雷ブログ

落雷抑制システムが運営するブログ

サイバー攻撃

2012年01月10日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

防衛省でもやっとサイバー攻撃への対処を検討し始めてはいるそうですが、法的な整備が進まず苦慮しているとの事です。自縄自縛もいい加減にしないと世界の中で日本だけが「カモ」として取り残されます。米国のようにサイバー攻撃は武力攻撃とみなすと言うようなキッパリとした意思表示が最大の防御方法です。

私も、数年前、毎日送られてくる迷惑メールに対処するために、「1000倍返し」を考えたことがあります。すなわち、迷惑メールを送ってきた相手に対し、そのメールを1000回、発信元に対して自動で送り返し、発信元のサーバーに負荷をかけてやる作戦です。しかし、止めました。相手が送信だけのサーバーであれば受信機能には少しも影響しませんし、受けたとしても最初の数通で、後はフィルタリングされてしまうでしょう。しかし、皆がそのようなことをすればインターネットの容量は直ぐにパンクしてしまいます。郵便であれば切手代、電話でも電話代がかかるのに、ネットであれば何千通のメールを送ろうとタダなのですから、ネットの健全な利用のためにも課金制度が必要です。

昔ながらの宣戦布告して始まる戦争などもうあり得ません。武士道など消滅し、テロ行為などで突然始まる戦争、あるいは、武器ではないネットですから、一見、平和に見える陰で遠隔地から堂々と外国に対して不正侵入し、情報を盗んだり悪さをしかけて来るのです。毅然として立ち向かわねば甘く見られてつけ込まれるだけです。侵略が武力によるものだけだと思っている、時代の変化に追いつけない立法機関のメンバーは、即刻、退場すべきではないでしょうか?

「平和憲法」を盾に、平和憲法と唱えていればそれで安全と考え、国防/憲法/核武装などについての議論自体をタブーとし、最新の軍事技術や世界の動きに鈍感でいることは、原子力の安全神話の前に安全性の議論が封じられてしまった事と同じ根の問題です。原子力の安全自体が議論できない状態であったことのツケを払うことになったように、国防問題も陽のあたる場所での議論にしなければ、議論をしなかったことのツケがいつか回ってきます。その時にはどこかの国に占領され議論を封じられる事態になっているかもしれません。

日本人の中では嫌われることでしょうが、世界の悪童共の中で生き残るには、クセがあっても自己主張が必要です。いつもニコニコのお人好し、八方美人を卒業するのが日本の課題であると思います。

〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町24番地8
SOHOステーション703
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
公式サイト http://www.rakurai-yokusei.jp/
Eメール info@rakurai-yokusei.jp
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スマートホームの雷保護

2012年01月06日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

本日の朝9時は、関西方面に向けて移動中です。関西の某住宅メーカ様をお訪ねします。スマートハウスと呼ばれる、太陽光発電や大容量蓄電池などの付帯設備を備え、夜間や停電中にも電気自動車の充電まで行えるるような充実した電気設備を特長としている家が、注目されています。今まで、落雷を受けても壊れるのは電化製品だけでしたが、設備が充実すると家電製品だけではなく、充電中の電気自動車 リーフやプリウスさえ、破壊される可能性も出てきます。

このような高度な住宅機器増えればば増えるほど被害も増える可能性があります。そこで、住宅メーカ様には、落雷抑制も住宅のオプションの一つとして提供してはどうかという提案をさせていただいています。弊社からの提案に対する各住宅メーカ様の対応の違いも各会社のカラーが出て面白いところです。

積極的に検討していただける会社、提案をまったく無視する会社。TVのCMから受ける会社のイメージと社外からの問い合わせへの対応、どちらが会社の実態を正確に表しているか非常に興味あるところです。私どもは小さな会社でどちらの住宅メーカ様とも深い関係はありませんので、特に好き嫌いがあっての選択はしていませんが、大会社である住宅メーカー様は、小さな会社を好き嫌いする会社もあるようです。 まあ、相手にされなくても嘆いている暇はありませんので、特に気にはしていませんが、ただ、TVのCMに費用をかけながら、社外からの提案に対してまったく反応しないのはCM費用の無駄使いのような気もします。いくらCMで好感を与えても、それはTVのCMでだけの虚構の世界の話であり、現実界では、社員一人一人の気構え、姿勢が、態度が会社の印象を作り上げています。TVのCMだけ着飾っても意味がありません。

今後は、住宅メーカと自動車メーカの提携が進むと思います。その理由は、EV(電気自動車)で使用できなくなったリチウム電池は住宅用の大容量で電池として十分に使用できるからです。自動車メーカとしては、交換したバッテリーの再利用先が必要ですし、住宅メーカは、高価値付帯設備として廉価なバッテリーが必要ですから、この二つの産業は結びつくかもしれません。

