがいっぱいいるわけですし、外見だけで言うと私はチーム4の市川美織さんなんか大好きなんですが、どうにも身を入れて応援する気にはねぇ……え? ロリコンじゃねぇよ!!

 要するに、なんか「有名大学に行くのが当然の進学校」っていうか、「上を目指すのがが当たり前」みたいな感じが好きじゃないんだな。みんなの見る方向が統一されているというのはグループのカラーがはっきりしていていいことなんですが、そこから突然変異的な「根っからのスター」は生まれないような気がするんですね。そんなことないかな?
 確かに、指原莉乃さんのように「せわしないAKB48から一歩距離をおいた」スタンスをもって人気を集めている方もいるわけなのですが、それにしても構造そのものに疑義を唱えることは許されていないわけです。

 そういう意味では、AKB48はこれ以上ないくらいに現在の日本にふさわしい「時代を象徴するアイドルグループ」なのかもしれません。


 まぁ~、こんな感じかしら?
 とにかく、これからのアイドルグループ史どころか、芸能界全体の未来を考える上でも、かつてない規模に拡大したAKB48の今後はおおいに注目すべきですね。おんもしろくなるぞ~。


 さぁ、それではいよいよこの時がやってまいりました。
 次回! ついに3ヶ月続いた「アイドルグループ史」、最終回でございます。

 いや、別になにをするでもなく、「終わったね~。『メモ程度』って言ったの、5月だったねぇ~。」ってボンヤリするだけですんで。

 今回も長々とおつきあいいただき、まことにありがとうございました~。ばーいちゃ。
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そうだいのざっくりすぎるアイドルグループ史 第43回 『覇道!AKB48 2010年以降 資料編』

2011年08月07日 10時38分50秒 | ざっくりすぎるアイドルグループ史
 はいど~ぉもっ、そうだいでございます! 今日も暑くなりそうですね~。

 今日、ちょっと東京にお芝居を2本連続で観に行く予定がありまして、さっそくこれから出かけてきます。

 なんで、今回は時間がないということで「AKB48の2010年以降」を資料だけをゴロッとのせるだけにさせていただきま~す。

 実にシンプルなんですが、例によって情報量がハンパないんでね……カンベンしてちょ~だいませっ。
 それじゃあ、今回もビロ~ン、オッピョロロ~ンといっちゃいましょうか~。


AKB48のどこまでやるの!? 爆走の2010年以降

2010年
1月
・テレビ東京でAKB48主演の深夜ドラマ『マジすか学園』が放送される(毎週金曜日0時10分から 同年3月まで)

2月
・15thシングル『桜の栞』がリリースされ、発売第1週売り上げ約30万枚のヒットとなり自身2度目のオリコン1位獲得となる
 ※CDシングルの発売第1週売り上げ枚数が30万枚を突破したのは、宇多田ヒカルの『COLORS』(2003年1月)以来7年ぶり

3月
・チームAメンバーの板野友美(18歳)と峯岸みなみ(17歳)のチームKへの移籍が発表される
・ファッションブック『わがままガールフレンド おしゃれプリンセスをさがせ!』(マガジンハウス)で、主要メンバーの下着グラビアが初披露される
 ※AKB48の、女性をターゲットに入れた戦略の先駆
・渡り廊下走り隊の4thシングル『アッカンベー橋』が、自身初のオリコン1位を獲得する
 ※AKB48内ユニットとしては史上初のオリコン1位

4月
・2ndベストアルバム『神曲たち』がリリースされ、売り上げ枚数約60万枚を記録しアルバムとしては初のオリコン1位獲得となる

5月
・16thシングル『ポニーテールとシュシュ』がリリースされ、売り上げ約75万枚の大ヒットとなりオリコン1位を獲得
(スターダストプロモーションの6人組アイドルグループ「ももいろクローバー」がシングル『行くぜっ!怪盗少女』でメジャーデビューを果たす)

6月
・「AKB48 17thシングル選抜総選挙『母さんに誓って、ガチです』」が東京ドームシティのJCBホールで開催され、大島優子(21歳)がトップ当選を果たす
 ※総選挙のもようは全国約30館の映画館でも同時中継された
 ※この選挙で上位7位までに輝いた大島優子・前田敦子・篠田麻里子・板野友美・渡辺麻友・高橋みなみ・小嶋陽菜の7名が「神7(かみせぶん)」と呼称されるようになる
・AKB48第4のグループ内ユニット「フレンチ・キス」(柏木由紀、倉持明日香、高城亜樹)の結成が発表される
・2008年にAKB48を卒業したグラビアアイドル中西里菜(22歳)が、芸名を「やまぐちりこ」に改名して写真週刊誌『FRIDAY』でヌードグラビアを披露する
 ※改名の理由は、AKB48卒業時に「今後3年間、AKB48のイメージを損なう活動をしない」という契約を交わしていたため、別人であるという建て前が必要だったから
 ※したがって、今現在も中西里菜とやまぐちりこが同一人物であるという正式発表はなされていない

7月
・AKB48が2008年までに所属していたレコード会社「デフスターレコーズ」から、デフスター時代の楽曲映像をまとめたベストクリップ集DVD『逃した魚たち シングル・ビデオコレクション』がリリースされオリコンDVDチャート1位を獲得する
 ※デフスターレコーズからは、AKB48のライバルとなるアイドルグループ「乃木坂46」がデビューする予定
・前年12月に発売された放送作家・岩崎夏海(42歳)の処女小説『もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(ダイヤモンド社)がミリオンセラーとなる
 ※岩崎夏海は大学卒業とともに秋元康の弟子として活動しており、2005~07年にはAKB48のサブプロデューサーをつとめていた
 ※小説の主人公「川島みなみ」は、AKB48の峯岸みなみをモデルとしている
 ※小説の発行部数は、2011年4月時点で電子書籍版の13万部もあわせて250万部を突破している

8月
・17thシングル『ヘビーローテーション』がリリースされ、売り上げ約80万枚の大ヒットとなりオリコン1位を獲得する
 ※『ヘビーローテーション』のプロモーションビデオの監督に写真家の蜷川実花(37歳)が起用され、ファッショナブルな映像が女性層にも話題となる
・6月にヌードグラビアを発表したやまぐちりこが、AV女優としてアリスJAPANから再デビューする
 ※在籍時にはAKB48の10作のシングル中8作に選抜されており、最初のグループ内ユニット「Chocolove」メンバーでもありNHK『紅白歌合戦』への出場経験もあった元人気メンバーがAV女優に転向したという事態は、アイドルの歴史全体から見ても前代未聞の大事件だった
 ※デビュー作となったDVDは売り上げ10万枚を超える異例の大ヒットとなる(アダルトDVDは5千枚売れればヒットとされている)

