似合う色のメイクアップって本当に大切!








ある化粧品会社のメイクアップ化粧品のフルリニューアルの仕事をしました。プロジェクトのお話があったときには、つくった化粧品の色についてアドバイスをいただければということなので、すでにある程度決まったものについてアドバイスして改良していくのかしらと思っていました。が、始まってみると、コンセプトも確定していない、まさにスタートラインからの参加で、もちろん色などはいつになったら決まるのでしょう?という状態でした。それでも半年以上かけて色のあるもの全てにおいて提案し、出来たサンプル色をチェックし決めていくという細かい作業を何度も繰り返し、ようやく形になりました。

プロジェクトには多くの若い女性が参加し、もちろん「似合う色」を取り入れたいという考えでしたが(だからこそカラーコンサルタントを参加させているわけですが)仕事をしていて驚いたのは、実は美容業界で働く女性でさえ、自分の似合う色をそれほど知らない、カラータイプは聞いたことはあるけれどどんな色なのかよくわからなかったり取り入れていないということでした。もちろん美容関連ですから、ベストカラーを知らなくても綺麗な方ばかりですが、似合う色のパワーを知る身としては、さらに美しくなれるテクニックがあるのに残念、もったいない!と思ってしまいます。

かくゆう私も、似合う色は知っていても、今はこれしか売っていないからとか便利だからといった理由で、自分のベストカラーではない色を買ったり着てしまうこともあります。でも年を重ねるにつれて、似合わない色を着ているとほんとうに疲れてみえる、太って見えるということを実感します。いつでも似合う色で、自分の体型に合う服が手に入るわけでもないのでジレンマです。

似合わない色を着ても、似合う色のメイクアップをすれば、まだどうにか少し持ち直します。

大抵の方々は、自分の好きな/なりたいイメージに合わせた色のメイク、もしくは着ている服にあわせたメイクをしてしまいがち。でも、カラーコンサルティングをするたびに、少なくとも35歳以上の方々に必要なのは「自分に合う色」と日々痛感しています。











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