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連合艦隊司令長官 山本五十六

2012年01月05日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

昨日は、ひどい一日になってしまいました。朝、6時と8時にチェックした時には動いていたのですが、ブログが自動掲載される5分前に落雷してしまいました。ブログの話題が立石岬のことであったのでショックでした。この灯台にあるポールの高さは海抜で約140m、統計的には17-18回の冬季雷の落雷がありそうな高さです。 PDCE避雷針を設置してから2回落雷しました。17回が2-3回に減れば良いとは言えないのです。。。一回でも落雷して被害を生じれば御迷惑をおかけします。横浜に住みながらも日本海側の冬季雷で毎日がドキドキです。

昨年の大晦日に、この映画を見てきました。映画のタイトルは氏名だけですが、呼び捨てするには恐れ多いお名前なので官職名も付けました。組織の中での個人意見の無力さ、上下の微妙な関係、外から見える組織と組織の中での事情。組織は難しいですね。第二波攻撃を避ける南雲中将にも事情があって、この関係はまるでホームドラマのような分かり易さでしたが、欲を言えば当時の国際情勢をもう少し入れていただければ時代背景が明確になったことと思いました。

太平洋戦争から70年以上経っても本質が変わっていない部分も垣間見えました。例えば、
1)正しい情報を伝えないを当時の大本営発表と原発事故での政府発表
2)ダメージ・コントロール(注)が70年以上たってもまだ身についていない点
現在の日本の原点が見え隠れする内容でした。

夕食に父親が一尾のカレイの煮付けを一人一人の子供に分けて与えると、一人一人の子供が「ありがとうございます」と。。。昔の食卓は質素であっても父の大きな威厳がありました。生活が豊かになり、父も子供も同じおかずで一人一尾づつでは、このような絵にはなりません。古き良き習慣は、物質的な豊かさとは相容れないもののようです。

注:ダメージ・コントロール
海軍艦艇は闘いの中で損傷することを想定しています。しかし、あらゆる損傷を拡大させないような対処を日常的に訓練しています。自分が乗った船のことですから、「想定外」などと他人事のようなことは言っておられません。「想定外」という言葉を使う人には真剣さが微塵も感じられませ。まるで他人事。自分の乗った船のことではないからどうでもいいというレベルです。「日本丸」の舵取りをしている責任感が感じられません。旧海軍でも、この点では現在のレベルからすれば足りないところがあったようです。事故を起こさないための訓練だけではなく、起きてしまったときに損害を最少にするための訓練も大事です。

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あけましておめでとうございます    毎朝のチェツクと海上保安庁

2012年01月04日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。

本日のサンケイ新聞 朝刊 愛知・岐阜・石川・富山版に弊社の全面広告が掲載されます。ホームページの「掲載広告」にもありますのでご覧いただければ幸甚です、

毎朝、最初にするのは敦賀湾の気象チェックです。横浜に住みながら、何故、敦賀? 立石岬の風向、風速が表示されていれば、立石岬灯台のPDCE避雷針が機能していることになりますので、これを確認し、安心して出勤の準備に移ります。会社でも一日に何度となくチェックしています。3月になるまでは冬の雷があり、大丈夫と思いつつも気になります。

昨年末、クリスマスの頃に大きな落雷がありまして、立石岬の気象情報が一時不能になってしまいました。自然相手に、常に100%の効果はあり得ないとお客様にも自分自身にも言い聞かせていますが、期待値のほうが大きくなってしまいがちです。年末に復旧し、ホットしましたが、以前に増して敦賀の気象状況が気になります。立石岬灯台は、第八管区海上保安本部の敦賀保安部で管理しています。

海上保安庁は、北海道から沖縄までを11の管区に分けて担当しています。その区分は概ねですが、

第一管区  北海道
第二管区  東北、日本海側で秋田、太平洋側で青森、岩手、宮城
第三管区  福島、茨城、千葉、東京、神奈川、静岡
第四管区  愛知,三重
第五管区  四国太平洋側
第六管区  瀬戸内海
第七管区  北九州、対馬
第八管区  山陰海岸、福井
第九管区  石川、新潟
第十管区  九州 南側
第十一管区 沖縄

これらの管区のHPは、それぞれ工夫を凝らして面白いものがあります。 その近辺の海の気象状況も表示されていますので、海に出かける前には要チェックです。各管区での代表的な灯台における30分毎の風向と風速を知ることが出来ます。灯台は明かりを灯すだけでなく、気象情報を収集しHPで公開しています。場所によってはライブ映像を見ることもできます。

ちなみに、風速10m位で、波頭が砕けて白波が立ち始めます。ヨットの初心者ではソロソロ危なくなる風速で、ヨットハーバーでは、出艇を禁止するところもあります。海難事故で海保の御世話にならぬよう、海の上では必ずライフジャケットを付けましょう!また、海保には、「友の会」というのがあります。厳密には海保自体の組織ではなく、警察の交通安全協会のようなものです。私も海保の活動に感謝し「三管友の会」に入っています。

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