9月
・人気メンバー小野恵令奈(16歳)がAKB48を卒業し、芸能活動も休止する
・年末にリリースされる予定の19thシングルの選抜メンバーをじゃんけんで決める「AKB48 19thシングル選抜じゃんけん大会」が東京・日本武道館で開催され、チームK所属の内田眞由美(16歳)が優勝しセンターに抜擢される
 ※参加したAKB48の3チームと研究生をあわせた51名が1対1で一回勝負のじゃんけんを繰り返していき、上位16名が選抜メンバーになる、というもの
 ※センターに選ばれた内田は半年前の3月にチームKでデビューしたばかりで、選抜メンバーの経験もなかった
・フレンチ・キスのデビューシングル『ずっと前から』がリリースされる(オリコン最高5位)
・大阪・難波を拠点としたAKB48の妹分アイドルグループの募集オーディションが実施される(応募者総数7256名)

10月
・18thシングル『Beginner』がリリースされ、売り上げ枚数が100万枚を突破し自身初のミリオンセラーとなる
 ※女性アイドルグループのシングルのミリオンセラーとしては、モーニング娘。の『恋愛レボリューション21』(2000年12月)以来10年ぶりのこととなる
・チーム研究生・横山由依(17歳)のチームKへの昇格が発表される
・週刊誌『週刊文春』で、チームKキャプテンの秋元才加(22歳)と舞台演出家との交際が発覚し、秋元がチームKキャプテンを辞任する
・AKB48の全国展開第2弾として、大阪・難波を拠点としたアイドルグループ「NMB48」が結成される
・中国・香港に海外初のAKB48オフィシャルショップが開設され、グッズ販売の他に定期的にイベントやライヴも上演される拠点となる

12月
・19thシングル『チャンスの順番』がリリースされ、発売第1週売り上げ約59万枚の大ヒットとなりオリコン1位を獲得する
・NHK『紅白歌合戦』に、AKB48とその研究生、さらにSKE48とNMB48をあわせた総勢130名で出場する

2011年
1月
・AKB48第5のグループ内ユニット「Not yet」(大島優子、指原莉乃ら4名)の結成が発表される
・板野友美のソロデビューシングル『Dear J』がリリースされ、発売第1週での売り上げ枚数約16万枚のヒットとなる(オリコン最高2位)
 ※女性ソロ歌手のシングル売り上げ枚数が15万枚を突破したのは、2007年の宇多田ヒカル『Flavor Of Life』以来4年ぶり
 ※現役AKB48メンバー(当時)のソロ歌手デビューとしては大堀恵の『甘い股関節』(2008年10月 オリコン最高27位)、増田有華の『Stargazer』(2010年4月 オリコン最高52位)、奥真奈美の『かたつむり』(2010年5月 オリコン100位圏外)に続いて4人目だが、オリコンチャート10位以内にランクインしたのは史上初
・ノースリーブスの1stアルバム『ノースリーブス』が、AKB48内ユニットとしては初のオリコンアルバムチャート1位を獲得する
・指原莉乃(18歳)による、AKB48史上初のメンバー単独看板番組『さしこのくせに』(TBS毎週火曜深夜1時25分から)の放送が開始される
・大阪・難波にあるNMB48の専用劇場「NMB48劇場」が開館し、NMB48のライヴ活動が開始される

2月
・20thシングル『桜の木になろう』がリリースされ、売り上げ枚数約115万枚のミリオンセラー(自身2度目)となりオリコン1位を獲得する
・前年に自身のスキャンダルでチームKキャプテンを辞任した秋元才加のキャプテン復任が、総合プロデューサー秋元康により発表される
・AKB48第6のグループ内ユニット「DiVA」(秋元才加、宮澤佐江ら4名)の結成が発表される

3月
・東日本大震災の5日後にNot yet のデビューシングル『週末Noy yet』がリリースされ、発売第1週売り上げ約16万枚の大ヒットとなる(オリコン最高1位)
 ※デビューシングルがオリコン1位を獲得した初のAKB48内ユニット

4月
・テレビ東京で『マジすか学園』の続編となる『マジすか学園2』が放送される(毎週金曜日0時10分から放送 同年7月まで)
・女性週刊誌『an・an』(マガジンハウス)に小嶋陽菜(22歳)のランジェリーグラビアが掲載され話題となる

5月
・21stシングル『Everyday、カチューシャ』がリリースされ、売り上げ枚数150万枚のミリオンセラーとなりオリコン1位を獲得する
 ※AKB48のミリオンセラーとしては3度目であり、2009年10月の14thシングル『RIVER』以来8作連続のオリコン1位獲得は女性アイドルグループとしてはピンク・レディー以来32年8ヶ月ぶりの記録
 ※ちなみにモーニング娘。の連続オリコン1位獲得記録は、12th『ザ☆ピ~ス!』(2001年7月)から14th『そうだ!We're ALIVE』(2002年2月)までの「3連続」が最高
・フレンチ・キスの3rdシングル『カッコ悪い I love you!』が発売第1週売り上げ枚数約11万枚のヒットとなる
・DiVA のデビューシングル『月の裏側』がリリースされる(オリコン最高3位)
(プラチナム・プロダクション系列の10人組アイドルグループ「ぱすぽ☆」のメジャー1stシングル『少女飛行』がオリコン1位を獲得する)
・AKB48の全国展開第3弾として、福岡・博多を拠点としたアイドルグループ「HKT48」のオーディション募集が告知される
・AKB48やSDN48、SKE48などのシンガポールでの定期的なライヴ公演が開始される
・総合プロデューサーの秋元康が、台湾でのAKB48オフィシャルショップの開設と新たなるアイドルグループ「台湾48」の構想を示唆する

6月
・「AKB48 22ndシングル選抜総選挙『今年もガチです』」が東京・日本武道館で開催され、前田敦子(19歳)が第1回に続いて2度目のトップ当選を果たす
 ※総選挙のもようは日本全国に韓国・台湾・香港もあわせた約100館の映画館や会場で同時中継された
 ※総選挙のもようはTVの特別番組としても生中継され、スポーツ新聞は結果を号外で報じた
・AKB48初のオリジナルアルバムとなる『ここにいたこと』がリリースされ、売り上げ枚数約71万枚の大ヒットとなる
 ※女性アイドルグループの楽曲アルバムとしてはモーニング娘。の『LOVEパラダイス』(2000年3月)以来10年ぶりの50万枚突破
・チームB以来4年ぶりの新チームとなる、2009~10年に合格した第9・10期生から選抜されたメンバー10名による「チーム4(フォー)」が結成される
・岩崎夏海のベストセラー小説『もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』の主演・前田敦子、監督・田中誠による実写映画が東宝系で全国上映される(映画興行ランキング最高3位)
・前田敦子のソロデビューシングル『Flower』がリリースされオリコン1位を獲得する
 ※女性歌手のソロデビューシングルとしては2006年の沢尻エリカ『タイヨウのうた』以来5年ぶり、アイドルグループメンバーのソロデビューシングルとしては2001年の後藤真希『愛のバカやろう』以来10年ぶりのオリコン1位獲得
 ※発売第1週での売り上げ枚数約17万枚は、AKB48メンバーのソロシングルとしては最高のものとなる
・中国・香港に続いて台湾・台北にAKB48オフィシャルショップが開設される

