東洋英和女学院 特別授業 2010










幼稚園から高等部まで過ごした東洋英和の高校3年生へのパーソナルカラーの特別授業は今年で4年目を迎えます。昨年は由美子がほとんど臨月のお腹を抱えながら伺いました。なぜか一昨年の1月にはブログに授業のことを書いていたのに、昨年は書きそびれてしまっていたようです。

この授業は、推薦入学で大学の進学が決定している3年生を対象とした授業です。私がカラーコンサルタントの資格を取ったのもまさに高校3年生の春休みでした。ずっと紺のセーラー服だったので、制服から私服へ解放されるのが楽しみでならなかったあの頃を思い出します。考えてみれば制服ほど便利なものはないのに。

今年は昨年に比べ30人ほど参加生徒が少なく、生徒さんもお行儀が良く楽でした。帰り際に階段ですれ違っても「ありがとうございました」ときちんとご挨拶くださり、ほっ。というのも、きっと人数が多く群集心理の働きもあったのだと思いますが、昨年はあまりにも元気が良く「私達もこんなだったのかしら?」と先生に申し訳なくなるほど。学年による"色”もあるのでしょう。私達の学年は、今でも担任だった先生方4人が、「あなた達の担任だったときは職員室の机に座っている暇がなかった」「あれから20年経ってもあなた方を超える学年はない」というほどの悪ガキ振りを発揮していたそうなので人のことは言えません。

30人ほど少なくなった理由はそれだけ外部受験者が増えたこと、しかも理工系、医学部や法学部志望者が多く、私達の頃のような英文科への人気集中は全くないそう。女子高といえども、キャリアを見据えた進学になってきています。特別授業に参加できなかった生徒さんも寒い季節で大変ですが、ぜひ頑張って夢をかなえて欲しいです。