漁業経済学者のひとりごと in 小浜

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統計収集

2005年09月21日 10時58分46秒 | Weblog
オタワに来た主な目的は統計資料を集めることです。
1つは漁業海洋省に依頼するもので,これは担当者に会いに行って,
よーくお願いして来ました。
次に国立図書館にあると事前に知っていた資料をコピーしにでかけました。
あまりに膨大な本をチェックしないといけないので
(30年分の輸出統計だけど,各年1~2ページしかいらない)
特別入庫許可証を発効してもらいました。
で,ほぼ仕事が完了したので明日は1時間くらいしか仕事がないな~と思いつつ,
ホテルに帰ってきたら漁業海洋省からメールが入ってました。
「日本の水産加工統計が欲しいのでよろしく」とのこと。
そっちは専門じゃないのに~と思って,知り合いに電話して統計の内容を聞くと
サンプルをfaxしてくれるとのこと。
おお!これを持って漁業海洋省へ行けば話がスムーズ。
知り合いに感謝!謝謝。

カナダの公用語は英語と仏語なので,
基本的に連邦政府が管轄する所へ行けば,両言語が通じることになっています。
でも,連邦政府の役人が全部バイリンガルかと言えばそうではない。
英語だけって人も多いし,ケベックに言えば仏語だけって人もたくさんいます。
ただ,国立図書館の司書さんはみんなバイリンガルのようです。
この場合,圧倒的に仏語圏の人が多い。みんな自分達では仏語で話します。
で,私なんかが行くと英語で対応してくれる。
やっぱり仏語圏の人で英語を話せるって人の方が逆のパターンより多いのでしょうね。