かぼちゃ屋さん



















打ち合わせから帰宅し玄関を開けると「いらっしゃませ~」と威勢のいい声!
「いらっしゃいませ~、いらっしゃいませ~。どのかぼちゃがいいですかぁ?」
甥が嬉しそうな顔をして(気持ち両手をすりすりしながら)待ち構えていた。
床の上に、ハロウィーンのためにごろごろとある大小さまざまの大きさのオレンジ色のかぼちゃ、デザートセミナーの試作用に昨日買ってきた緑のかぼちゃ、アメリカで買ってきたかぼちゃ型のキャンドル、すべて並べてきれいに並んでいる。
「たくさんあるねぇ~」「うん、たくさんありますよぉ、1、2、3、4、5…。どれがいいですかぁ??」
「どれがいいかぼちゃかな~?」と聞くと「う~ん、そうですねぇ、これがいいですねぇ」と緑のかぼちゃを渡してくれる。「うわ~、ありがとう」結構重い。
「ママにもちょうだい」と妹。
「う~ん、ママにはこれ!」と迷わず、自分の身長の半分くらいある一番大きなかぼちゃを一生懸命持ち上げて妹に渡す。やっぱりママは一番ね。

「たっちゃん、ここにサツマイモもあるよ」「あ、ニンジンもある」「いっぱいありますねぇ~」かぼちゃ屋さんは八百屋さんになってきた。

サツマイモを焼いて焼き芋にして「さあ、どうぞ」と甥に渡すと、「お先にどうぞ」と甥が言う。「お先にどうぞ」なんて2歳半で言うの?「どうぞ」という言葉と「お先に」が関連があることをなんだかすでに知っているのだ。

甥と話していると神経シナプスがものすごい勢いで細密化して色々な情報がどんどんつながっていっていくのがよくわかる。フル回転で頭を使っているというか、自分で向上しようとか特別意識していないくても、一瞬のうちにどんどん進化、成長していく。こうやって覚えていくんだ。「やっぱり学ぶはまねぶなのね」などと原点について考えさせられる。たいしたかぼちゃ屋さんだ。










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