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ガンバレ、柴山文部大臣   教育勅語の何が悪い

2018年10月10日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

柴山文部大臣の教育勅語の一部をを認める発言に左巻きのアホが騒いでいるようですが、これこそ「アホは相手にするな」を実践すれば良いだけです。

明治の初期に日本は欧米諸国に比べて非常に遅れた状況であったのです。 その中でを国民の在り方について、学校教育の中で道徳への一定の方向性と同じ理解をさせるために教育勅語は必要であったのです。 現在の理解からすると、多少、天皇の比重が大きい所はありますが、この発言で鬼の首を取ったように「言語道断」などと大騒ぎすること自体が自らのアホを証明するようなものです。 このようなことにインネンをつけるとは893以下の行いです。

<<主権在民の世の中で、道徳までイチイチ天皇から支持されるのが気に食わない。>>
明治天皇のお言葉は当時の日本国民に対してであり、現在の我々、日本国民はこれを歴史的事実として理解すればよいだけで、現在の常識で過去を判断する必要はないのです。

<<両親には孝養を尽くし、兄弟姉妹は仲良くし夫婦も心合わせて仲睦まじく、友人とは信じあえる関係となり、自己に対しては慎ましやかな態度と謙虚な心構えを維持し、多くの人々に対し広い愛の心を持とうではありませんか ⇒ 当たり前の事で、余計なお世話を言われたくない。>>
このお言葉、当たり前で言われたくないという方、本当はどれほどいるのでしょう? 当たり前の事と反発することなく、素直に受けとめれば良いのです。

<<一旦緩急あれば義勇公に奉し>>
非常事態になれば、職務を遂行しようとする警察官や自衛隊員、消防署員など、自分を犠牲にしてまで公のためにという方は多くおられ、天皇のためにという事でなく、公のためにと思う責任感の強さは日本人には自然なことです。 民間においても、災害などの非常時に略奪行為などせずに、少ない水や食料を分かち合う、これも「公に奉し」をする日本字の美徳の一つです。 これをワザワザ、天皇と結びつける左巻きがおかしいのです。

戦後、日本を弱体化するために戦前のものはことごとく悪者にされましたが、教育直後もその一つです。 占領軍の中には左巻きが多く、その流れを受け継いだ日本の左巻きが騒いでいるのです。 日本の良さを我々のご先祖様の時代から育んだ教育勅語、時代が変われば評価が変わるのも仕方ありませんが、その内容の一部を肯定したからと言ってそんなに大騒ぎする話しではありません。

220-8144 神奈川県横浜市西区みなとみらい 2-2-1
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会計の世界史  イタリア、イギリス、アメリカ 500年の物語   田中靖浩  日本経済新聞出版社

2018年10月09日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

全ての職業人は自分の業界の歴史について精通すべきと思っていますが、著者のの田中さん、公認会計士事務所を経営されているそうで、まさに、業界の歴史について語る、公認会計士の鑑のような方です。 収支を記録するというのが当たり前のことのように思っていますが、その歴史を遡る面白さが、平易で読みやすい文章と非常にたくさんのエピソードで面白く語られ、400ページを超える大作ですが、このように読みやすさと充実した内容の両方を兼ね備えている珍しい、傑作ともいえる良書です。

銀行と簿記は、イタリアで東方貿易で一山当てようとする人が資金を調達し、簿記でその詳細を記録したそうですが、大商人であっても船の建造は費用が掛かるため、国がこれを建造し、貸し出すなど国としての経済政策の一環であったそうですが、昔から大商人というのは国を動かして自分のリスクを少なくすることに長けていたともいえます。 このようにイタリアから始まった簿記ですが、メジチ家の繁栄も簿記の功績であったり、それまでの I ,II,II,IVのようなローマ数字では計算が困難ことやゼロという概念が無かったことから、計算に向いた1,2,3,4 のようなローマ数字に移り、時代背景としてはレオナルド・ダヴィンチからレンブラントまで、歴史が面白く解説されています。

時代の流れは、イタリアからオランダ、そしてイギリス、アメリカと流れる中で、簿記についての考え方がどのように生まれてきたのか、「自分のため」の会計が、「他人のため」の財務会計となり、それが再び「自分のため」の管理会計になるなど、会計の考え方の基本がどのように生まれてきたのか、納得できるお話しで構成されています。 会計の本は今までも何冊か読みましたが、最初から概念ありきで、その意味についてまで背景を知ることがありませんでしたので、背景についてまで解説された本書で会計の考え方が良く理解できるようになりました。  

会計だけでなくヨーロッパの歴史、その他いろいろな雑学まで幅広く、久々に読むのが楽しい本に巡り会いました。 余りの面白さに400ページをほぼ一気に読み切りましたが、少し粗っぽい読み方なので、読み終わってから、もう一度ジックリと読み直しています。

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木材・石炭・シェールガス 文明史が語るエネルギーの未来  石井 彰  PHP新書  

2018年10月03日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

「「世論」の逆が概ね正しい」とは、尊敬する西部先生のお言葉ですが、昨今の「自然エネルギー」狂想曲に胡散臭さを感じていましたが、本書はその胡散臭さを見事に説明しています。 

18世紀の産業革命以前は、人類は100%再生可能エネルギーのみを使用してきた。しかし、エネルギー密度が低いという再生可能エネルギーの原理的な限界、供給量の限界、効率の限界によって、世界の人口やその生活水準、平均寿命は現在と比べものにならない位低かったのです。木材を燃やすしかなかった時代、森林は伐採で自然環境が破壊され、そこから人類を解放したのがエネルギー密度の高い石炭であり、取扱いの便利な石油であり、次に原子力というのがエネルギーの歴史的な流れで、それにより電気が身近に使え、これは各国の経済状況のみならず平均寿命まで改善してきたのです。