7月
・板野友美のソロ2ndシングル『ふいに』がリリースされオリコン1位を獲得する
・Not yet の2ndシングル『波乗りかき氷』がリリースされオリコン1位を獲得する
・NMB48のデビューシングル『絶滅黒髪少女』がリリースされ、発売第1週売り上げ約21万枚の大ヒットとなりオリコン1位を獲得する
・東京・有明の東京ビッグサイトでおこなわれた「『Everyday、カチューシャ』発売記念個別握手会」で、9月20日の「AKB48 24thシングル選抜じゃんけん大会」の開催が発表される
・HKT48メンバーオーディションの結果、小学生から高校生までの24名が合格したと発表される
・AKB48の公式ライバルとなるアイドルグループ「乃木坂46」のオーディション募集が開始される
 ※乃木坂46のメンバーは8月に決定し、9月から活動を開始する予定


第2回「AKB48 17thシングル選抜総選挙『母さんに誓って、ガチです』」について
・開票日 2010年6月9日
・当選者順位 1~40位
・当選者に投票された総票数 35万4074票(第1回の約7倍)
・立候補者 AKB48、SKE48、研修生の104名
・1位(大島優子)の獲得票数 3万1448票
・最終当選者(40位)の獲得票数 1603票
 ※30位当選者は2613票
・当選者の権利
 1位~12位  歌番組や音楽雑誌などのメディアで活動できる「メディア選抜」
 13位~21位 タイトル曲のレコーディングに参加できる「選抜」
 22位~40位 カップリング曲を担当できる「アンダーガールズ」
・有権者
 投票券つき16thシングル『ポニーテールとシュシュ』の購入者、ファンクラブ「柱の会」会員、
 AKB48モバイル有料会員、SKE48モバイル有料会員、DMM「AKB48 LIVE ON DEMAND」の月額会員
 ※したがって、「1人1票」という制限はない

第3回「AKB48 22ndシングル選抜総選挙『今年もガチです』」について
・開票日 2011年6月9日
・当選者順位 1~40位
・当選者に投票された総票数 108万1332票(第2回の約3倍)
・立候補者 AKB48、SKE48、NMB48、研修生の150名
・1位(前田敦子)の獲得票数 13万9892票
・最終当選者(40位)の獲得票数 4698票
 ※30位当選者は6660票
・当選者の権利
 1位~12位 「メディア選抜」
 13位~21位 「選抜」
 22位~40位 「アンダーガールズ」
・有権者
 投票券つき21stシングル『Everydayカチューシャ』の購入者、ファンクラブ「柱の会」会員、
 AKB48モバイル有料会員、SKE48モバイル有料会員、NMB48モバイル有料会員、
 DMM「AKB48 LIVE ON DEMAND」の月額会員


2010年以降に結成されたAKB48関連のアイドルグループ・ユニット

NMB48(エヌエムビーフォーティエイト 2010年10月~)正規メンバー16名
 キャプテン山本彩(さやか 17歳)・山田菜々(18歳) ら
 大阪府大阪市中央区難波(なんば)のYES-NAMBAビル地下にある「NMB48劇場」(定員233名)が拠点(よしもとの大劇場「なんばグランド花月」の向かい)
 チームはN・研修生の2組に分かれている(2011年7月時点)
 AKB48とは違ってメンバー全員が同じ芸能事務所「KYORAKU吉本.ホールディングス」に所属している
 ※「KYORAKU吉本.」はパチンコ大手KYORAKUとよしもとクリエイティブエージェンシーとの合弁会社で、よしもと本体がNMB48の運営を手がけているわけではない
 メンバーの多くが近畿地方出身
 グループのイメージデザインは「ヒョウ柄」
 発足当初のメンバーの平均年齢は、AKB48関連では最年少の「14.7歳」
 キャプテンの山本は2005年ごろからガールズバンドのメンバーとして活動しており、山田は2008~09年にハロプロ関西のアイドルグループ「SI☆NA」に所属していた
 2010年9月からメンバーオーディションを実施し、10月に発表された26名の結成メンバー(全員研究生あつかい)によって翌2011年1月から活動を開始する
 ※ライヴ活動は当初、AKB48のチームAのセットリストを上演していた
 2011年3月に研究生から選抜された16名によって「チームN」が結成される
 NMB48の追加メンバーオーディションはおよそ年に1回のペースで実施されている
 2010年7月にシングル『絶滅黒髪少女』でCDデビューを果たし、発売第1週売り上げ約21万枚の大ヒットとなりオリコン1位を獲得する
 ※女性アイドルグループのデビューシングルのオリコン初登場1位を獲得は、同年5月のぱすぽ☆以来2組目

HKT48(エイチケーティーフォーティエイト 2011年7月~)24名の予定
 オーディションの合格者24名が現在レッスン中
 今年秋に福岡県福岡市中央区のホークスタウンモールに専用劇場が開設される予定
 ※そのため、厳密には「博多(福岡市の博多区)」を拠点にしているわけではない
 メンバーの多くが九州地方出身(他には山口県出身者も)
 今年秋に完成予定の専用劇場を拠点に活動を開始する予定
 現在、すでに福岡市では「HR(エイチアール)」、「LinQ(リンク)」、「mix*(ミックス)」といったかなり本格的なロコドルグループが乱立して活動を展開しており(特にHR は福岡市東区に専用劇場を持っている)、HKT48の参入によって福岡アイドル戦争のさらなる激化が予想される


フレンチ・キス(2010年6月~)3人組
 倉持明日香(20歳)、柏木由紀(18歳)、高城亜樹(たかじょう あき 18歳)
 AKB48第4のグループ内ユニット
 3名とも、芸能事務所は渡辺プロダクション系列の「ビスケットエンターティメント」に所属している
 2010年9月にシングル『ずっと前から』でCDデビューを果たす(オリコン最高5位)
 甘いヴォーカルと青春の恋愛エピソードをベースにした歌詞世界が特徴
 2011年5月にリリースした最新3rdシングル『カッコ悪い I love you!』が、自身初の売り上げ枚数10万枚突破を記録する(オリコン最高2位)

Not yet(ノットイエット 2011年1月~)4人組
 大島優子(22歳)、北原里英(18歳)、指原莉乃(17歳)、横山由依(17歳)
 AKB48第5のグループ内ユニット
 「まだまだ」という意味のグループ名の通り、コンセプトは「歌もダンスもまだまだだけど、そのぶん成長できると解釈して一生懸命にがんばる」
 大島・北原・指原の3名は「太田プロダクション」に所属している(横山のみAKS所属)
 2011年3月にシングル『週末Not yet』でCDデビューを果たしオリコン1位を獲得する
 ※発売第1週売り上げ約16万枚のヒットとなったが、東日本大震災の直後だったためにリリース記念イベントは5月に延期された
 歌とともにダンスにも重点をおく軽快な曲調
 2011年7月にリリースした2ndシングル『波乗りかき氷』もオリコン1位を獲得している
 ※リリースしたシングルが連続でオリコン1位を獲得している唯一のAKB48内ユニット

