ekki Bar & Grill in Four Seasons Marunouchi













年始に大学時代の友人4人で久しぶりに集まることになりました。
どこで会うか…久しぶりに集まるとなると他の人がどんな場所や食べ物が好みか考えすぎてなかなか決まりません。日にちだけはかなり前からフィックスされていましたが、場所が決まったのはほとんど前日。そうして集まったのはフォーシーズンズ丸の内のEkki Bar & Grillでした。

以前にこちらのホテルでエトロの新作発表会があり、その際にこれから始めるオリジナルのアフタヌーンティを紹介していただきました。とても気に入ったのですがそれ以来実際にEkkiで頂いたことがなかったので試してみることに。土日なら、子供がいる友人もその日は特別に旦那様にあずけて羽を伸ばし、ゆっくり午後を過ごせます。

今の時期は冬のメニューで、モンブランや生チョコ、ブラウニーやドーナツなどのチョコレートを使ったお菓子、クロック・ムッシュ、ミニハンバーグはは牛のほほ肉の赤ワイン煮込みでアレンジされています。前回のイチゴのムースは今の時期はチョコレートのムースになっていました。季節にあわせて年に何度かメニューは変わるそうです。飲み物は23種類もある紅茶、中国茶、ハーブティ、コーヒーやカプチーノ類などから、好きな飲み物を好きなだけいただくことができます。ハーブティーに合わせ4種の蜂蜜のサービスもかわいらしい。

プレゼンテーションもインテリア同様、モダンでコンテンポラリー。少し日本の野点のような、重箱のイメージもあり、素敵です。毎日暴れる子供と格闘している友人は「たまには現実から離れたい」と思っていたので、クールな大人の空間はぴったりなようでした。

サービスもとてもタイミングよく感じよく、皆すっかり気に入りました。そのせいか、まるで大学時代に戻ったかのように、時間を忘れて何時間おしゃべりに花をさかせたことか!お尻に根が生え花が咲いてしまうほど、久しぶりの再会を存分に楽しむことができました。








『ワルキューレ』




トム・クルーズの軍服姿も渋みがでてきました。



今年はなるべくアップしようと思っていましたが、やはり年が明けると忙しく、先週は1つもアップできませんでした。
心を亡くすと書いて「忙しい」になりますが、心がどこかにいってしまいそうなほど忙しいときに見る映画は「心のオアシス」ですね。
先週は3月20日公開のトム・クルーズ主演の映画『ワルキューレ』の試写会にいきました。この作品は、昨年ブログでご紹介し、今月劇場公開される『MAMMA MIA!』とはまったく異なるシリアスな戦争の映画です。同じ気分転換といっても、種類は違いますが、身の回りの細かなことに追われて時が過ぎてしまいそうなときに、異次元に心を馳せることによって現実に戻ったときに心の中がリセットされ、新たな視点を得られるという点ではどちらも同じで、映画は心にとってなくてはならないものです。

100年に1度の大不況がやってきたというわりに、政治家達は自分達のことばかり考えていて日本、まして世界のことまで、とても気が回らなくなってしまってるような今の日本。この映画にでてくるトム・クルーズ演じるシュタウフェンベルグ大佐はヒットラー独裁のナチス暗黒時代を終わらせるべく、命がけの「ワルキューレ作戦」に身を投じます。極限の状態になったときの本当の指導者は無私なのだろうと思います。どんな決死の作戦でも1人では不可能。移ろいやすい弱い人の心をいかに導きまとめていくか、タイミングの大切さなど、歴史からはたくさんのことが学べます。