映画『ジュラシック・ワールド 復活の大地』(2025年7月公開 134分 ユニバーサル)
『ジュラシック・ワールド 復活の大地』(原題: Jurassic World: Rebirth)は、アメリカの SFアクション映画。『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』(2022年)に続く『ジュラシック・ワールド』シリーズの第4作であり、『ジュラシック・パーク』シリーズ全体では第7作となる。
製作費は1億8000万ドル。主要な撮影は2024年6~9月にタイ、マルタ、イギリスで行われた。日本では2025年8月8日に公開された。
本作は、『パーク』シリーズ最初期の『ジュラシック・パーク』(1993年)と『ロスト・ワールド ジュラシック・パーク2』(1997年)の脚本を手掛けたデイヴィッド=コープが脚本を担当した。コープは『ロスト・ワールド』の担当以降はシリーズに貢献できるものは何も残っていないと考え、続編の脚本を書く機会を断り続けていたが、その後も映画制作の相談は受け続け、最終的には前作『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』(2022年)の脚本制作にもノンクレジットで参加していた。
本作の制作に関しては、エグゼクティブプロデューサーのスティーヴン=スピルバーグがコープにシリーズ最新作の脚本を依頼し、アイデアの交換から開始した。コープはまた、マイケル=クライトンの原作小説『ジュラシック・パーク』(1990年)と『ロスト・ワールド ジュラシック・パーク2』(1995年)からコンセプトを取り入れた。小説版には、映画版ではカットされていた、筏に乗った登場人物たちが T-レックスから逃げるシーンがあった。
本作では、古生物学者のスティーヴン=ブルサッテが前作『新たなる支配者』に引き続いて恐竜コンサルタントを担当した。
2024年2月に、ギャレス=エドワーズが監督に就任することが発表された。スピルバーグはエドワーズ監督の『ゴジラ』(2014年)を楽しみ、エドワーズは『ジュラシック・パーク』のファンだった。エドワーズは本作について、すべてを放り投げて飛び込める唯一の映画と表現している。
撮影監督もシリーズ初参加となるジョン=マシスンが務めた。エドワーズは第1作『ジュラシック・パーク』を思い起こさせるためにパナビジョンのカメラとアナモルフィックレンズを使用し、35ミリフィルムで撮影した。恐竜やその他の先史時代の動物は、アニマトロニクスと CGIを組み合わせて作成された。
あらすじ
前作『新たなる支配者』(2022年)での出来事から5年後。
現代の地球環境は恐竜にとって生存が困難であることが発覚した。現在、恐竜たちはかつて豊富に生息していた太古の環境と似た、人間社会からは遠く離れた熱帯地域にのみ生息している。秘密工作に従事した経験もある傭兵のゾーラ=ベネットは、遺伝子研究の製薬会社のマーティン=クレブスに雇われ、古生物学者のヘンリー=ルーミス博士と元盟友のダンカン=キンケイドらと共に極秘任務を遂行することとなる。クレブスの目的は、新たな心臓病の特効薬を作成するために、ティタノサウルス、モササウルス、ケツァルコアトルスという陸、海、空の3種から DNAサンプルを回収することだった。これらの大型古生物の発達した心筋に、多くの人間の命を救う薬の鍵が隠されているからである。
ゾーラ率いるチームはダンカンの船エセックス号で中米カリブ海のバルバドスから東へ出港し、フランス領ギアナのサン・ユベール島に向かい、道中でモササウルスに襲われ乗っていたヨットが転覆した一般人のデルガド一家を助けつつ、激しい追跡の末にモササウルスから DNAの採取に成功する。しかし、サン・ユベール島に近づいたところでモササウルスと共に4頭のスピノサウルスが襲撃し、デルガド一家は海に投げ出されてしまい、ゾーラ達もエセックス号が岩礁に座礁してしまう形で上陸を果たす。
サン・ユベール島は、かつてインジェン社が恐竜復活の研究施設として使っていたが、密かに遺伝子操作された突然変異の恐竜の開発も行っていた。しかし17年前、そのうちの一体の研究中に起きた大事故によりインジェン社は撤退、造られていた恐竜たちは研究施設もろとも放棄されたが、密かに誕生・野生化し繁栄してきたのだ。ゾーラ達は引き続きティタノサウルスとケツァルコアトルスから DNAサンプルを得る任務を続行するが、実験施設の廃墟から脱走した突然変異の恐竜ディストータス・レックス( D-レックス)に追われることとなる。
