蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

新南海

2015年09月21日 | 富貴蘭(高知産)
昨日は南海雪虎の芸を唯一無二と書きましたが、同じ高地県産で同じ芸をする品種があります。
その名も新南海です。











この名前に決めた訳ではありませんが、これといった名が浮かばなかったので、
取り敢えずミヤマムギランで使われているこの名前のラベルを立てています。

地元の安芸産で、私がこの木を初めて見たのは小学生の頃でしたから、
発見されてから少なくとも40年以上は経過しています。

我が家に来たのは15年程前で、その前に二人にあげたと聞いていますが、
元の持ち主も、そのお二人も既に故人となられており、枯れてしまったのかもしれません。

我が家に来て一時期は機嫌良く出来ていたので、てっきり南海雪虎よりも丈夫で作りやすいと思っていたのですが、
どうやら一瞬の出来事だったようで、見た目もそっくりなら性質もそっくりです。



数鉢に株分けしてある中で、これが一番機嫌のいい株です。



うかつに外に出すと、いつの間にか南海雪虎のラベルにすげ替わりそうな気がして、まだ出したことはありません。
まぁ、困る程には殖えないですけどね。



と、ここでふと思ったのですが、まさかこれが南海雪虎そのものって事は・・・
南海雪虎が高知のどこ産で、どういった経緯を辿って何時登録されたのか知りませんが、
この記事をアップする四時間前の今、初めてそんな疑問が湧いてきました。

こりゃ、難しい宿題が一つ出来ました。
コメント
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