『ごきげんよう パリ』


















夏休みやゴールデン・ウィーク明けのセミナーでは、お休みの間にそれぞれが体験なさったおみやげ話も楽しみのひとつ。

今回もスイスや八ヶ岳でのバカンスのお話をはじめ、様々な楽しいお話が盛りだくさん。でも、暑さのせいか、どこに行っても「地球温暖化」の恐さをしみじみと感じている様子。そこから、猛暑でも日常をいかに温暖化を予防して涼しく過ごすか、賢い旅の方法やお気に入りのボディ・ケア法のご紹介などに話がひろがり、みなさんがシンプルでありながらとても素敵に毎日を工夫なさっていて、話題が絶える事がありません。お菓子を習いにいらしているだけでなく、まさに幅広い情報交換の場ですね。

その1つで、金曜日の生徒さんのお一人が1冊の本をご紹介くださいました。『ごきげんよう パリ』(福岡澄子著、講談社)です。1936年に生まれた著者の福岡澄子さんは生まれて間もなく、お父様の赴任地であるパリで暮らすことになります。魅力的なパリに慣れてきたのもつかの間、第二次世界大戦が勃発。戦火を逃れてフランスからドイツ、ロシア、満州、日本へと厳しい旅をしながら生き長らえます。そんな日本版”ワイルド・スワン”のようなお話は、生徒さんのフランス語の家庭教師をしてくださっていた著者がご本人のお孫さんに伝えたいからとお書きになったもの。早速金曜日の夜に読みはじめると、あまりの迫力にページをめくる手をとめられません。翌日のセミナーに差し支えがあってはいけないと、泣く泣く本を閉じるほど、その激動の時代にヨーロッパにいた数少ない日本人の様子がありありと描かれていて貴重な体験をさせていただいたような気がしました。本の印税はベトナムの聾唖学校に寄付なさるそう。ご興味のある方はぜひお読みください。














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