DiVA(ディーヴァ 2011年2月~)4人組
 秋元才加(22歳)、梅田彩佳(22歳)、宮澤佐江(20歳)、増田有華(ゆか 19歳)
 AKB48第6のグループ内ユニット
 「idol」と「成長し続ける歌姫」という意味をあわせて、グループ名の「i」のみ小文字になっている
 4名とも芸能事務所は「office48」に所属している
 2011年5月にシングル『月の裏側』でCDデビューを果たす(オリコン最高3位)
 ※同年3月にリリースされる予定だったが、東日本大震災により5月に延期された
 「AKB48史上初のヴォーカルダンスユニット」というコンセプトで、アダルトな雰囲気のR&Bを唄う
 かつてAKB48第1のグループ内ユニット「Chocolove」に所属していた秋元・宮澤と、「AKB48随一の歌唱力」とうたわれソロ歌手としての経験もある増田、ダンスパフォーマンスに定評のある梅田による実力派の布陣
 1stシングル『月の裏側』のカップリング曲として、小室哲哉がAKB48をプロデュースした現時点で唯一の楽曲『インフォメーション』も歌唱している
 3日後! 今月8月10日に2ndシングル『Cry』をリリースする予定


 いんや~、こりゃまたもう、とんでもないねぇ! さすがは今をときめくAKB48軍団。ノリノリでございます。

 ほんじゃま、行ってきま~す。
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そうだいのざっくりすぎるアイドルグループ史 第42回 『娘。に幸あれ 朝日よのぼれ』

2011年08月05日 12時09分15秒 | ざっくりすぎるアイドルグループ史
 雨、ふるよねぇ~! どうも、みなさまごきげんよろしゅうございますか。そうだいです。
 今朝はどうにも不思議な感じで、ラジオを生放送している東京のスタジオでは「予報は晴れときどき曇り」とか「今日も暑くなりそうですね!」などと言っているのに、千葉の私の家の窓から見える風景はもうザンザン降り、スコールのようなはげしい雨音に目が覚めてしまったあんばいです。
 そうこうしているうちに、今度は雨雲が去って高い青空が見えてきましたねぇ。
 入道雲はいいですよね。なにがいいって、雲の高度がたかいから、「青空の高さ」が立体的に見えてくるんですよね。ふだんはただ「青いなぁ。」というだけの印象なのに、入道雲の、青空との境界線に見える複雑な造作を見ていると「雲でっけぇ! 青空遠くて広い!」ということがよくわかるからおもしろいんだなぁ。

(リアルタイムでの出来事です)
 うわっ、びっくりしたなぁもう! そんなことをタッタカターとうっていたら、ラジオ番組のリクエストで『天空の城ラピュタ』の主題歌『君をのせて』がかかったゾ。ちきゅう~は ま~わ~る~。
 もう、最高。空と雲といえばコレよねぇ~。私、なんっかい観てもラスト30分のアクションシーンつるべうちのところで自分の手のひらが汗でぬるぬるになるんですよ。まさに、手に汗にぎる展開よね~。

 青空に入道雲ときたら、甲子園ですよね~! なんか、年をとるごとに甲子園を観たい欲求が高まってくるねぇ。昔イノセントなガキンチョだったころは、実家の茶の間で地元県でもないチーム同士の試合中継をず~っと観ている祖父をながめては、

「なにがそんなにおもしろいんだろう? プロでもない知らない選手しか出てこないのに。」
「もう、ニュースで結果だけ見たらいいじゃないの~。お昼だから早く『あなたの知らない世界』見せてよ~!」

 といった不平しか持っていなかったのですが。

 ガキだね~!! いや、ガキだったんですけど。

 今だからこそよくわかる祖父のたのしみ。スポーツというものは本来そうやって楽しむものなのかもしれない。そう考えるようになったのはつい最近のことでした。
 つまり、そうだい少年があさはかにも当時の「おもしろい、おもしろくない」の基準にしていた、「登場人物の能力の高さ」や「パッと見ですぐにわかるスターがいるかどうか」、そして「自分の応援しているチームが勝ったか負けたか」という部分。それだけじゃない! それ以外の部分にも楽しみはあるのではないかと。

 もちろん、たとえばプロ野球の世界では選手のスター性やペナントレースの順位表という部分も充分に楽しむ要素になるわけなのですが、もっとも人の心を動かす要因になるのは、

「いろんな人生のいきさつがあって、その結果としてその日その時のその試合に出場している人たちが、どんな団結を見せてひとつのチームとなるのか?」

 そこなんじゃなかろうかと。つまり、実状は知らなくてもいいとして、その子がどんな心境で白球を投げていて、あの子がどんな思いを込めてバットを振っているのか、なぜこの子はそんなに汗だくになり、涙目になりながらポンポンを上げ下げしているのか、そこに観るものの思いをはせさせてくれるそれぞれの「熱量」こそがスポーツの、いやさ、「人のいとなみ」のすばらしさなんじゃなかろうかと思うんですなぁ。今、おっさんになりつつある私は。

 ……ちょっと話が大きくなりすぎたね。


 まぁ、結局ですね! この「ざっくりすぎるアイドルグループ史」にあらわれては消えていったさまざまな面々。当然ながら変転はげしい芸能界の荒波の中で、国民的なブレイクをはたしたグループもあれば一瞬にして退場していったグループもあり、「ほとんど運だな、この人……」という方もあれば「こんなにかわいくて歌もうまいのになぜパッとしない……時代がいけなかったのか?」という方もいらっしゃいました。
 私のざっくりしたまとめにさえ入るほどの知名度を得た彼女たちは、「アイドル」というジャンルの中ではまごうかたなきトップエリート。プロ中のプロであるわけなのですが、そもそも「アイドル」というジャンルそのものが、「プロらしくない未熟感」や「これからビッグになっていくんじゃないか感」も強い魅力のひとつに組み入れているわけでしたので、少なからず「プロ野球」的だけではない「甲子園球児」的な魅力も必要な世界であるはずなのです。


 そこでいよいよ! 約1週間ぶりにモーニング娘。の話題でございます。

 2007年6月。
 第5代リーダー・ミキティのあっという間の「脱退」さわぎによって不安の視線をあびながら発足した、当時20歳の第6代リーダー・高橋愛の新体制モーニング娘。

 しっかし! 前回の資料をご覧いただいてもおわかりの通り、高橋リーダー時代は今年秋に予定されている勇退までに実に4年半の長きにわたって続く長期体制となりました。もちろんこれは歴代リーダー史上最長です。
 4年半ですよ、4年半。もしかしたら「そんなに長くないじゃん?」と感じる方もおられるかもしれないのですが、なぁ~にいってんのよあぁた。
 「アイドル業界での4年半」なんてものは、はっきり言って「世代2つぶん」くらいの長さでしょ? まずは4~5年アイドルであり続けるということが至難の業なんですよ。

 1997年の秋に産声をあげたモーニング娘。だったわけなのですが、それから14年の時をへようかとしている2011年現在の彼女たち。その血肉の大部分をしめているのは、間違いなくこの高橋リーダー時代の空気を呼吸してきたメンバーの経験であり、業績です。

 とはいえ、実はテレビなどでの「露出度」や「CDセールス」という点では、残念ながら高橋時代はそれ以前とくらべてかなりの不遇をしいられており、ど~しても! 中澤リーダーやなっちやごっちん、辻ちゃん加護ちゃんにチャーミー・よっすぃ~ペアがいた時代のモーニング娘。ほどの強いインパクトは持てていない、というのが世間の大部分でのイメージなのではないでしょうか。だからこそ、ドリームモーニング娘。という「蜃気楼」も発生するわけね。

 でもねぇ、これももしかしたらひとつの戦略だったのではないか? と思えなくもないの。
 CDセールスの問題はもう、モーニング娘。の楽曲がどうとかアイドルブームがどうとかいう話ではない全体的な需要の落ち込みが起因しているので、昔のようにポンポンとミリオンヒットが出ないこともしょうがないのですが、「露出の制限」は間違いなく、モーニング娘。のスキルアップ、そして「他のグループとはひと味ちがう娘。」づくりを狙ったコンサートスケジュール中心の修行期間だったのではないかと。前の「ざっくりすぎるアイドルグループ史」でも、私は「時間が流れて成長を始めたモーニング娘。」という言い方でそのあたりに触れた……よね?