おもなキャスティング
ゾーラ=ベネット …… スカーレット=ヨハンソン(40歳)
元特殊部隊の秘密工作員。傭兵として高い実績を誇る。かつて中東イエメンでの任務で戦友を失ったことや、母が心臓病で他界したことで燻っていたところに今回の任務を依頼され、引き受ける。
ヘンリー=ルーミス博士 …… ジョナサン=ベイリー(37歳)
古生物学者。『パーク』『ワールド』シリーズ双方に登場したアラン=グラント博士の教え子。世間の恐竜への関心が薄れている中、勤務する博物館が閉館に追い込まれ苦悩している。クレブスから今回の任務の監修を依頼され、野生の恐竜を見たいという情熱から自身も任務に同行する。
ダンカン=キンケイド …… マハーシャラ=アリ(51歳)
ゾーラが兄弟のように信頼を寄せる傭兵。南米スリナムの首都パラマリボを拠点に活動している。普段はおちゃらけた性格だが、かつて幼い息子を失った経験から人命救助を第一とする人格者で、デルガド一家の遭難信号を受信するとクレブスの反対を押し切って彼らの救助に乗り出す。
マーティン=クレブス …… ルパート=フレンド(43歳)
製薬会社パーカー・ジェニングス・ファーマシューティカル・エンジニアリングの営業担当。目的のためなら手段を選ばない野心的な性格で、違法を承知で今作の任務を計画する。
ルーベン=デルガド …… マヌエル=ガルシアルルフォ(44歳)
デルガド一家の父親。家族で大西洋横断の旅行をしていたところをモササウルスに襲われ、ゾーラ達に助けられる。
テレサ=デルガド …… ルナ=ブレイズ(23歳)
ルーベンの長女。ニューヨークの大学への進学が決まっている。
ザビエル=ドブス …… デイヴィッド=ヤーコノ(23歳)
テレサの彼氏。テレサに誘われてデルガド一家の旅行に参加する。怠惰な性格でルーベンから嫌われていたが、テレサが投げ出された時は真っ先に飛び込んで助けに行くなど勇敢な性格も秘めている。
登場する恐竜・古生物、用語
モササウルス( Mosasaurus)
体長12m。サン・ユベール島付近の海域に生息する最大級の肉食海生爬虫類。クレブス達の目的となる「海」の海生爬虫類。
過去の『ワールド』シリーズに登場した個体と比べるとクジラに近いデザインとなっている。
スピノサウルス( Spinosaurus)
体長14m。サン・ユベール島に生息する肉食獣脚類。2020年代の研究に基づいた四足歩行で遊泳する姿に変更されているため、『ジュラシック・パーク3』に登場したスピノサウルスとはかなり異なる形態をしている。モササウルスとは相利共生の関係にあり、モササウルスを追跡したゾーラ一行に4頭が襲いかかり、乗員たちを捕食する。
ティタノサウルス( Titanosaurus)
体長19m。サン・ユベール島の谷の草原地帯に多数生息している最大級の恐竜。クレブス達の目的となる「陸」の恐竜。
非常に長い尾と、首の後ろと尾の付け根にあるヒレ状のクレストが特徴。作中では求愛行動も取っていた。
ティラノサウルス・レックス( Tyrannosaurus rex)
体長13m。シリーズの歴代過去作に登場した個体とは違う、縞模様がある灰色の体をした個体が登場する。
マイケル=クライトンの原作小説へのオマージュとして、川下りをするデルガド一家を泳いで追跡する。
ケツァルコアトルス( Quetzalcoatlus)
翼長12m。最大級の翼竜。前作『新たなる支配者』に登場した個体とはデザインや体色が異なる。クレブス達の目的となる「空」の翼竜。サン・ユベール島にある古代神殿の遺跡に巣を作っていた。
ミュータドン( Mutadon)
インジェン社の極秘研究施設で誕生した、突然変異のミュータント恐竜。
ヴェロキラプトルに翼竜の要素が加わったような形態をしており、前足は翼になっており、喉には袋のような器官がある。ヴェロキラプトルの DNAを改変して誕生したとされている。
ディストータス・レックス( Distortus rex)
