IOFT2006 メガネの国際総合展










今日は、有明の国際展示場で開催されている”IOFT 眼鏡の国際総合展”にて、眼鏡の販売にカラー・イメージコンサルティングを活用する方法について講演しました。

日本のレンズの技術は世界でも素晴らしく、職人の技を大切にしよう、という昨今の日本のテーマにはぴったりな業界です。今年はじめから、メガネのレンズの上にかけるカラーコーティングの仕事を手掛けたため、メガネの色についての知識と興味が深まりました。

会場には様々な眼鏡店の経営者や販売、買い付けに携わる方々、メガネのフレームやレンズを生産する企業の方々などがいらっしゃり、それぞれ個性的なメガネをかけていらっしゃり、演台側から拝見していてもとても素敵でした。1時間半で2007年春夏のトレンドカラーや似合う色の判別法、イメージ分類などすべてを把握していただくのはとても難しいと思いますが、何かすぐにお役立ていただける情報がありましたら幸いです。

セミナー後の参加者の方々からの質問から、世の中のカラーコンサルティングの多くは、わかりやすさだけを追求しているからなのか、すべての色をイエローベースとブルーベースに分類するという方法に偏ってしまっているということがわかりました。そのために様々な疑問や間違いが生じ、ご自分なりに必要性を感じてカラーを勉強しても、現場で活用する際に困ってしまっているわけです。わかりやすく説明するためにだけでなく、正確にアドバイスするためのカラーシステムや色分類が、教える側の色の理解が浅いと、逆にわかりにくくなってしまっているようです。インプレッションのカラーシステムをお話した結果、今までの疑問がやっと解けたとおっしゃる方が何人もいらっしゃいました。

販売する側もお客様も人それぞれ。それぞれに合った方法で「自分らしさ」を表現できるメガネを選んで差し上げたいものです。


カラー&イメージコンサルティングの(株)インプレッションにご興味のある方はこちら→http://www.impression.ne.jp/


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