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学問のすすめ  福沢諭吉

2019年04月09日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

140年も前に書かれたのですが、時代は変わっても中身のある言葉はいつまでも廃れることはありません。 社会は大きく変貌しましたが、社会を構成する人間自体はたいして変化していないのです。「学問のすすめ」は、明治初期の激動の時代に書かれましたが、その中で一番好きなのは次の言葉です。

「未だ試みずしてその成否を疑うものは、これを勇者と呼ばず」 物事をネガティブにとらえ、新しい事をする前から「リスクが大きいから辞めておこう」などというのは、勇気がない。。 

この時代、現在よりは遥かに激動の時代です。幕府から新政府に変わったものの新政府は何をするのも初めての素人集団ですし、身分制度が廃止されてもその影響も残り、かつ、国際情勢も国家が弱体であれば列強国の植民地になってしまう。国民の民度もそれほど高くは無く、産業も始まったばかりで競争力は無く、大変な時代でした。 

そんな中で当時ベストセラーになった「学問のすすめ」は、ネアカに国民を励ましたのです。 この中のお言葉、いまでも全くその通りなのです。 それどころか、道徳についての教えが世代間で伝承し難くなっている現在、人間の生き方について指針となるようなものを親も、そして学校教育の中でも子供に教えにくくなっている、というより、未発達のまま親になってしまい、子供のような親が増えている中で己を正すのには、古典的な良書を利用するのが一番なのです。 

福沢諭吉の世界観は、自分自身の身の周りだけでなく後世のために働くということで、それが、先人の遺産をもらった我々の後世への義務へと続くと大きなものです。 この考えに支えられ、私も「エンジニアの使命は社会課題の解決」と大ミエを切っています。 人のために何かをするというのは大事業でなくても、身の回り事であれな何でももいいのです。 この題名は、学問を習得して学者になる事を勧めているのではなく一般国民への励ましなのです。

慶応大学には縁もゆかりもないのですが、福沢諭吉さんの名著は日本の宝であり、これを読まないのはモッタイナイことなのです。

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