エネルギーの利用と環境破壊は原理的にどうにも両立できず、多少の技術革新ではどうにもならない。自然エネルギーではエネルギー密度が低く、それで膨大な人口を支えることはできなず、化石燃料はいずれ枯渇し、二酸化炭素排出という「業」から逃れられないし、原子力も放射能汚染という原理的宿命を「業」として持つ。100点満点の解決法などないのです。「我が家は太陽光発電で自立し、余剰分は売電までしている」と胸を張ったところで、価格的には他人まで巻き込んだトリックの上で成り立つだけの話で、いずれ廃棄処分にせねばならない太陽光発電パネルの廃棄物処理まで考えれば、決して100%の完全な回答ではありません。

地球環境の破壊という点では、二酸化炭素による温暖化だけでなく、経済活動による森林面積の大幅消失、化学物質・毒物汚染、生物資源の絶滅、砂漠化による水資源の枯渇など、色々ある中で、温暖化ガスだけの問題ではないのですが、ここだけに焦点が集まり、再生可能エネルギーが新しい時代への「革命」や技術の「革新」などでなく、中世以前への回帰、復古運動の一種なのです。

エネルギー密度の高い物をより安全に使用する事こそが、文明の発達であり、潤沢な電気があってこその電気自動車なのです。 その潤沢な電気を如何に安全に、地球への環境負荷を抑えて作るか。。イデオロギー、感情論を抑えて判断すべきで、年間数万人の自殺者が出る社会の経済状況が悪化すればさらにこの数も増えます。 原子力関連の事故で亡くなった人の数は圧倒的に少なく、過去の怠慢による事故の結果を未来に延長するのは馬鹿げているのです。 日本の非常に高い人口密度、人口の多さ、エネルギー需要の高さ、国土の地形、気象状況、位置条件など、世界の主要国で再生可能エネルギーを導入するには最も恵まれない条件にあることを理解しなければなりません。

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暴走する能力主義  中村高康   千曲書房

2018年10月02日 08時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

この2月に公表された高校の新しいい学習指導要領の改定案に対しての不安から教育界でできること事、変貌する社会で要求される「能力」の定義の難しさについて、読み進むと泥沼にはまっていくような、社会という大きな仕組みの健全性を保ていく事の難しさに圧倒されます。  教育の大衆化により、誰でもが「大卒」という資格で働けば、その資格の意味についてボロが出るのは当然で、昔のように学歴が有効な物差しとは言えない時代になる中で、教育界は社会の要求に応える実用的な知識だけを与えれば良いのか? 教育界は、自分の世界だけで「学歴」というレッテルを貼り付ける作業をしてきたが、世の中がそのレッテルを信用できないと気が付き始め、自分の在り方を模索する中で、社会の変革のスピードは教育の内容をどうすべきか議論しているよりももっと早く進みます。 教育界の問題ではあるが、教育界だけではどうにもならない段階に来ています。

能力とは教育界がその成績で決めるものではなく、社会が定義するものと世界を広げると、限られた科目の試験での総合点の意味合いなど全く薄れます。 しかし、学校教育の中で知的作業をどの程度こなしてきたかを見る学業成績の呪縛から逃げることもできず、会社としては自分の切り口から「能力」なるものを見極めねばなりません。

営業職であれば、個人の能力の集大成が営業成績という形で現れるものとして、結果を見るのは簡単なのですが、ではそのためにはどのような能力を訓練しなければならないのか? こんな単純なことさえも背景には多くの問題を抱え簡単には答えは出ません。「能力」という言葉が、支配する立場の側で自分の都合の良いように使用されるのは目に見えていますが、評価される側でも世自分に要求される「能力」とそれをどの程度自分で備えていくか、教育界と社会のギャップまで含めて、単に教育界と実業界だけの問題ではないことに注視しなければならず、より複雑になる世界、住みにくい世の中になります。

IT業界は学校境域の中に如何に自社製品、例えばタブレットなどを持ち込んで教育界のIT化を進めるかに力を入れていますが、これは日本人お得意の「戦術的」な話だけで「戦略的」な匂いは一切せず、表層的なツールだけの話です。

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紙ストローなら本当に良いのか?

2018年10月01日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

プラスチック製ストローの代替品として紙ストローに注目が集まっていますが、紙であれば環境汚染が発生しないのでしょうか? プラスチックでも紙でも同じ事と思います。 紙の場合のイメージとしては、和紙の「紙すき」のように繊維がドロドロに溶けた状態がさらに希釈されて海に流れ込めば、細い繊維が魚類のエラに引っ掛かり、呼吸障害を発生するのではないでしょうか? プラスチックが微小サイズに粉砕された「マイクロ・プラスチック」と同じことなのではないでしょうか? 

紙が水に溶ければ、一応、目の前からは紙という物体は見えなくなりますが、見えなくなっても消滅する訳ではなく、形を変えただけの事です。 マジックではないのですから、物質が完全に無くなることはあり得ないことで、形を変えただけの事ですから、それで良しとするのはあまりに単純すぎます。

プラスチックが海水で溶けないことが問題なのではなく、プラスチックが海洋に流出することが問題なのです。 材質がプラスチックか、紙なのかは問題ではなく、ゴミの海洋投棄が問題なのです。ストローの材質を変更したところで紙カップの蓋はプラスチックですし、プラスチック製品はストローだけではありませんし、ストローだけをやり玉に挙げるのはアホなことです。 しかし、これで、あのコーヒー屋さんが「環境派」として評判を上げてしまうのですから、世の中もいい加減なものです。

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