ミュータドンと同じく突然変異で誕生したミュータント恐竜。名前は「歪んだ」という意味のディストーテッド( Distorted)に由来し、全体的に歪んだ姿形をしている。インジェン社が島から撤退した後も、長らく放棄された研究施設跡で生き延びていた。
ティラノサウルスと同じ小さい腕と、長く大きい腕の4本があり、ゴリラの様に長く大きい腕を使って物を掴んだり、ナックルウォークで移動したりする。下半身はティラノサウルスのようだが通常のティラノサウルスよりも巨大であり、尾もかなり長い。
監督のギャレス=エドワーズによると、デザインはティラノサウルスに、映画『エイリアン』(1979年)のゼノモーフと、映画『スター・ウォーズ ジェダイの帰還』(1983年)に登場した怪物ランコアをベースにしているという。
サン・ユベール島
フランス領ギアナの東363km に存在する島で、通称「サイトC」。島内には古代マヤ・アステカ文明のものらしき神殿の遺跡がある。
かつてインジェン社によって、集客用に遺伝子操作・交雑種の恐竜生産を行っていた施設があり、多数のミュータント恐竜が誕生していたが、研究者たちは実験目的で殺さず極秘に育てていた。
17年前にディストータス・レックスが脱走して犠牲者が出たことでインジェン社は撤退し、研究施設は放置され立ち入り禁止となった。しかし島の温泉を利用した地熱発電が現在も稼働しており、夜間になると時限起動し施設に電気を送っている。また、ガソリンスタンドの車やドックにあるボートなども長年放置されているが、稼働できる状態で残されている。
パーカー・ジェニングス・ファーマシューティカル・エンジニアリング社
クレブスが勤める遺伝子研究の製薬会社。陸、海、空の巨大古生物の DNAを得るためにサン・ユベール島に行く計画をゾーラに依頼した。インジェン社の破産後に恐竜たちの電子タグなどの情報を買い取っている。
おもなスタッフ
監督 …… ギャレス=エドワーズ(50歳)
脚本 …… デイヴィッド=コープ(62歳)
音楽 …… アレクサンドル=デスプラ(63歳)
撮影 …… ジョン=マシスン(66歳)
製作 …… アンブリン・エンターテインメント、ケネディ・マーシャル・カンパニー
配給 …… ユニバーサル・ピクチャーズ
≪いや、これ、続編作る気あるかぁ? 本文マダナノヨ≫
『ジュラシック・ワールド 復活の大地』(原題: Jurassic World: Rebirth)は、アメリカの SFアクション映画。『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』(2022年)に続く『ジュラシック・ワールド』シリーズの第4作であり、『ジュラシック・パーク』シリーズ全体では第7作となる。
製作費は1億8000万ドル。主要な撮影は2024年6~9月にタイ、マルタ、イギリスで行われた。日本では2025年8月8日に公開された。
本作は、『パーク』シリーズ最初期の『ジュラシック・パーク』(1993年)と『ロスト・ワールド ジュラシック・パーク2』(1997年)の脚本を手掛けたデイヴィッド=コープが脚本を担当した。コープは『ロスト・ワールド』の担当以降はシリーズに貢献できるものは何も残っていないと考え、続編の脚本を書く機会を断り続けていたが、その後も映画制作の相談は受け続け、最終的には前作『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』(2022年)の脚本制作にもノンクレジットで参加していた。
本作の制作に関しては、エグゼクティブプロデューサーのスティーヴン=スピルバーグがコープにシリーズ最新作の脚本を依頼し、アイデアの交換から開始した。コープはまた、マイケル=クライトンの原作小説『ジュラシック・パーク』(1990年)と『ロスト・ワールド ジュラシック・パーク2』(1995年)からコンセプトを取り入れた。小説版には、映画版ではカットされていた、筏に乗った登場人物たちが T-レックスから逃げるシーンがあった。
本作では、古生物学者のスティーヴン=ブルサッテが前作『新たなる支配者』に引き続いて恐竜コンサルタントを担当した。
2024年2月に、ギャレス=エドワーズが監督に就任することが発表された。スピルバーグはエドワーズ監督の『ゴジラ』(2014年)を楽しみ、エドワーズは『ジュラシック・パーク』のファンだった。エドワーズは本作について、すべてを放り投げて飛び込める唯一の映画と表現している。