 まぁこんな方針転換もあったわけなので、モーニング娘。の最近の動向を知らない方が高橋時代をさして、
「モーニング娘。って、今なにやってるの?」
 と思われることもあるのかもしれませんが、そりゃああなた、

 歌、唄って踊ってたんだよ!!

 としか言いようがないですよね。

 ちょっとでも高橋時代の曲を聴いてPVを観ていただいたらわかります。モーニング娘。はとてつもないレベルの高さのアイドルグループになっています。
 いや、ここまで歌唱力もパフォーマンス力(ダンスから表情、立ち姿まで!)もガン上がりになってしまうと、もはやアイドルではないのでは……そんな考えもよぎってしまうほどの世界に、2010年いっぱいまでの彼女たちはのぼりつめていってしまいました。

 思えばモーニング娘。は、1997年には当時の時流にのって「ヴォーカルダンスグループ」として結成され、ごっちんや辻ちゃん加護ちゃんという互換性のきかないスターが登場したことによって新世紀の「アイドルグループ」に変容していくこととなりました。
 そして、ほとんどメンバーの異動しなかった約4年間の高橋時代は、そのストイックなレベルアップによって、さらに「モーニング娘。」としか言いようのない1ジャンルを築くプロ集団になってしまったのです!
 「ンなおおげさな!」とおっしゃる方もおられるかもしれませんが、私は山口百恵さんがアイドルでも国民的歌手でもない「山口百恵」というジャンルを創造したような域に、2010年時点のモーニング娘。もイッちゃったんじゃないかと考えているんですね。もういぶし銀よ~。
 ここらへんはもう、多分に「バラエティ」よりも「歌手」のほうにウェイトをおいていた高橋リーダーの背中を見てメンバーがついてきた、という空気があったんじゃないかなぁ。

 もちろんのこと、高橋リーダーとともに「10年間アイドルであり続ける」という『プライベート・ライアン』なみの戦場をかいくぐってきた現サブリーダー・新垣里沙さんの存在も忘れるわけにはいきません。
 名コンビだね。たぶん、『太陽にほえろ』の石原裕次郎と露口茂みたいな1・2トップだったんじゃないかしら。じゃあ、田中れいなは松田優作? ショーケン? まだ殉職してないけど。


 ここで、ばびょ~んっと話がとびます。
 先日、いつものようにラジオを聴いていたら、パーソナリティの爆笑問題とゲストのももいろクローバーとのあいだでこんな会話がありました。

田中 「たとえばどんな先輩アイドルをめざしてるの?」

全員 「モーニング娘。さん!」

田中 「あぁ、やっぱりそうかぁ。」

百田 「でも、ももいろクローバーを結成してしばらくたった時に、私たちはモーニング娘。さんとは違うなぁ、と思ったんですよ。」

太田 「どこらへんが?」

百田 「だって私たち変なこといっぱいやるんですよ、ふりつけでコマネチやったりしてるし……」

太田 「えぇ? モーニング娘。だってそんなこといっぱいやってたよ?」

田中 「ウー!ハー! とか、セクシービーム! とかってねぇ。」

百田 「いや、今のモーニング娘。さんは……」


 いちいち録音していたわけではないので多少言い方は違っていたかもしれませんが、だいたいこんな感じだったんですよ。
 端的ですね~! つまりは、世間の記憶に残っているモーニング娘。を代弁する爆笑問題と、「同じ業界の現役の大先輩」としてのモーニング娘。をリアルタイムに肌身で感じているももクロちゃんとでは、同じグループのことを話題にしているとはとても思えない「イメージの食い違い」が生じていたんですなぁ。

 まぁこんなわけで、ミキティリーダー時代以前とは一線を画する新境地を開拓したモーニング娘。だったのですが、ついに今年2011年、新たなる夜明けが始まるさまざまな予兆が!
 1月に発表された、4年ぶりの新メンバー「第9期」4名の追加加入! そして、現リーダー高橋愛の今年秋での卒業。驚くべきことに、今は次なる「第10期メンバー」のオーディションが開催されているというあわただしさ。

 「10年間モーニング娘。だった」という、今までのモーニング娘。をまさに体現する存在だった高橋さんが卒業し、一気に新しいメンバーが多数入ってくることとなり、モーニング娘。は「熟達したベテランの安心感」から、ふたたび「新鮮なにぎわい」を売りとするアイドルグループにかえるかのような方向をめざしつつあるようです。私としては、名前が南国っぽいのに明治時代の美人写真にうつっていてもおかしくないような純和風顔の譜久村さんと、保田圭・小川麻琴といったいろものレジェンド(でも信頼できる実力派)たちの後継者となる雰囲気たっぷりの鈴木さんに大いに期待したいところです。

 しかし! 今年いっぱいで高橋さんがいなくなったとしても、次期リーダーだと目される新垣さんやエース田中さんたちはもちろん健在。高橋時代の気風がすべてリセットされることにはならないでしょう。
 新メンバーのフレッシュさと先輩メンバーの経験とがどう融合していくのか? うまくいけば、それこそまさに「人気」と「実力」、世阿弥のいうところの「時分の花」と「まことの花」とがガッチリコンとドッキングした「史上最強のアイドルグループ」になることは間違いありません。
 さぁ、どうなるかしらねェ~!?
 とにかく、高橋リーダーの勇退と第9期の成長、そして第10期の顔ぶれまでもがまだ「これからのこと」になっている現時点でモーニング娘。をあつかう項目をしめなければならないのが実におしいです~!
 高橋リーダーの卒業コンサート、行きたいね~!! 「ざっくりすぎるアイドルグループ史」なんてのを3ヶ月もやってる私なんだぜ!? 行かぬわけにはいかないでしょ~。


 結論。

 AKB48だももクロちゃんだぱすぽ☆だスマイレージだとにぎやかな昨今ではございますが。

『長岡京エイリアン』は、モーニング娘。を応援します!!


