香港とともに頑張る人たち



素敵なフレンチに行きましょうとお誘いいただいて、
ヴィクトリア湾を眺めながら
日本人らしい繊細さと季節感溢れるお料理に舌鼓。

白金から香港に移ったTIRPSE。
コロナ禍の香港でオープンし、
連日満席だなんて素晴らしいですね👏 




葉っぱの下に隠れていたのはマイクロトマト。
ほとんどの食材は築地から来るそうです。

オープン当初はコロナとデモで1日1組のような時もあり、
どうなることか心配したそうですが、
グループ内で同時期に世界中でオープンしたお店のうち、
香港店のみが生き残ったそう。

香港にはおいしいワインや食事にきちんとした対価を払う
土壌があるようだとのこと。
日本はデフレなので価格ありきでそれに見合った食材を使わない限り
職人さん達が身を切って納得できるものを提供している
ビジネスモデルなので、
コロナのようなことがあると成り立ちにくいそう。

29歳の若いシェフは、
短期間に香港の様々なあるあるを体験して急成長しているようでした。
香港の底力はすごいので
香港もまだまだ捨てたものではないという香港歴の長い方のお話や、
状況に屈せず逞しくトライしている日本人の方にお会いし、
清々しい気持ちになった午後でした。