撮影監督もシリーズ初参加となるジョン=マシスンが務めた。エドワーズは第1作『ジュラシック・パーク』を思い起こさせるためにパナビジョンのカメラとアナモルフィックレンズを使用し、35ミリフィルムで撮影した。恐竜やその他の先史時代の動物は、アニマトロニクスと CGIを組み合わせて作成された。
あらすじ
前作『新たなる支配者』(2022年)での出来事から5年後。
現代の地球環境は恐竜にとって生存が困難であることが発覚した。現在、恐竜たちはかつて豊富に生息していた太古の環境と似た、人間社会からは遠く離れた熱帯地域にのみ生息している。秘密工作に従事した経験もある傭兵のゾーラ=ベネットは、遺伝子研究の製薬会社のマーティン=クレブスに雇われ、古生物学者のヘンリー=ルーミス博士と元盟友のダンカン=キンケイドらと共に極秘任務を遂行することとなる。クレブスの目的は、新たな心臓病の特効薬を作成するために、ティタノサウルス、モササウルス、ケツァルコアトルスという陸、海、空の3種から DNAサンプルを回収することだった。これらの大型古生物の発達した心筋に、多くの人間の命を救う薬の鍵が隠されているからである。
ゾーラ率いるチームはダンカンの船エセックス号で中米カリブ海のバルバドスから東へ出港し、フランス領ギアナのサン・ユベール島に向かい、道中でモササウルスに襲われ乗っていたヨットが転覆した一般人のデルガド一家を助けつつ、激しい追跡の末にモササウルスから DNAの採取に成功する。しかし、サン・ユベール島に近づいたところでモササウルスと共に4頭のスピノサウルスが襲撃し、デルガド一家は海に投げ出されてしまい、ゾーラ達もエセックス号が岩礁に座礁してしまう形で上陸を果たす。
サン・ユベール島は、かつてインジェン社が恐竜復活の研究施設として使っていたが、密かに遺伝子操作された突然変異の恐竜の開発も行っていた。しかし17年前、そのうちの一体の研究中に起きた大事故によりインジェン社は撤退、造られていた恐竜たちは研究施設もろとも放棄されたが、密かに誕生・野生化し繁栄してきたのだ。ゾーラ達は引き続きティタノサウルスとケツァルコアトルスから DNAサンプルを得る任務を続行するが、実験施設の廃墟から脱走した突然変異の恐竜ディストータス・レックス( D-レックス)に追われることとなる。
おもなキャスティング
ゾーラ=ベネット …… スカーレット=ヨハンソン(40歳)
元特殊部隊の秘密工作員。傭兵として高い実績を誇る。かつて中東イエメンでの任務で戦友を失ったことや、母が心臓病で他界したことで燻っていたところに今回の任務を依頼され、引き受ける。
ヘンリー=ルーミス博士 …… ジョナサン=ベイリー(37歳)
古生物学者。『パーク』『ワールド』シリーズ双方に登場したアラン=グラント博士の教え子。世間の恐竜への関心が薄れている中、勤務する博物館が閉館に追い込まれ苦悩している。クレブスから今回の任務の監修を依頼され、野生の恐竜を見たいという情熱から自身も任務に同行する。
ダンカン=キンケイド …… マハーシャラ=アリ(51歳)
ゾーラが兄弟のように信頼を寄せる傭兵。南米スリナムの首都パラマリボを拠点に活動している。普段はおちゃらけた性格だが、かつて幼い息子を失った経験から人命救助を第一とする人格者で、デルガド一家の遭難信号を受信するとクレブスの反対を押し切って彼らの救助に乗り出す。
マーティン=クレブス …… ルパート=フレンド(43歳)
製薬会社パーカー・ジェニングス・ファーマシューティカル・エンジニアリングの営業担当。目的のためなら手段を選ばない野心的な性格で、違法を承知で今作の任務を計画する。
ルーベン=デルガド …… マヌエル=ガルシアルルフォ(44歳)
デルガド一家の父親。家族で大西洋横断の旅行をしていたところをモササウルスに襲われ、ゾーラ達に助けられる。
テレサ=デルガド …… ルナ=ブレイズ(23歳)
ルーベンの長女。ニューヨークの大学への進学が決まっている。
ザビエル=ドブス …… デイヴィッド=ヤーコノ(23歳)
テレサの彼氏。テレサに誘われてデルガド一家の旅行に参加する。怠惰な性格でルーベンから嫌われていたが、テレサが投げ出された時は真っ先に飛び込んで助けに行くなど勇敢な性格も秘めている。
登場する恐竜・古生物、用語
