蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

親父の盆栽

2018年01月10日 | 庭の四季


県外にいる親父の友達が私のブログのことを聞き付けて、盆栽をもっと見せてくれと電話があったので、
先日のにもうちょい寄りで撮ってみました。












新年だからということもありますが、今の我が家の盆栽は松が一番多いです。

私が物心付いた頃には梅と皐月の盆栽が多かったのですが、梅は重くて世話が大変になってきて、
大半が高知市の料亭に嫁いで行きました。

'得月楼'という店で、映画『陽暉楼』のモデルとなった店です。
梅の時期には毎年盆梅展として無料開放されてるので、たまに見に行ってます。

最後に一つだけ残ってた大鉢の梅の木は、一昨年真横に倒して池の脇に植えました。



もう一方の皐月は私のカンランと同じく、植え替えが疎かになるにつれて枝枯れしてしまい、
まともなのは少ししか残ってません。

その中で私が一番好きな木がこれです。



花時期よりも冬の姿が素敵です。


駐車場の周縁にはいつも盆栽を置いてますが、私が挽き臼が大好きなもんで、
大小様々なのがゴロゴロしてます。












自然石はもちろんいいですが、切り出された石もまたいいもんです。


池の側には瓦の板を千鳥に配置して、小さい鉢を置いてます。







この五葉松は、私が生まれた年に種を撒いて育てたものだそうです。



今でもまだこんな松の苗が30鉢くらいあるので、親父にどうするのかと聞くと、
作り上げてから人にあげるのだとか。気の長い話です。

親父の盆栽は作り上げられたものを買ってきたものはほとんどなく、
挿したり撒いたり、山からひいてきたり貰ったものばかりなので、
大したものはありませんが、思い出の詰まった大切な木々たちです。




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