 オイオイオイそうだい、まだ肝心のAKB48の現在をあつかっていないくせに結論が早いじゃねぇか! と思われる向きも多いかと存じます。
 AKB48とモーニング娘。が、「たたかうフィールド」のまったく違うアイドルグループであることは前にもふれましたが、先に結論から言ってしまうと、

 私はモーニング娘。のあり方のほうが、好き。

 こういうことです。
 じゃあその一方で、現在、あのような見事なまでの帝国を築きあげてしまったAKB48のあり方とはなんなのか。
 そのへんを次回以降はあつかっていくことにいたしましょう。こっちはこっちですごいんですよ~!? そりゃあ言われなくともご存じですよね。

 ……モーニング娘。の章、終わったね。ここだけで1ヶ月かかったわ。はひ~。


 蛇足ですが、『長岡京エイリアン』はドリームモーニング娘。も応援します。
 世間では「昔の栄光ひきずって!」とか「現役モーニング娘。の足をひっぱるだけじゃない?」などという批判的な意見も多いのですが。

 いいじゃないですかぁ! 中澤リーダーはアラフォーアイドルなんだぜ!? グループのメンバーに母子ほどの年齢差があるんだぜ!?

 かつての現役時代に必要不可欠な存在だったごっちんや辻ちゃん加護ちゃんがいない。その時点で「う~ん……」とおっしゃる方もいるでしょう。よくわかります。

 しかし!!

 私は、そうだいは!

 特撮作品によく出てくる、「前にあんなに強かった敵怪獣や敵キャラが、復活したらめっちゃくちゃ弱くなってる。」というシチュエーションが大好きなんだー!!

 わっかるかなぁ~? わっかんねぇだろうなぁ~。

 あのしょこたんは、「特撮ヒーローが窮地におちいり、致命的なダメージを受けて変身を解除してダウンする。」というシチュエーションが大好きなのだと発言しています。まぁ、そんな感じ。

 もーう大好きなの! 理屈上は「改造されて強くなっている」はずなのに、ぬいぐるみもクッタクタになってたりデザインの再現がうろ覚えでテキトーだったりしてぜんぜんかっこよくないの。

 『ウルトラマン』の再生ドラコ。『ウルトラセブン』の改造パンドン。『帰ってきたウルトラマン』の2代目ゼットンに『ウルトラマンエース』の2代目ムルチ!
 『ウルトラマンタロウ』の、改造巨大ヤプールと改造ベムスターと改造サボテンダーと改造ベロクロン2世がこぞって出てきた回はもう、最高だね。1人としてかっこよくない「怨念だけがオレたちのアイデンティティだ!! レッツゲッツうしろむきトゥモロー!」のダメダメ軍団なんだもの~。
 フリーザ様もそんなあつかいを受けてましたよね。

 だから、ドリームモーニング娘。大好き! たとえるのも失礼なものにたとえてしまった……おゆるしを~。
 でも、本当に好きなんです。どうしたって現役時代に追いつけない。それでもなにかがあって、なにかを見つけたくてがんばってる。その姿勢が。

 がんばってくださ~い。映画『篤姫ナンバー1』、絶対に観に行きます。
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そうだいのざっくりすぎるアイドルグループ史 再放送 『モーニング再び。 2010年以降 資料編おまけつき』

2011年08月02日 12時58分05秒 | ざっくりすぎるアイドルグループ史
 はいはいどうもっ、そうだいでございますよ。
 先日、弟に第2子が誕生しまして、私のことを確実に「おじさん!」と呼ぶ資格のあるひとが「1人」から「2人」に倍増しました。
 はれ~、こうやっていやおうなしにおじさんになっていくんですなぁ。いや、もうすでに多くの人におじさんだとは思われてるんでしょうけど、こうやって厳然たる事実に直面すると、ねぇ。

 非常にめでたいことでございます。会うのが楽しみだね~。
 さて、私のことを「お父さん!」と呼ぶ人はいつ……やめておきましょう。その人にめぐりあうための努力をまったくしてないからね。オロロ~ン。


 え~、いよいよ8月に入りまして、残りもうちょっとの「ざっくりすぎるアイドルグループ史」の最終章に入っていきたいのですが、前回が「モーニング娘。現在編」の資料をあげるだけで終わってしまい、さらに何日かブランクがあいてしまったので、

 今回は再放送!! しきりなおし~!

 ブログで「再放送」って……なに?

 まぁまぁまぁ! いろんなふろくもついてるでよ~。ちいっと見てってつかぁさ~い。
 ほんじゃま、いってみよっ。


歩いてる ~モーニング娘。未来へつなぐ2010年以降~

2010年
2月
・エース久住小春が卒業した8名体制初のシングルとなる42nd『女が目立ってなぜイケナイ』がリリースされる(オリコン最高5位)
 ※この8名体制の時期に、メンバーの平均年齢がモーニング娘。史上初の「20代」となる(当時10代だったのはリンリンと光井愛佳の2人)
 ※2011年1月の第9期メンバーの加入によって平均年齢は「17歳」にさがっている
(同月にリリースされたAKB48の15thシングル『桜の栞』がオリコン1位を獲得する)

4月
・TBSの深夜バラエティ番組『あいまいナ!』(毎週金曜1時30分から)に道重さゆみがレギュラー出演し、モーニング娘。現役メンバーのハロー!プロジェクト系列以外でのバラエティ番組レギュラーは、矢口真里の『やぐちひとり』(2004~09年 テレビ朝日)以来のこととなる
 ※バラエティ番組以外では、かつてリーダー高橋愛が連続ドラマの主演、田中れいなと亀井絵里がTVアニメの主人公をつとめたことがあった
 ※『あいまいナ!』は現在も、同じ時間帯、同じレギュラー出演陣(アンタッチャブル山崎弘也、矢口真里、道重、里田まい、元AKB48の大島麻衣、小倉優子ら)で『ザキ神っ! ザキヤマさんとゆかいな仲間たち』にリニューアルして放送されている
・前年12月にモーニング娘。を卒業した久住小春(17歳)が芸能活動を再開する(テレビ東京毎週土曜日朝放送の子ども向け番組『おはコロ』へのレギュラー出演)

5月
・中国の上海万博で、モーニング娘。が日本代表としてコンサートを上演する
 ※上海万博には9月にぱすぽ☆も出演しているが、「日本代表」枠での招聘はモーニング娘。のみ
(スターダストプロモーションの6人組アイドルグループ「ももいろクローバー」がシングル『行くぜっ!怪盗少女』でメジャーデビューを果たす)

6月
・43rdシングル『青春コレクション』がリリースされる(オリコン最高3位)

7月
・フランス・パリの「JAPAN EXPO 2010」でコンサートを上演する

8月
・東京・中野でのコンサートでメンバー亀井絵里(21歳)、ジュンジュン(22歳)、リンリン(19歳)の同年12月での卒業が発表される
・同時に、4年ぶりとなる「モーニング娘。9期メンバーオーディション」の募集が告知される

9月
・ジョージアの缶コーヒー「ご褒美ブレイク」のイメージキャラクターとしてモーニング娘。卒業メンバー7名が期間限定スペシャルグループ「アフタヌーン娘。」を結成する
 ※メンバーは中澤裕子(37歳)、飯田圭織(29歳)、安倍なつみ(29歳)、保田圭(29歳)、矢口真里(27歳)、小川麻琴(22歳)、藤本美貴(25歳)
 ※CMではモーニング娘。のメジャー1stシングル『モーニングコーヒー』の歌詞をアレンジした『アフタヌーンコーヒー』を歌唱している