モササウルス( Mosasaurus)
体長12m。サン・ユベール島付近の海域に生息する最大級の肉食海生爬虫類。クレブス達の目的となる「海」の海生爬虫類。
過去の『ワールド』シリーズに登場した個体と比べるとクジラに近いデザインとなっている。
スピノサウルス( Spinosaurus)
体長14m。サン・ユベール島に生息する肉食獣脚類。2020年代の研究に基づいた四足歩行で遊泳する姿に変更されているため、『ジュラシック・パーク3』に登場したスピノサウルスとはかなり異なる形態をしている。モササウルスとは相利共生の関係にあり、モササウルスを追跡したゾーラ一行に4頭が襲いかかり、乗員たちを捕食する。
ティタノサウルス( Titanosaurus)
体長19m。サン・ユベール島の谷の草原地帯に多数生息している最大級の恐竜。クレブス達の目的となる「陸」の恐竜。
非常に長い尾と、首の後ろと尾の付け根にあるヒレ状のクレストが特徴。作中では求愛行動も取っていた。
ティラノサウルス・レックス( Tyrannosaurus rex)
体長13m。シリーズの歴代過去作に登場した個体とは違う、縞模様がある灰色の体をした個体が登場する。
マイケル=クライトンの原作小説へのオマージュとして、川下りをするデルガド一家を泳いで追跡する。
ケツァルコアトルス( Quetzalcoatlus)
翼長12m。最大級の翼竜。前作『新たなる支配者』に登場した個体とはデザインや体色が異なる。クレブス達の目的となる「空」の翼竜。サン・ユベール島にある古代神殿の遺跡に巣を作っていた。
ミュータドン( Mutadon)
インジェン社の極秘研究施設で誕生した、突然変異のミュータント恐竜。
ヴェロキラプトルに翼竜の要素が加わったような形態をしており、前足は翼になっており、喉には袋のような器官がある。ヴェロキラプトルの DNAを改変して誕生したとされている。
ディストータス・レックス( Distortus rex)
ミュータドンと同じく突然変異で誕生したミュータント恐竜。名前は「歪んだ」という意味のディストーテッド( Distorted)に由来し、全体的に歪んだ姿形をしている。インジェン社が島から撤退した後も、長らく放棄された研究施設跡で生き延びていた。
ティラノサウルスと同じ小さい腕と、長く大きい腕の4本があり、ゴリラの様に長く大きい腕を使って物を掴んだり、ナックルウォークで移動したりする。下半身はティラノサウルスのようだが通常のティラノサウルスよりも巨大であり、尾もかなり長い。
監督のギャレス=エドワーズによると、デザインはティラノサウルスに、映画『エイリアン』(1979年)のゼノモーフと、映画『スター・ウォーズ ジェダイの帰還』(1983年)に登場した怪物ランコアをベースにしているという。
サン・ユベール島
フランス領ギアナの東363km に存在する島で、通称「サイトC」。島内には古代マヤ・アステカ文明のものらしき神殿の遺跡がある。
かつてインジェン社によって、集客用に遺伝子操作・交雑種の恐竜生産を行っていた施設があり、多数のミュータント恐竜が誕生していたが、研究者たちは実験目的で殺さず極秘に育てていた。
17年前にディストータス・レックスが脱走して犠牲者が出たことでインジェン社は撤退し、研究施設は放置され立ち入り禁止となった。しかし島の温泉を利用した地熱発電が現在も稼働しており、夜間になると時限起動し施設に電気を送っている。また、ガソリンスタンドの車やドックにあるボートなども長年放置されているが、稼働できる状態で残されている。
パーカー・ジェニングス・ファーマシューティカル・エンジニアリング社
クレブスが勤める遺伝子研究の製薬会社。陸、海、空の巨大古生物の DNAを得るためにサン・ユベール島に行く計画をゾーラに依頼した。インジェン社の破産後に恐竜たちの電子タグなどの情報を買い取っている。
おもなスタッフ
監督 …… ギャレス=エドワーズ(50歳)
脚本 …… デイヴィッド=コープ(62歳)
音楽 …… アレクサンドル=デスプラ(63歳)
撮影 …… ジョン=マシスン(66歳)
製作 …… アンブリン・エンターテインメント、ケネディ・マーシャル・カンパニー
配給 …… ユニバーサル・ピクチャーズ
≪いや、これ、続編作る気あるかぁ? 本文マダナノヨ≫