かぼちゃのプリン























10月といえばハロウィーン。キリスト教の諸聖人の日である万聖節の前夜祭とケルト人の大晦日の収穫感謝祭が重なったお祭りであるハロウィーン。この夜は、日本のお盆のように、死者の霊が戻ってきたり、精霊や魔女が出てくると信じられ、それらから身を守るために仮面をつけたり、かぼちゃをくり抜いたランタンをつけたそう。

10月のデザートセミナーでは、リクエストに応じて、ハロウィーンにかかせない「かぼちゃのプリン」をつくることに。今からなら31日にも間に合いますね。

代表的な緑黄色野菜であるかぼちゃは、ビタミンB、Cや食物繊維が多く含まれ、「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」と言われるほど、からだに良い食材。

このところ急に寒くなってきたので、風邪が流行っているこの時期にぴったりなデザートです。そして、この時期に飲むと、やはり体に良いといわれる菊の中国茶とともに楽しんでいただきました。

今回はお子様でも食べられるようお酒をいれないプリンのレシピをご紹介しましたが、かわりにお酒の風味をつけたレーズンとクレーム・シャンティイーを添えて大人っぽい感じで召し上がっていただくことに。

ハロウィーンのテーブルセッティングは、実は先日のクッキング・セミナーの時にもしています。ハロウィーンというと、子供のKid's Party的な提案が多くそれはそれで楽しいですが、インプレッションの生徒さんはレディ達ばかりなので、大人のためのハロウィーン・スタイルにしました。

今回のハロウィーンは、ちょっと雰囲気を変えて、よりエレガントな”オリエンタルなハロウィーンのセッティング”に。錆びたような渋いブラウンの花器に、生徒さんにアメリカのおみやげにいただいた落ち葉のキャンドルに合わせて、大輪のダリアやキク、エチナセア、カンガルーオレンジ、リョウビなどをアレンジ。

オリエンタル情緒溢れるダリアの名前は「マナーサンセット」。まさに刻一刻と変化していく美しい夕陽のような鮮やかなグラデーション。そして姿が珍しいキクの名前は「セイキャラメル」。プリンのキャラメルにぴったりで嬉しくなってアレンジに加えました。

いつも天気予報にかかわらずお天気に恵まれるデザートセミナー。今回だけは「キャンドルを活かしたいから雨でもいいな~」と思っていたら、花市場の帰り道の予報では「午後は雨」もしかしたら思い通りの天気にな、るのかな?なんて思ってしいます。皆さんがいらしたときには少し降っていた雨もお帰りになるころはすっかりあがって、グッド・タイミング。窓を開け放しているとちょうど気持ちのよい季節の午後に、サンルームでゆっくりティータイムを楽しみました。

ハロウィーンでは、子供達が仮装して”Trick or Treat?”(いたずらする?それともお菓子くれる?)といってご近所をまわってお菓子を集めて楽しみます。でも、甥の場合は"Trick and Treat!"(いたずらするよ、もちろんお菓子ももらうよ!)のような気がしますねぇ。










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