10月
・おもに関東以西で展開している回転寿司チェーン「無添くら寿司」のイメージソングとなる番外シングル『あっぱれ回転ずし!』がリリースされる(オリコン最高13位)
(同月にリリースされたAKB48の18thシングル『Beginner』がオリコン1位を獲得する)

11月
・8名体制でのラストシングルとなる44th『女と男のララバイゲーム』がリリースされる(オリコン最高6位)

12月
・コンサートへの出演をもって亀井絵里、ジュンジュン、リンリンがモーニング娘。およびハロー!プロジェクトを卒業する
 ※その後、亀井は芸能活動を休止、ジュンジュンとリンリンは中国での芸能活動の準備に入っている

2011年
1月
・前年8月からおこなわれていた「モーニング娘。9期メンバーオーディション」の最終審査の結果、約9000名の応募者の中から4名が合格・加入する
 譜久村聖(ふくむら みずき 14歳)、生田衣梨奈(えりな 13歳)、鞘師里保(12歳)、鈴木香音(かのん 12歳)
 ※今回の鞘師・鈴木の加入により、史上初めて「モーニング娘。が結成された時に生まれていなかった」メンバーが誕生した
 ※譜久村は現役でハロプロエッグに所属していながらオーディションに参加し、最終審査の前の3次審査で落ちていたが加入メンバーに昇格した(ハロプロエッグはモーニング娘。加入とともに卒業)
 ※鞘師はアクターズスクール広島の出身なので、Perfume の直接の後輩にあたる
・第9期メンバーの加入と同時に、同年秋のコンサート終了をもってのリーダー高橋愛(24歳)のモーニング娘。卒業が発表される
・2009年ごろから「モーニング娘。OG」「アフタヌーン娘。」として期間限定の活動をしていたモーニング娘。卒業メンバーが、本格的に新グループ「ドリームモーニング娘。」を結成して活動を開始する
 ※メンバーはアフタヌーン娘。だった7名に、吉澤ひとみ(25歳)、石川梨華(26歳)、久住小春(18歳)が加わった10名
 ※10名と同じアップフロントエージェンシーの「M-line club」に所属している辻希美(23歳)は、育児に専念するために不参加
 ※ドリームモーニング娘。は2011年には4~5月と9~12月に全国ツアーをおこなう予定

3月
・ハロプロエッグ出身の6人組アイドルグループ「アップフロントガールズ(仮)」の結成が発表される
 ※アップフロントガールズ(仮)は5月に7名体制となり、6月にグループ名を「アップアップガールズ(仮)」にあらためて現在にいたる

4月
・第9期メンバーが加入した9名体制での初のシングルとなる45thシングル『マジですかスカ!』がリリースされる(オリコン最高5位)
・ドリームモーニング娘。の1stアルバム『ドリムス。1』がリリースされる(オリコン最高10位)
 ※オリジナル曲もあるが、モーニング娘。の楽曲は『そうだ! We're ALIVE』(2002年2月)までの前期5年分のものをカヴァーしている

5月
・東京・中野でのコンサートで「モーニング娘。10期メンバー『元気印』オーディション」の募集が告知される
 ※同年秋ごろに合格者が決定する予定で、約1万3000名の応募者があったと発表されている
(プラチナム・プロダクション系列の10人組アイドルグループ「ぱすぽ☆」のメジャー1stシングル『少女飛行』がオリコン1位を獲得する)

6月
・46thシングル『Only you』がリリースされる(オリコン最高4位)
 ※これによって、モーニング娘。のシングル46作連続オリコンチャートトップ10入りが、日本の男女を含めた音楽グループの連続トップ10最長記録となる
 ※音楽グループでの記録の第2位はSMAPの45作連続(2011年6月時点)



☆グレイトフルおまけ1 「モーニング娘。歴代メンバーの Now&Then 」
 ※すべての記録は2011年7月時点でのものです

中澤 裕子(1997年9月~2001年4月 在籍3年8ヶ月)当時24~27歳
 初代リーダー・現在はドリームモーニング娘。リーダー
 参加シングル…… 1st『モーニングコーヒー』から11th『恋愛レボリューション21』までの11作

石黒 彩(1997年9月~2000年1月 在籍2年5ヶ月)当時19~21歳
 現在は非アップフロントエージェンシーのタレントとして活動
 参加シングル…… 1st『モーニングコーヒー』から7th『LOVEマシーン』までの7作

安倍 なつみ(1997年9月~2004年1月 在籍6年5ヶ月)当時16~22歳
 初代エース格・現在はドリームモーニング娘。メンバー
 参加シングル…… 1st『モーニングコーヒー』から21st『愛あらば IT'S ALL RIGHT』までの21作

飯田 圭織(1997年9月~2005年1月 在籍7年5ヶ月)当時16~23歳
 第2代リーダー・現在はドリームモーニング娘。メンバー
 参加シングル…… 1st『モーニングコーヒー』から25th『THE マンパワー!!!』までの25作

福田 明日香(1997年9月~99年4月 在籍1年8ヶ月)当時12~14歳
 現在は一般人
 参加シングル…… 1st『モーニングコーヒー』から4th『Memory 青春の光』までの4作

保田 圭(1998年5月~2003年5月 在籍5年1ヶ月)当時17~22歳
 第2代サブリーダー・現在はドリームモーニング娘。メンバー
 参加シングル…… 2nd『サマーナイトタウン』から18th『AS FOR ONE DAY』までの17作

矢口 真理(1998年5月~2005年4月 在籍7年)当時15~22年
 第3代リーダー・現在はドリームモーニング娘。メンバー
 参加シングル…… 2nd『サマーナイトタウン』から26th『大阪 恋の歌』までの25作

市井 紗耶香(1998年5月~2000年5月 在籍2年1ヶ月)当時14~16歳
 現在は非アップフロントエージェンシーの女優として活動
 参加シングル…… 2nd『サマーナイトタウン』から9th『ハッピーサマーウェディング』までの8作

後藤 真希(1999年8月~2002年9月 在籍3年2ヶ月)当時13~17歳
 第2代エース格・現在は非アップフロントエージェンシーの歌手として活動
 参加シングル…… 7th『LOVEマシーン』から15th『Do!it Now』までの9作

石川 梨華(2000年4月~05年5月 在籍5年2ヶ月)当時15~20歳
 第3代エース格・現在はドリームモーニング娘。メンバー
 参加シングル…… 9th『ハッピーサマーウェディング』から26th『大阪 恋の歌』までの18作

吉澤 ひとみ(2000年4月~07年5月 在籍7年2ヶ月)当時15~22歳
 第4代リーダー・現在はドリームモーニング娘。メンバー
 参加シングル…… 9th『ハッピーサマーウェディング』から33rd『悲しみトワイライト』までの25作

辻 希美(2000年4月~04年8月 在籍4年5ヶ月)当時12~17歳
 現在はアップフロントエージェンシーのタレントとして活動
 参加シングル…… 9th『ハッピーサマーウェディング』から23rd『女子かしまし物語』までの15作

加護 亜依(2000年4月~04年8月 在籍4年5ヶ月)当時12~16歳
 現在は非アップフロントエージェンシーのタレントとして活動
 参加シングル……辻希美とおなじ15作

