もも狩り

















フルーツ好きの母親に似て、甥も大のフルーツ好き。幼稚園でも「フルーツの絵を描きましょう」といわれると、フルーツだけはたくさん描けるそう。

昨年はブルーベリー狩りが我が家では大好評でした(→→http://blog.goo.ne.jp/reikosugawara/d/20080812
)が、今年はもも狩りに挑戦!

河口湖から1時間ほど車を走らせ、甲府のあたりの果実園へ。大好きなももがたらふく食べれると、甥は朝から大張り切り。果物園では春はさくらんぼう、これからは桃、その後はぶどうが取れるそう。

急な坂道を登ってももの木のところへ。「こんな風にはえているんだ」ももの木もはじめて見たのでは。早く食べたくてうずうずしている甥をけん制しながら、まずはお兄さんから桃の取り方の説明を聞きます。今年は桃はまだ少し早いそう。だから白い紙を少し剥いて、中まで赤くなっているか調べながら選んでいきます。それでも取ってから2~3日後が食べごろだそう。取ったらすぐに食べたい甥にとっては残念!

「ももはやさしく、両手で、ま下に、ねじらないようにしてとりましょう」説明どおり、よく選んでは両手を伸ばし、「えい!」と真下に引っ張って取ります。(あんまり勢いよく引っ張るので、写真はぶれてしまいました)ブルーベリー狩りと違って、ももは高いところに生っているのでみんなでたっちゃんを持ち上げて取りました。でも、もうかなり重くなっているので、たっちゃんを持ち上げて取るのは今年が限界かも? 

どこからか、たっちゃんが大きな三脚を見つけてきました。届きそうなところに良いももを見つけても「あ、これを使わなきゃ!」と三脚を引きずってきます。もも狩りから、だんだんと三脚のぼりに遊びが変化してきました。

10個ほどかごにとり、手に付いたももの毛をいろんなところにつけないよう気をつけながら両手をパンパン!もも狩りの修了~。「じゃ、食べよう!」ももを取るより、食べるほうが楽しみなたっちゃん。行きにはやっと上った坂をぴょんぴょんと跳ねるようにしておりていきました。 

その日採ったももはまだ少し早いので、試食はその日に食べごろの農園の方が用意してくださったももです。「ママ~、はやく、はやく~」「待っててね、今、皮をむくから」「さあどうぞ」「やっほう!うわ~、おいしい~!」うっすら産毛が生えているまあるい顔のたっちゃん。まるでももがももを食べているみたいです。2個むいたところでやめようとすると「もう一個食べようよ、まだたくさんあるじゃない」

「あとは帰ってからにしましょうね」実はその日は強行スケジュール!なかなかこちらのほうに来られないので、午後にはブルーベリー狩りにもいく予定だったのです。「ブルーベリーもいきたいでしょ?」「うん!」「だからももはここまでね。あとでお家でたべましょう」採ったももはきれいに箱にいれてくれました。なんだか、とても立派です!

河口湖に戻り、父母と合流しランチしたあと、今度は母も一緒に昨年お気に入りのブルーベリー園へ。今年は去年と時期が違うので、また別の畑へ案内されました。
昨年は黙々とブルーベリーを食べていたたっちゃん。今年はどうかしら?と思っていたら、なんだかとても静か。心配になって木の向こうを覗いてみると、なんと、ものすごい勢いでブルーベリーをほおばっています!昨年は母がとったブルーベリーを食べていましたが、今年は自分でとってはひたすら口へ。「成長したね!」といえるのでしょうか??

帰り道の車の中でしばらくすると、妹が「気持ち悪い」と言い出しました。「どうしたの?車に酔った?」「ううん、ブルーベリーを食べ過ぎちゃったみたい!」母と私はひたすらブルーベリーをかごに採っていたのですが、妹はかごいっぱいに収穫もしつつ、しっかりとお腹いっぱい食べてもいたのでした。まさに、この母にしてこの子あり。