高橋 愛(2001年8月~2011年内に卒業予定 在籍10年~)14歳~
 第6代リーダー・第5代エース格
 参加シングル…… 13th『Mr.Moonlight 愛のビッグバンド』から46th『Only You』までの34作

紺野 あさ美(2001年8月~06年7月 在籍5年)当時14~19歳
 現在はテレビ東京アナウンサー
 参加シングル…… 13th『Mr.Moonlight 愛のビッグバンド』から30th『Ambitious! 野心的でいいじゃん』の18作

小川 麻琴(2001年8月~06年8月 在籍5年1ヶ月)当時13~18歳
 現在はドリームモーニング娘。メンバー
 参加シングル……紺野あさ美とおなじ18作

新垣 里沙(2001年8月~ 在籍10年~)12歳~
 第7代リーダーに就任予定?
 参加シングル……高橋愛とおなじ34作

藤本 美貴(2003年1月~07年6月 在籍4年6ヶ月)当時17~22歳
 第5代リーダー・第4代エース格・現在はドリームモーニング娘。メンバー
 参加シングル…… 19th『シャボン玉』から33rd『悲しみトワイライト』までの15作

亀井 絵里(2003年1月~10年12月 在籍8年)当時14~21歳
 現在は芸能活動休止中
 参加シングル…… 19th『シャボン玉』から44th『女と男のララバイゲーム』までの26作

田中 れいな(2003年1月~ 在籍8年7ヶ月~)13歳~
 第7代エース格
 参加シングル…… 19th『シャボン玉』から46th『Only You』までの28作

道重 さゆみ(2003年1月~ 在籍8年7ヶ月~)13歳~
 参加シングル…… 19th『シャボン玉』から46th『Only You』までの28作

久住 小春(2005年5月~09年12月 在籍4年8ヶ月)当時12~17歳
 第6代エース格・現在はドリームモーニング娘。メンバー
 参加シングル…… 27th『色っぽい じれったい』から41st『気まぐれプリンセス』までの15作

光井 愛佳(2006年12月~ 在籍4年8ヶ月~)13歳~
 参加シングル…… 32nd『笑顔 YES ヌード』から46th『Only You』までの15作

ジュンジュン(2007年3月~10年12月 在籍3年10ヶ月)当時19~22歳
 現在は芸能活動休止中
 参加シングル…… 34th『女に幸あれ』から44th『女と男のララバイゲーム』までの11作

リンリン(2007年3月~10年12月 在籍3年10ヶ月)当時16~19歳
 現在は芸能活動休止中
 参加シングル…… 34th『女に幸あれ』から44th『女と男のララバイゲーム』までの11作

譜久村 聖(2011年1月~ 在籍7ヶ月~)14歳~
 参加シングル…… 45th『まじですかスカ!』からの2作

生田 衣梨奈(2011年1月~ 在籍7ヶ月~)13歳~
 参加シングル…… 45th『まじですかスカ!』からの2作

鞘師 里保(2011年1月~ 在籍7ヶ月~)12歳~
 参加シングル…… 45th『まじですかスカ!』からの2作

鈴木 香音(2011年1月~ 在籍7ヶ月~)12歳~
 参加シングル…… 45th『まじですかスカ!』からの2作



☆グレイトフルおまけ2「おもな記録」

女性アイドルグループのシングルCD総売り上げ第1位
※33rdシングル『悲しみトワイライト』(2007年4月)のオリコン初登場週でシングルCD総売り上げが1108万枚に達し、ピンク・レディーを抜いて1位になった。通算CDセールスが1000万枚を突破したのはピンク・レディー、SPEEDに続き女性アイドルグループとしては史上3組目

女性アイドルグループのシングルCDオリコン1位獲得回数「11作」(女性アイドルグループ最多・邦楽歴代20位)
※3rdシングル『抱いてHOLD ON ME!』(1998年9月)から記録が始まり、31stシングル『歩いてる』(2006年11月)でピンク・レディーを抜き1位になった。39thシングル『しょうがない 夢追い人』(2009年5月)で記録を更新

女性アイドルグループのシングルCDオリコン1位連続年「6年」(1998~2003年)
※1998年の3rdシングル『抱いてHOLD ON ME!』から記録が始まり、12thシングル『ザ☆ピ~ス!』(2001年8月)で1位タイだったピンク・レディーとプリンセス・プリンセスの記録3年を抜いて1位を達成し、18thシングル『AS FOR ONE DAY』(2003年4月)まで継続

女性アイドルグループのシングルCDオリコントップ10入り回数「46作すべて」(歴代女性アイドルグループ最多にして邦楽歴代2位タイ)
※1stシングル『モーニングコーヒー』(1998年1月)から記録が始まり、16thシングル『ここにいるぜぇ!』(2002年10月発売)で1位タイだったMAXとWinkを抜いて1位を達成した。この46作は邦楽全体ではB'zとならんで2位となる(1位は浜崎あゆみの48作)

女性アイドルグループのシングルCDオリコントップ10連続獲得年数「14年」(歴代最長)
※1998年の『モーニングコーヒー』から始まり、21stシングル『愛あらばIT'S ALL RIGHT』(2004年2月)で1位だったMAXの6年を抜いて1位を達成した。45thシングル『まじですかスカ!』(2011年4月)で記録を14年まで更新中

女性アイドルグループのシングルCDオリコントップ5獲得回数「43作」(歴代女性アイドルグループ最多にして邦楽歴代3位)
※全シングル中でオリコントップ5に入らなかったのはデビューシングル『モーニングコーヒー』、35thシングル『みかん』(2007年11月)、44thシングル『女と男のララバイゲーム』(2010年11月)の各6位のみ

女性アイドルグループのアルバムCDオリコントップ10最長連続獲得年数「10年」(1998~2007年)
※1stアルバム『ファーストタイム』(1998年7月)から始まり、8thアルバム『SEXY 8 BEAT』(2007年3月)で達成

女性アイドルグループのアルバムCDオリコントップ10獲得作品数「12作」(歴代1位)
※1stアルバム『ファーストタイム』で記録が始まり、10thアルバム『10 MY ME』(2010年3月)で通算12作目となり、プリンセス・プリンセスを抜いて1位となった

ミュージックDVDのオリコン1位最多獲得回数「18作」

ミュージックDVDの総売り上げ枚数記録「227万枚」(歴代2位)
※2010年4月以降は嵐が歴代1位となる

『1つの店舗における同一CDの1日売り上げ枚数』の世界記録「1万5612枚」
※1997年11月3日、大阪のHMV心斎橋店でのインディーズシングル『愛の種』の手売りイベントで

NHK『紅白歌合戦』への女性アイドルグループとしての最多出場回数「10回」(1998年~2007年)

NHK『紅白歌合戦』への同一人物の最多初出場回数(3回)
※後藤真希(モーニング娘。・後藤真希・DEF.DIVA)と藤本美貴(藤本美貴・モーニング娘。・GAM)

NHK『紅白歌合戦』への最初の平成生まれの出場歌手
※道重さゆみと田中れいな(2003年の第54回にて)


 はい~。
 こういった、

「ありがとう、モーニング娘。!! これからもがんばってね!」

 みたいな心持ちで、また次回~。
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